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バンドマンとはみなマーケターである。

どうも!

「マーケティングをもっと身近に。そしてポップに楽しく」

がモットー

Web広告代理店勤務のバンドマン!るーとです!

詳しい自己紹介はこちら⬇︎

今回は「バンドマンとはみなマーケターである。」というテーマでお話していきたいと思います。

マーケターとバンドマンの共通点とは?

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このnoteを見てくださっている方の中にはバンドが好きorバンドマンの方もいらっしゃるのではないでしょうか?

多くのメジャーデビューしていないアマチュアバンドマンは昔から

「どうやったらCDは多く売れるのか。」

「どうすればライブにお客さんが集まるのか。」

について頭を抱えてきました。

それはインターネットが、普及した今

ますます考えなくてはいけないテーマだと思います。

日夜バンドマン達はSNSを活用し、YouTubeにMVを投稿したり、音楽のサブスクサービスに自らの楽曲を配信し、世の中に自分たちの音楽を届ける工夫をしています。

これ実は我々「マーケター」も同じようなことをしているんです。

マーケター・マーケティングとは?

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「マーケターってなに?」

って思っている方はこちらの記事をどうぞ!

要点をまとめると

・「マーケティング」とは世の中のニーズを見極めて、商品が消費者に届くまでのあらゆる行為の総称

・「マーケター」とは「マーケティング」を行う人のこと

とこの記事では解説しています。

実は「マーケティング」の定義については正式に定められてはおらず、経済学者の間でも解釈の仕方は様々あると言われています。

とりあえず僕の考える「マーケティング」は大体こんなイメージです!

・商品、サービスごとの「市場」を分析し、「市場」に合わせた適切な方法で消費者の元に商品、サービスを届けること。

つまり「マーケター」はこれらの「マーケティング」活動を行う人々のことと言えますね。

バンドにおけるマーケティング

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ではバンドにおけるマーケティング活動とは何か。

「自分たちの曲を流行りに合わせろってこと?」

と思っている人もいるでしょう。

それは“半分正解”で“半分不正解”です。

確かに日本で人気を得るためには「JPOPの型」に従う必要があります。

事実あの「King Gnu」ですら自分たちの曲を「JPOPの型」に合わせたことで人気がでたと言っています。

ですがそれだけ人気が出るものではありません。

当然のことながらバンドごと、【そのバンドにしかない特徴・世界観】を持っている必要があります。

大事なことは「自分たちの強み」が何かをしっかりと決めて、メンバー全員がその自分たちの「武器」をしっかり認識できていることが重要です。

自分たちにしかない強み」や「世界観」のようなものが決まったら、あとはその「世界観」を求めている「お客さん」に向けて、自分たちの音楽を届けていく必要があります。つまりは「マーケティング」ですね。

それはすでに多くのバンドが行なっていSNSの活用やYouTube、音楽サブスクでもいいですし、あとは一部アーティストが行なっているYouTube広告などのWeb広告でも当然いいです。

要するにバンドマンたちはすでに「マーケティング活動」を行う「マーケター」であるということです。

「バンドマンはネットビジネスに成功しやすい!」

「Web業界で有名な人はバンドマンが多い!」

と言われるのはこのためですね。

(余談ですがサイバーエージェントの藤田社長や、ゾゾタウンの前澤さん

あとはSHOWROOMの前田さんも元バンドマンです。)

現役のマーケターが考えるこれからのバンド集客

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冒頭でもお話した通り、僕は現役の「マーケター」です。

日頃から担当しているクライアントの売り上げをあげるため奔走しています。

そんな現場の最前線でマーケティングを経験している僕が、これからのバンド集客について考えていきます。


YouTube広告がアツい

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今やYouTubeを知らない人はほとんどいないのではないでしょうか。

若者の間ではテレビよりYouTubeという人も少なくありません。

昔はテレビにCMを出せるバンドはメジャーのシーンで活躍するほんの一握りの人気バンドのみでした。

ですがYouTubeなら誰でも簡単に、しかも少額で広告を出すことができます。

そもそもYouTube広告ってなに?って方はこちらをどうぞ⬇︎

YouTubeの広告とひとくちに言っても様々な種類があります。

アマチュアバンドにおすすめなのは5秒でスキップができる「 インストリーム広告」です。

この「インストリーム広告」は30秒以上再生されなければ課金されません。

しかも入札単価は3〜20円が相場(1課金20円ほど)なため、非常に費用を抑えて広告を配信できます。

なので自分たちのMVを「インストリーム広告」に出稿して、最初の5秒や30秒以内にスキップされてとしても、無料で曲やバンドの認知拡大を行えるうえ、興味を持ってくれた人にはじっくりと自分たちの曲を聴かせることができます。

もうこれからはレーベルに所属しなくても、自分たちだけで音楽の宣伝を、多くの人が見るような媒体で行えるすごい時代です。

ぜひアマチュアバンド・アマチュアアーティストはこの「インストリーム広告」を活用してみてください。

Web集客の成功例から読み解く「勝ちパターン」

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でも実際自分たちの力でWeb集客を行なって成功したバンドなんているのかよ。

そう思っている方もいるんじゃないでしょうか?

