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仕事相手のメールアドレスに若干納得がいかない



納得がいかないメールアドレス

メールなんて届けばいいんだから、相手のアドレスが正しければそれでいい。私もそう思いながら10年以上働いてきた。ところが……

納得がいかないメールアドレス(本論)

知り合いに、名字の最後が「一(いち)」、あるいは「市」になる方がいる。例えば「金田一」さんとか「高市」さんとかを想像して欲しい。

その人のメールアドレスは、当初はこんな感じだった。以下、金田一さんで例えてみよう。

kinda-1@yahho.qmail.blala.co.jp


ドメインの方は適当だ。

金田一さんの「一」を活かした良いアドレスと思う。実際こういうアドレスにしてる人もいるんじゃあないだろうか。

さてその後、金田一さんは何らかの都合でこのアドレスが使えなくなったようだ。まぁ、そういうこともあるだろう。

その結果、次のようなアドレスになった。

kinda-2@yahho.qmail.blala.co.jp


〜〜〜〜〜〜〜ッッ!!??


では、どうすれば良かったのか

改善案① 名前のニュアンスを入れる

「kinda-1@〜〜」はかっこいい。メアドの、特に後半に入りがちなアラビア数字を、本来の名字を活かして入れている。スマートだ。

ところが「kinda-2@〜〜」は数字に引っ張られすぎた感がある。スマートなアドレスに仕立てていた根本要因である、名字自体を変えてしまっている。

そこで、「kinda-1@〜〜」の形態を殺さずにメアドを変更できればいいわけだが、一つのソリューションとして名前の部分を入れるってのがある。

kinda_1kyahho.qmail.blala.co.jp

いかがだろうか。ここでは金田一京介の名前の方の「K」を入れてみた。

金田一京介

「K」ってのはいい。今BUMP OF CHICKEN「K」を聴きながらこれを書いている。夏目漱石の先生の学友も「K」だった。これがもし「P」って名前だったらちょっとやばい。

金田一先生にもしも大学のアドレスがあったならば「kinda_1k@l.u-tokyo.ac.jp」となるだろう。

かなりいい感じじゃないか。

改善案② あくまで数字だけにこだわる

「kinda-1@〜〜」の数字と漢字とがもたらす融合の美しさは計り知れない。もう少し、数字にこだわるべきかもしれない。

ただ単純に「2」にすると、この美しさはあっという間に霧散してしまうことは先述した通りだ。本節では次の案を提案したい。

kinda-13@yahho.qmail.blala.co.jp


「きんだじゅうさん」と読むなかれ。これで「金田一さん」と読ませるのだ。

金田一という人がいた場合、現代社会で生活しているのであれば大抵「金田一さん」と呼ばれるのではないだろうか。これは田中も鈴木も同じことだ。田中さんとか鈴木さんとか呼ばれる。

ここで、それを逆手に取る。自分からみんなに呼ばれている「金田一さん」をアドレスにしてしまうのだ。

これで数字を生かして、呼び名を自分から名乗る感じになる。ちょっとお茶目な、普段の金田一さんらしい雰囲気が出るように思う。

「2」じゃなかったのだ。正解は「13」ってわけ。


結語

私は金田一さんのアドレスを勝手に変えることはできない。「kinda-2」になったとき、少しの違和感と失望とを感じたことを否定できない。でも、それは仕方のないことだ。私はこのことを決める権限はないのだ。

いつもどおり、お互いに仕事でやり取りするだけ。


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