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12月8日の相場振り返り

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さて、昨日の相場の振り返りですが、早速行ってみましょう!

日本市場3指数と寄与度ランキングの確認

日経・TOPIX・マザーズ複合チャート(リアルタイムチャート)
日本市場3指数と寄与度ランキング(リアルタイムチャート)

■値上がり銘柄116、値下がり銘柄104と売り買い拮抗の展開
昨日は、米市場3指数続伸の流れを受けて、寄りから高く、一時利益確定売りに押されるも底堅く緩やかに上昇。後場も引き続き流れが変わらず上昇し、引け間際に売られ伸び悩みましたが、28,800円台をキープして終了しました。東京エレクトロンやファナック、ファーストリテイリングなどの主力株が買われた反面、トヨタ自動車などの陸運、また、不動産関連が弱い印象でした。昨日寄与度上位TOPだった、ソフトバンクグループ一旦の調整となりました。

■TOPIX寄与度ランキングTOP10

TOPIX寄与度ランキング(みんかぶ)

■ソニーG、レーティング強気を継続、目標株価17,000円に引上げ
欧州系大手証券が12月7日に、ソニーグループ<6758>のレーティングを強気に据え置き、目標株価を15,700円から17,000円に引き上げました。

■ソニーG、米ソニーG傘下のゲーム事業売却で譲渡益650億円計上。
ソニーグループは7日、米ソニー・ピクチャーズエンタテインメント(SPE)傘下のゲーム事業売却を完了したと発表。2022年2月2日に発表する21年4~12月期決算で譲渡益約650億円を営業利益として計上する。22年3月通期の連結業績予想は精査中としており、決算発表と併せて公表する予定とのこと。

■トヨタ、クラウンパトロールカーのサイレンが鳴らなくなるリコール届出
トヨタ自動車は12月8日、トヨタ『クラウン・パトロールカー』について、サイレンが鳴らなくなるおそれがあるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出たそうです。対象は、2021年6月1日~9月16日に製造された197台。
対象車両は、サイレン用アンプの制御プログラムが不適切なため、サイレンを鳴らさずにマイク音量を最大で使用すると、当該アンプに過電流が流れる場合がある。そのため、ヒューズが切れ、サイレンが鳴らなくなるおそれがある。

■マザーズ寄与度ランキングTOP10

マザーズ寄与度ランキング(みんかぶ)

■メルカリ、レーティング中立を据置き、目標株価7,100円に引上げ
欧州系大手証券が12月8日、メルカリ<4385>のレーティングを中立に据え置き、目標株価は6,300円から7,100円に引き上げた。

メルカリ累計出品数推移

メルカリの累計出品数、25億品を突破 サービス開始から8年半で
メルカリは12月8日、フリマアプリ「メルカリ」での累計出品数が、日本国内で25億品に達したと発表した。2013年7月のサービス開始から約8年半での達成となった。同社は不要になったものを捨てずに販売する「リユース意識」の高まりや、コロナ禍以降に始めたオフライン施策の強化などを達成の要因として挙げている。

昨日の日本市場概況

■市場のポイント

 1.日経平均は405円高と大幅続伸、前日の欧米株高受けリスク選好
 2.新型コロナのオミクロン株による経済活動への過度な懸念後退
 3.メジャーSQ算出を前にオプション絡みの買い戻しで浮揚力働く
 4.終盤一時伸び悩むも大引けにかけ買い直され2万8800円台で着地
 5.値上がり数は全体の5割強にとどまるも、売買代金は連日3兆円台

東京市場では、欧米株市場が大幅上昇したことを受けリスク選好の流れが継続、日経平均株価は400円あまりの上昇をみせた。

■東京市場概況

8日の東京市場は、前日に続き、主力株を中心にリスクを取る動きが優勢だった。前日の欧州株市場でドイツやフランスの主要株指数が大幅高となったほか、米国株市場でもハイテク株比率の高いナスダック総合指数が3%超の上昇をみせるなど買い戻しが加速しており、東京市場もこの流れに追随した。新型コロナウイルスの変異株であるオミクロン株に対する過度な懸念が後退し、経済活動に与える影響は限定的との見方が市場のセンチメント改善につながっている。後場に入ると日経平均は一段高。先物にメジャーSQ算出を前にしたオプション絡みの空売り買い戻しが入り、全体指数に浮揚力を与えた。後場終盤は戻り売りや目先筋の利益確定売りで伸び悩む場面もあったが、引けにかけ買い直された。ただ、東証1部の値上がり銘柄数は全体の5割強にとどまっている。売買代金は連日で3兆円を上回るなど活況だった。

