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この秋、子どもと一緒に芸術で遊ぼう!

「〇〇の秋」シリーズ、これまで「食欲の秋」「スポーツの秋」「睡眠の秋」の3つをテーマにしてきました。

第4回で最終回の本日は、「芸術の秋」をテーマにしたいと思います。


生粋の芸術家なのでは…!?と、いつも驚かされるような子どもたちの溢れんばかりの感性。

けれども、そんな遊び心を思う存分発揮できる場所というのは意外と見当たらないものではないでしょうか?

今回の『しゅーいち』ではそんな期待に応えまして、この秋に親子で楽しめる関西圏の美術館・博物館をご紹介します!

各施設イベントやワークショップがたくさんありますので、ぜひお子様と一緒に芸術を満喫してみてください!


1. 兵庫県立美術館「芸術の館」 / 兵庫


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兵庫県立美術館は阪神淡路大震災からの「文化の復興」のシンボルとして誕生した美術館です。

「人間のこころの豊かさ」の回復・復興という基本理念の一環として、未来を担うこどもたちの感性の涵養やこころの元気アップを図った活動を行なっています。

月に数回程度、週末にこども向けの様々なイベントを開催中。
過去のイベントについてはこちらのページにまとまっているので、気になる方はぜひ確認してみてくださいね。

↓最新のイベント情報
「コレクション展Ⅱ けんび八景」展関連 こどものイベント「くみあわせよう!」参加者大募集!!(10月5日(土)13:30-16:00)

兵庫県立美術館「芸術の館」
◆休館日:月曜日(祝休日の場合は翌日)、年末年始(12月31日、1月1日)、メンテナンス休館(2020年1月2日〜1月10日)
◆開館時間:10:00から18:00(最終入館は17:30まで)
◆入館料:一般500円、大学生400円、高校生以下無料
◆施設所在地:〒651-0073神戸市中央区脇浜海岸通1丁目1番1号[HAT神戸内]


2. 篠山チルドレンズミュージアム / 兵庫


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篠山チルドレンズミュージアム(ちるみゅー)は創造性豊かな人づくりと子どもたちの「生きる力」を育む拠点づくりを目指して21世紀最初の夏休みにオープンしました。

大事にしているのは誰もが子どものとき感じた「どきどきわくわく」
大人も子どもも一緒になって「どきどきわくわく」の体験ができるミュージアムとなっています。

↓詳しくはこちら
● 何ができる場所なの?
● 初めておこしいただく方へ
● ちるみゅーの楽しみ方

篠山チルドレンズミュージアム
◆開館日:3月から12月の土・日・祝、および夏休み期間中の水・木・金曜日。
◆休館日:平日(夏休み除く)と、冬期(1月から2月)は休館します。
◆開館時間:10:00から17:00(最終入館は16:30まで)
◆入館料:大人(高校生以上)600円、小人(小・中学生)400円、幼児(2才以上〜就学前)150円
◆施設所在地:〒669-2545 兵庫県丹波篠山市小田中572


3. 国立国際美術館 / 大阪


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国立国際美術館は、1977年、国内外の現代美術を中心とした作品を収集・保管・展示し、関連する調査研究及び事業を行うことを目的として開館しました。

館長の山梨俊夫さんは、美術館の活動の骨組みの一つに「普及=遊ぶ」という柱を組み込み、このように話しています。

普及は、美術と遊ぶ、美術を遊ぶと言い換えることができるだろう。このとき「遊ぶ」という意味は、日常的な遊びの範囲にとどまらず、何か実際的な役に立つ行為から逸脱した精神の解放であり、精神の自由のなかで人それぞれの発見や出会いを伴う美術の楽しみを充実させていくことでもある。教育普及と言うと学ぶ側面が強くなってしまうが、美術から何かを学び取ることは大切だとしても、遊ぶという視点で、もっと能動的な美術との関わりを促す工夫をすることも美術館活動には必須になる。例えば、美術作家たちが美術館を訪れたとき、彼らと作品をめぐって言葉を交わし彼らの美術への深く熱い思いを直接感じ取る機会を捉えるといったことは、美術を「遊ぶ」ことのもっとも充実した時間になっていくと思われる。作家と出会い、作品が語りかける言葉以外の生な情報に触れる場を美術館が提供する、それも普及活動となり、美術館を開いていく作業の一つである。また、音楽、文学、演劇なども美術館を場にして行われると、美術との関係性で色合いと姿が変わり新鮮な驚きをもたらしてくれるだろうし、遊びを通した自己形成が得意な子どもたちは美術との自由な出会いによって予測されない感動を様々に見出していくことであろう。

