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2022年に試してよかった機材/工具

2022年も色々な機材を試すことができた。今年試した機材の中で、特によかったものを紹介したい。2022年前半時点での振り返りはこちら

ギター/機材編

第5位: FGN Expert OS

SSHのギターが増えてしまったため迷った挙句既に手放してしまったのだが、振り返ってみると今年一年で試したギターの中で最も印象に残ったのはFGN(Fujigen)のExpert OSだった。全体的な作りやパーツの品質が良かったのは勿論、音のプリセット的なものを作れるダイレクトハムアウトスイッチがとても印象的で、その後手元のギターにも同じ機能を改造で取り付けたりした。良いギターだと思う。

第4位: Thomastik-Infeld

2022年はいくつかフラットワウンド弦を試してみたが、Thomastik-InfeldのJS111は弾きやすさ的にもサウンド的にもまさに求めていた弦だった。ES-335で使用しているが、ラウンドワウンド弦よりも移動がスムーズでノイズも出にくく弾きやすいと感じる。この弦のおかげで335を弾く楽しみが更に増えたのは間違いない。機能的にはとても満足だが、値段が高めであることと若干錆びやすい点が難点。

第3位: Bogner Alchemist 112V (+Torpedo Captor)

頂き物のアンプで、もらった当初は期待していなかったのだが意外にもクリーントーンがとても良い。いつかFenderの真空管アンプが欲しいと思っていたのだが、Alchemistのクリーントーンも十分すぎるほどに良い。スタジオに行かなくてもこのトーンを楽しめるというのは幸せだ。Torpedo Captorを使うことで、小音量で演奏したり簡単に録音できるようになった。

第2位: BOSS CP-1X Compressor

コンプレッションのかかり具合を表示するインジケーターが素晴らしい。これがあることで、耳からの情報だけでなく目で見ながら設定がギター・奏法にマッチしているかをチェックできる。係り具合も自然で、音の粒をそろえて粗が目立たないようにしたり、ゲインをあげずにサステインを稼いだり、色々な使い方ができる。

第1位: BOSS Noise Suppressor NS-2

1987年に発売されたペダルで、今更感はあるが今年最も買って良かった機材はNS-2だった。ミュート時のノイズが消えることで、録音したサウンドに大きくメリハリがつくとは思わなかった。アナログ機材を使うときは必ず最前段に挿むようにしている。存在は昔から知っていたが、機能が地味に見えていたため過小評価して試してこなかった。15年くらい早く試しておけば良かったと感じている。

工具/メンテナンス編

ヤナセ ミニコングNEXT

小型、コードレスでとても使い勝手が良い。フレット磨きや金属パーツ磨きにかかる時間が大きく短縮された。2021年に買ったVesselの電動ドライバーと並んで、購入したことでギター修理・メンテナンスが快適になった一本。電源を入れるタイミングで一瞬高回転になる点は少しだけストレスだが。

先の曲がったピンセット

これといって目新しいものではないが、ハンダづけや細かい作業(セミアコのボディ内の配線を手繰り寄せるなど)をする際に先端の曲がったピンセットを使うようになったら、作業がやりやすくなった。100円で買えるようなものだが、もっと早く気がつけばよかった。

セリアの粘着両面テープ

このテープじゃなくてもよかったのだが、この改造でIbanez AZにワイヤレスのトランスミッターを挿せるようになったことで、今年後半はだいぶ快適にギターを弾くことができるようになった。手軽な暫定的な改造だったが、今のところその後特に緩んだりトラブルが起きることもなく、快適に使用できている。Ibanez AZシリーズを使っていて、ワイヤレスを使えず困っている方がいたら是非お勧めしたい。


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