■前日の米国市場概況

前日の米国市場では、NYダウは前日比492ドル高と続伸した。新型コロナのオミクロン変異株による経済への影響が限定的との見方が広がり、景気回復期待が再燃した。

■個別銘柄状況

◯買われた銘柄
レーザーテック<6920>や東京エレクトロン<8035>などの半導体製造装置関連が買われ、任天堂<7974>も上昇した。ファーストリテイリング<9983>も買いが優勢。リクルートホールディングス<6098>も上値を追った。ソニーグループ<6758>、キーエンス<6861>、ファナック<6954>なども上昇した。NCホールディングス<6236>が値上がり率トップに買われ、関西スーパーマーケット<9919>も大きく切り返した。井筒屋<8260>の物色人気も続いている。中外製薬<4519>も値を上げた。
●売られた銘柄
日本郵船<9101>、商船三井<9104>などが軟調、トヨタ自動車<7203>も冴えない。三井不動産<8801>が安く、伊藤忠商事<8001>も売りに押された。日本ハウスホールディングス<1873>が値下がり率トップに売られ、丸和運輸機関<9090>、アイル<3854>なども下落した。

■日経平均寄与度ランキング

◯プラス寄与度上位5銘柄
東エレク <8035> 、ファナック <6954> 、ファストリ <9983> 、中外薬 <4519> 、テルモ <4543> 。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約173円。
●マイナス寄与度上位5銘柄
トヨタ <7203> 、住友不 <8830> 、三井不 <8801> 、SBG <9984> 、TOTO <5332> 。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約20円。

業種別株価指数変化率

業種別株価変化率(リアルタイムチャート)

■東証33業種のうち上昇は15業種。
上昇率の上位5業種は(1)精密機器、(2)その他製品、(3)医薬品、(4)サービス業、(5)電気機器。一方、下落率の上位5業種は(1)不動産業、(2)海運業、(3)倉庫運輸関連、(4)陸運業、(5)建設業。

◯値上がり率上位10

(1)NCHD <6236> 、(2)関西スーパ <9919> 、(3)日シス技術 <4323> 、(4)駒井ハルテク <5915> 、(5)バリューHR <6078> 、(6)井筒屋 <8260> 、(7)インソース <6200> 、(8)ドリームI <4310> 、(9)スノーピーク <7816> 、(10)中外薬 <4519> 。

●値下がり率上位10

(1)日本ハウス <1873> 、(2)トップカルチ <7640> 、(3)光世 <8617> 、(4)丸和運機関 <9090> 、(5)アイル <3854> 、(6)三井不 <8801> 、(7)グロブライド <7990> 、(8)Sサイエンス <5721> 、(9)名村造 <7014> 、(10)野村不HD <3231> 。

WTI原油先物

WTI原油先物(リアルタイムチャート)

現在のWTI原油先物は、+0.63(+0.87%)の72.68と小幅に続伸。

オミクロンへの懸念で原油は先週大きく売り込まれたが、影響がそれほど大きくならないとの見方から今週に入り相場の調整が続いているとアナリストは指摘する。

南アフリカのアフリカ・ヘルス研究所の研究者、アレックス・シガル氏は7日、オミクロン株は、米ファイザーとビオンテックのワクチンが提供する防護機能を部分的に擦り抜けることができるとの見方を示した。

英製薬大手グラクソ・スミスクライン(GSK)は、米Virバイオテクノロジーと共同開発した新型コロナウイルス感染症に対する抗体治療薬「ソトロビマブ」について、初期段階の研究データでオミクロン変異株の全ての変異に有効との結果が得られたと発表した。

米週間在庫統計に投資家は反応薄だった。関係筋によると、米石油協会(API)が7日に公表した米在庫統計は、原油在庫が減少する一方で、ガソリンとディスティレート(留出油)の在庫は増加した。

イランの核合意再建協議の行方や緊迫するロシアとウクライナの情勢、今冬の北半球の天候にも注目が集まっているという。[ロイター]

バルチック海運指数と海運銘柄一覧

12月6日時点 バルチック海運指数です。 (money box)

7日時点のバルチック海運指数は、+117.00(+3.62%)の3352.00と10日連続で上昇しています。

昨日の、日本市場海運銘柄は反落。一旦の調整が入りました。
川崎汽船は、上昇の幅こそ少なくなってきましたが、引き続き小幅に上昇。日本郵船、川崎汽船は反落と高安まちまちの展開になりました。

