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[メンテナンス]もっと早く買うべきだった小型電動ドライバー VESSEL 220USB

最近小型の電動ドライバーを使っている人をよく見るようになった。話を聞くと、みんな口を揃えて便利だという返事が返ってくるので、自分も購入してみた。VESSELの220USB(ビット5本つき)。メンテナンス作業の効率はかなりあがった。こんなことならもっと早く買えばよかったと思った。

メンテナンスでネジを回している時間は結構長い

先日実施したSquier Affinity Series Stratocasterのピックガード交換はもっともわかりやすいケースだったが、ギターのメンテナンスの作業でネジを回している時間は結構長い。動画や記事では省略しているが、組み立ててみたら調子が悪い箇所が見つかって、もう一回バラす、などの工程も含めると、かなり長い時間ネジを回している。

この電動ドライバーが届いてから、早速一本ギターのメンテナンスを行ったのだが、驚くほど早く快適に作業が進んだ。ネジを回す時間が短くなること自体は言うまでもないが、ネジを回すことの「疲れ」もなくなるので休憩の時間も減り、集中力も途切れずかなり作業のリズムが良くなる。

軽くて小さい

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元々電動インパクトドライバーは持っていたのだが、重くて嵩張る旧型だったため、持ち運びや収納、充電が面倒でギターのメンテナンスの作業では使っていなかった。このVESSELの電動ドライバーは、普通のドライバーとほとんど変わらないサイズで、重量も160gしかない。普通のドライバーのように工具箱にしまっておいて、普通のドライバーを取り出すのと同じように使用できる。

普通のドライバーとしても使える

この電動ドライバーの良いところは、普通のドライバーとしても使用できるところだ。慎重に作業したい場面では手動でネジを回し、手早く作業したい場面では電動ドライバーとして使う、ということができる。場面に応じて、わざわざ持ち替えなくても良いし、工具箱のスペースも取らない。これは個人的にとても大きいポイントだった。

自分の場合は、ある程度のところまで電動ドライバーとして締めて、最後の締めの部分だけ手動で締める、というような使い方をしている。

LEDが何かと便利

この電動ドライバーには、ドライバーの先端部分を照らしてくれるLEDがついている。光が入りにくい箇所の作業が快適になるのはもちろん、キャビティの中の配線の様子をチェックしたい時などにこれが何かと役に立つ。

ただし、電動ドライバーを回している時しかLEDは点灯しない。手動で回している時に点灯しなかったり、回す前に確認したい時にも一度電動で回転させなければいけないという問題がある。LED単体でもON/OFFをコントロールできたらなお良かった。

マグネットがついている

ビットの先端には弱めだがマグネットがついている。ネジが吸い付いてくれるので何かど便利だ。

小さいネジには使えない

替えのビットが5本ついたセットを購入したが、いずれも口径が大きめなので小さいネジに使用することができない。更に替えのビットを買えば一応使えるのかもしれないが、本体も精密ドライバーに比べるとそこそこ大きいので、トラスロッドカバーのネジのような小さいネジの作業をするのは若干難しいかもしれない。

まとめ: だいぶ快適になった

評判通り、かなり作業が快適になった。すぐに使えてすぐに充電でき、スペースも取らないので、インパクトドライバーとは違う工具だと感じる。外国製の更に安いものも販売されているが、工具としての品質はとても高く、これにして良かったと感じている。当然ギター以外にも使用できるので、ギターのメンテナンスをやる人、DIYをやる人には積極的にお勧めしたい。



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