実は自分たちの宣伝だけで成功しているバンドは一定数います。

その中でも特に成功していて、今回ご紹介させていただく上でポイントを解説しやすいのが「ACE COLLECTION」というバンドです。

彼らがすごいのは

いつまでに何をしたいか」を書き出し、ファンを獲得するための具体的なアクションを起こしていった点です。

彼らはまず、流行りの音楽や人気のバンドの楽曲アレンジ・カバーを中心に、コンスタントにYouTubeへ動画を投稿。

その結果抜群のセンスとVoの歌声が評判となり、破竹の勢いで知名度を上げていきました。

彼らは映像がめちゃくちゃ凝っていた訳でも、抜群に演奏・歌がうまかった訳ではありません。

※誤解がありそうなので補足します。当然普通に上手いとは思っていますが、メジャーで活躍するプロレベルで上手い訳ではありませんでした。

ですが他にはない画角や楽曲アレンジに加えて

ボーカルの圧倒的なカリスマ性と歌声など、超イケているオリジナリティ溢れるセンスがウケたという訳です。

このことから考えられるこれからのバンド集客のヒントは下記のようになります。

1.バンドメンバーのセンスが優れている。特にvocalがイケている。

2.いつまでに何がしたいか。KPI,KGI(目標)が明確。

3.未知より既知。人気の楽曲をカバーしている。

4.他のバンドにはない独自の世界観を持っている

順番に解説していきますね。

まず1番ですが、これは「商品」がしっかりしているってことです。

どんなにいいマーケティングを行なったとしても、そもそも商品がしょぼかったら売りようがありませんし、人気なんて出ません。

2番についてですが、具体的な目標を掲げることで、各々やるべきことが見えてきますし、何よりモチベーションになります。

3番は知らない人にいきなり自分たちの曲をいきなり聴いてもらうのはハードルが高いので、純粋に検索数の多い既に人気のある曲のアレンジを行うことで、多くの人に自分たちの存在を認知してもらうということです。

4番目にかんしては、先ほどもいった通り「自分たちの強み」は何かを考えて、他のバンドとの差別化を行うということです。

やはり先行利益というのは大きいです。

今更ヒカキンの真似をして、YouTuberで有名になるのは難しいですよね。

だからこそ自分たち以外がやっていなかったことを、見つけそこで勝負することが非常に重要に大切です。

「ちょっとまった!全然これからじゃないやん!今までもそうだったでしょ。」

と思った方もいるかとは思います。

忘れていませんか?

彼らはこれらのことを全て【自分たちで】しかも【ネット上で

実現させてきました。

そう。

まさにこの「ACE COLLECTION」モデルのバンド集客がこれからの時代のメインストリームになると僕は考えています。

まとめ

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みなさまいかがだったでしょうか!

今回「バンドマンとはみなマーケターである。」というテーマでお話していきましたが、楽しんでいただけましたか?笑

自分たち自分たちという「商品」を売り出す。

そんなバンドマンの方達はみんな優れた「マーケター」ということです。

そしてこれからの時代は確実に、自分たちで集客できるバンドが強いです。

もうレーベル頼りの時代は終わりつつあります。

まずは練習を重ね、様々な音楽に触れ自分たちのセンスを磨きましょう。

その次に具体的なバンドの目標を決め、「マーケティング」に狂いましょう。

僕はバンドマンこそしっかりと「マーケティングを学ぶべき。」と考えています。

もし僕のTwitterをフォローいただけたら、日々マーケティング×バンドネタを発信していますので、お役に立てると思います。

バンドマン以外にも「マーケター仲間」や「絵師」の方

「DTMer」さんその他仲良くなりたい方を募集しています。

じゃんじゃんフォローしてください!

以上

「マーケティングをもっと身近に。そしてポップに楽しく」

ロックバンドCRISPY FLYのGt&Vo

るーとでした!


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