日本郵船 日足チャート

小陰線で引けましたが、基準線付近で買われ底堅い雰囲気があります。上は、雲の下限で押し戻されましたが、RSIは、62%程度と買い優先の状況です。

商船三井 日足チャート

小陰線で引け。雲の上限で押し戻され、RSIは買われすぎ水準ですので、70%ラインを下抜けしたとき少し注意したいところではあります。

川崎汽船日足チャート

小陽線で引け。下は雲の下限に支えられたとみても良いでしょうか。雲の上限がサポートになりつつ引き続き上昇していくか確認したいところです。RSIは、81%とそろそろ注意が必要なラインなので、利確ラインをしっかりと決めていきましょう。

SOX指数と半導体銘柄一覧

12月7日時点 SOX指数 (money box)

12月8日時点のSOX指数は、-24.30(-0.61%)の3,964.44と小幅に下落。

■Apple、iPhone13の生産台数は計画より20%減少、半導体チップ不足の為
Apple社のスマホ「iPhone 13」の9月と10月の生産台数は、従来の計画に比べて20%減少し、タブレット端末「iPad」の生産台数は、部品不足や中国での電力制限の影響により50%減となった。日本の英文メディア「Nikkei Asia」が8日、情報筋の話を引用して報じている。


■半導体の供給不足は2022年に解消
エレクトロニクス産業の基幹をなす半導体の世界的な不足は、2022年には解消される。米企業クアルコムのクリスティアーノ・アモンCEOが表明した。同氏の発表を韓国のサイト「The Elec」が紹介した。
同サイトはアモンCEOを引用し、電子機器の供給問題に関する状況は、日に日に改善されており、おそらく来年には完全に解消されると伝えている。

クアルコム社は、OSシステムのアンドロイドをベースとするスマートホン用プロセッサーを世界中に供給している大手企業の1つ。同企業CEOのアモン氏は、半導体市場の状況を注視している。まさに半導体の供給問題から多くのスマートホンメーカーはクアルコム社から十分なプロセッサーの納品を受けることができず、そのために人気製品の生産が減少し、店頭の販売価格の高騰が発生した。
通信社「スプートニク」は以前、日本のソニーと台湾のTSMCが、熊本県に半導体の製造工場を共同で建設することを決定したと報じている。

中国恒大株が最安値を更新

中国・深センにある恒大集団の本社(Noel Celis/AFP via Getty Images)

■広東省広州市の共産党委員会書記と市長更迭。恒大集団が原因か。
中国当局の発表によると、広東省広州市の共産党委員会書記と市長が3日に更迭された。2トップの同時解任は極めて異例である。同省深セン市に本社を構える不動産開発大手、恒大集団の債務危機問題が背景にあるとの見方が上がっている。
その恒大集団は3日、2億6000万ドルの社債について返済できないと示唆する声明を発表した。これを受けて、広東省政府は同日夜、恒大集団にリスク処理などに向けた作業チームを派遣すると公表した。

恒大集団 日足チャート

3指数日足一目均衡表

日経平均

日経平均日足チャート(trading view)

下髭陽線で引け。かろうじて雲の下限で止まった形です。RSIは、売られ過ぎ水準から上昇し、現在40%。このまま上昇し、50%ラインを越えれば転換したと判断したいところです。MACDは、ゴールデンクロス直近です。
本日は、この雲を抜けることが出来るのか期待したいところです。

TOPIX

TOPIX日足チャート(trading view)

小陰線で引け。雲の下限に支えられた形。日経平均同様MACDはゴールデンクロス直近です。RSIも42%とこのまま50%ラインを上抜け出来るか確認していきたいところです。

マザーズ

マザーズ日足チャート(trading view)

小陽線で引け。株価の周辺にサポートやレジスタンスになるものがないので、なかなか読みづらいところはありますが、RSIは、30%とまだ売られ過ぎ水準で、弱い状況ではありますので油断しないようにしたいと思います。次は、1,073Pあたりを目指していきたいところです。

米国市場3指数最新

米市場3指数最新(リアルタイムチャート)
その他指数最新(リアルタイムチャート)
仮想通貨最新(リアルタイムチャート)

■米市場概況のポイント

1.市場はオミクロン株への警戒感を後退も、きょうは上げ一服
2.ビオンテック、ワクチンの3回目のブースター接種でオミクロン株の中和が確認されたと、試験施設での暫定結果を元に発表
3.FRBの利上げの影響を危惧する声も根強い。

