これからは、他者への愛と思いやりが大切になる時代になります。
「どうしたら自分が一番になれるか」
「どうしたらお金をたくさん稼ぐことができるか」
今までの時代は、こういうことを重要視して生きてきた人も多いかもしれません。
でも、これからの時代はこういう考えを持ち続けていると生きづらくなっていくのではないかと思っています。
これからは、他者への愛や思いやりがとても重要な時代になっていくと感じています。
「みんなが幸せになるためにはどうすればいいか」
「どうすればみんなが笑顔で過ごせるか」
日頃からそんな思いを持って生きている人は、これからは生きやすい時代になると思います。(^_^)
ただ、自分自身が満たされていなければ、他人を思いやることはなかなか難しいのですよね。
自分自身を満たし、愛することができている人は、他人を思いやる気持ちが自然と出てくるし、見返りを求めずに愛を与えることができます。
いま自分がそういう状態ではないからといって、悲観する必要はありません。人間ですからそういうときもあります。
自分を癒したり、自分のこころや身体のケアをしていくと、自然と内側が整って心のバランスが取れてきます。
そうすれば他人に愛を与えたり、他人からの愛を受け取る準備が少しずつできてきます。
他人に対して愛や思いやりを表現すると、それは必ず自分にも返ってきます。
すぐに返ってこない場合もあるし、本人ではなく別の誰かから返ってくることもあります。
見返りを求めない純粋なエネルギーを出せば、相手からも純粋なエネルギーで返ってきます。
もちろん、他人を良い気分にするために無理をする必要はありません。
クライアントさんにも多いのですが、自分が我慢をしたり無理をしてまで他人のために尽くす人がいます。
でもそれは、自分に対する愛や思いやりに欠けているということに氣づいてほしいと思います。
自分にできることを、できる範囲内ですればいいんです。
例えば、コンビニでお釣りを受け取ったときに、店員さんに「ありがとう」と伝えることでも。どんな小さなことでもOKです。
そのときに、小さいかもしれないけれど、自分と店員さんとの間に愛と感謝と喜びのエネルギーが循環します。
反対に、ネガティブなエネルギーも循環してしまうので要注意です。
他人に対して怖れや怒りといったネガティブな感情を持ち続けていると、それは必ず自分に返ってきます。
怖れや怒りといった感情はそれ自体良くも悪くもありませんが、それらの感情を持ち続けていると、怖れや怒りを感じるような現実が実際に起きてしまいます。
愛と思いやりにあふれる人間関係を築きたければ、自分のなかの怖れや怒りといったネガティブな感情を見つけたら手放していくこと。
そして、自分を大切にして、内側を整えていくことが大事です。
環境も、自分で選択して自分に与えていく必要があります。嫌だと感じたり、自分に合わない場所に長くいると、どんどん自分が苦しくなっていくばかりです。
できるだけ、自分にとって心地よいと感じる環境を自分に与えてあげましょう。
自分の内側を整えて、他者に対してできる範囲内で愛や思いやりを表現してみる。
そうしていくと、自分と他者との間で「愛と思いやりの循環」が生まれます。
そういう機会がどんどん増えていけば、さらに豊かで幸せな人生に変化していきますよ。(^_^)
心理カウンセラー 高田奈津子
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