■米市場概況

 きょうのNY株式市場でダウ平均は小幅に続伸。リスク選好のムードは継続していたものの、さすがにこのところの急上昇で、きょうは上げ一服となった模様。

 市場はオミクロン株への警戒感を後退させている。取引開始前に伝わったファイザー<PFE>のコメントも、その雰囲気をサポートしている模様。ファイザーとパートナーの独ビオンテック<BNTX>は、ワクチンの3回目のブースター接種でオミクロン株の中和が確認されたと、試験施設での暫定結果を元に発表した。現在のバージョンのワクチンによる3回目のブースター接種は抗体を25倍に拡大させ、元のウイルスや他の変異体に対して2回投与した後に観察されるのと同水準の状態を提供できるという。一方、2022年3月までにオミクロン株に対する固有のワクチンも別途提供できると確信しているとも述べた。

 ただ、市場からは過度に楽観的になるべきではないとのコメントも聞かれる。政府が3回目のブースター接種をどの程度実行に移せるのか未知数の部分もあり、実際に英国では新たな規制を導入する動きも出ている。来週月曜日から自宅勤務を再び推奨するようだ。また、IT・ハイテク株の買い戻しが全体を先導しているものの、今後のFRBの利上げの影響を危惧する声も根強い。

 きょうはクルーズや航空など旅行レジャー関連の上げが目立った。一方、銀行株は上げが一服。IT・ハイテク株はまちまちの中、アップル<AAPL>が最高値更新を続けている。日経新聞がレポートの中で、アップルがサプライヤーに対して、11-1月にかけてアイフォーンの生産を加速させると伝えていたと報じたこともフォローとなっていた模様。ナスダックは序盤は下げて始まったものの、小幅ながらもプラス圏での推移を続けた。

■個別銘柄状況

ロク<ROKU>が大幅高。同社のプラットフォーム上でのユーチューブおよび、ユーチューブTVの利用継続について、グーグルの親会社であるアルファベット<GOOG>と契約延長で合意したことが好感された。

 ITサービスのEPAMシステムズ<EPAM>が大幅高。前日引け後にS&Pダウジョーンズ・インディシズが同社をS&P500株価指数の算出銘柄に採用すると発表したことが買い手掛かり。

 オンライン・アパレルのスティッチ・フィックス<SFIX>が大幅安。前日引け後に8-10月期決算(第1四半期)を発表。第2四半期の売上高見通しが予想に届かなかったほか、EBITDAの見通しも予想を下回った。今回の決算を受けてアナリストからの投資判断や目標株価の引き下げが相次いでいる。

 レストランチェーンのデイブ&バスターズ・エンターテイメント<PLAY>が上昇。前日引け後に8-10月期決算(第3四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。主力のアミューズメント部門が好調だった。

 グッドイヤー・タイヤ&ラバー<GT>が上昇。アナリストが投資判断を「買い」に引き上げ、目標株価も従来の29ドルから32ドルに引き上げた。

 コングロマリットのハネウェル・インターナショナル<HON>が下落。アナリストが投資判断を「中立」に引き下げ、目標株価も従来の270ドルから245ドルに引き下げた。

 工具メーカーのスタンレー・ブラック&デッカー<SWK>が上昇。警備サービスを手掛けるスウェーデンのセキュリタスが、スタンレー・ブラックの警備部門を買収することで合意した。買収規模は現金で32億ドル。

ADR値上がりランキング(円換算)

ADR株価ランキング(money box)

ADR値上がりランキングは、引き続き凸版印刷が1位となっている。
ANAホールディングスが10位にランクイン。

日経平均CFDの今は!?

日経平均先物CFDチャート(リアルタイムチャート)

現在の日経平均CFDは、+64円の28,925.00と小幅続伸。

米市場は3指数揃って、小幅ながらも続伸しました。ここ2日間の急激な上昇に伴い、一服といったところでしょうか。オミクロン株については、ファイザーとビオンテックから3回目のワクチンブースター接種によりこの変異株にも有効性が確認されたとの発表があり、懸念がさらに後退しましたが、来週のFOMCを控えており、様子見からの横ばい圏推移となりました。先物を見ると日本市場も今週末のメジャーSQと来週のFOMCから横ばいの流れを予想しています。

それでは、本日もよろしくお願いいたします。

※株式投資は、さまざまなリスクを正しく認識したうえで、自分自身の判断と責任に基づいて行なわなければなりません。これが「自己責任」の原則です。

誰かに「儲かる」とささやかれて損をしても、誰も損失を補償してくれません。大切なのは、自分のマネープランに適した「自分のルール」を作り、それをしっかり守ること。


自分の株式投資に関する知識、投資経験、投資目的、資産の状況などを勘案して、どれくらいを運用資産に回せて、どれくらいまでなら損をしてもよいのかという許容範囲を決め、損失はその範囲内に収まるようコントロールしましょう。









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