自由に「美術と遊ぶ」「美術を遊ぶ」ことを通して、予測されない感動を様々に見出していく。
このような考えを軸としながら、子どもも「美術を遊ぶ」ことができるようなイベントを多く用意しています。

↓主なイベントの内容やスケジュールはこちらをご確認ください。
こどもびじゅつあー
ワークショップ

国立国際美術館
◆開館時間:10:00〜17:00(最終入館時刻 16:30)
※金曜日、土曜日は20:00まで ※7-9月の金曜日・土曜日は21:00まで
◆休館日:毎週月曜日(休祝日の場合は翌日)、展示替えのため休館
◆観覧料:一般430円、大学生130円、高校生以下無料
◆施設所在地:〒530-0005 大阪府大阪市北区中之島4-2-55


4. こども美術館 スカイミュージアム / 大阪


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こども美術館 スカイミュージアムは、「まなび」をテーマにした美術館として、平成27年、あべのハルカス27階に開設されました。小・中・高の図画工作・美術の活動を紹介する展覧会や、子どもから大人までを対象にしたワークショップやレクチャーなどを開催することで、人と人が出会い、学び合える場を創造することを目指しています。

直近では、2019年9/20(金)~23(月祝) に、以下のようなこどもたちの絵の展示と造形活動を体験するコーナーを予定しています。

・SAMPLING!!! こどもたちの作品
・にぎにぎねん土
・形と色のセッション!
・あべの妖怪研究所
・光のプレゼント

10月以降のイベントについては随時HPを確認してみてくださいね。

こども美術館 スカイミュージアム
◆開館時間・休館日
水・木・金:13:00〜19:00
土・日・祝:11:00〜17:00
月・火:休館
※月曜日が祝日の場合は、水曜日が休館となります。
◆入場料:無料
◆施設所在地:〒545-6027 大阪市阿倍野区阿倍野筋1-1-43 あべのハルカス27階


5. 京都国際マンガミュージアム / 京都


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京都国際マンガミュージアムは、京都市と京都精華大学の共同事業で、マンガ資料の収集・保管・公開とマンガ文化に関する調査研究、これらの資料と調査研究にもとづく展示やイベント等の事業を行うことを目的としたミュージアムです。

「よむ」「みる」「きく」「つくる」という4つの観点からマンガを楽しむことができ、普段何気なく読んでいるマンガの奥深い世界やその文化について学ぶことができます。

↓参加型のイベントとしては例えばこちら
● 制作実演「マンガ工房」
● えむえむ紙芝居

京都国際マンガミュージアム
◆開館時間:10:00〜18:00(最終入館時刻 17:30)
◆休館日:毎週水曜日(休祝日の場合は翌日)、年末年始、メンテナンス期間
◆入場料:大人800円、中高生300円、小学生100円、小学生未満無料
◆施設所在地:〒604-0846 京都市中京区烏丸通御池上ル (元龍池小学校)


6. 漢検 漢字博物館・図書館[ 漢字ミュージアム ] / 京都


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『漢検 漢字博物館・図書館』(漢字ミュージアム)は、ただ漢字を見るだけでなく、触れる・学ぶ・楽しむ展示を通して、いくつもの驚きや発見を生み出す体験型ミュージアムです。

「京都で 見て 触れて 遊んで 漢字の魅力 大発見」をコンセプトに、日本の漢字文化を広く発信し、「漢字って面白い!」と感じる子どもや大人がたくさん増えるよう、これからの未来につながる知的“かんじ”好奇心を届けることを目指しています。

ワークショップを毎週末開催中。スケジュール等の詳細はこちらをご覧ください。

< 漢検 漢字博物館・図書館[ 漢字ミュージアム ] >
◆開館時間:9:30〜17:00(最終入館時刻 16:30)
◆休館日:月曜日(月曜日が祝日の場合は翌日の平日)、年末年始、臨時休館あり
◆入館料:大人800円、高校・大学生500円、小・中学生300円、未就学児無料
◆施設所在地:〒605-0074京都府京都市東山区祇園町南側551番地(京都市元弥栄中学校跡地)


7. 奈良県立万葉文化館 / 奈良


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奈良県立万葉博物館は、『万葉集』を中心とした古代文化に関する総合文化拠点として、国内外から多くの人たちが訪れ、楽しみ、学ぶことのできる機能と魅力を備えた施設として平成13年に開館しました。

日本の古代文化に関する調査・研究機能、万葉に関する文化の振興を図る展示機能(万葉ミュージアム)、万葉集に関する情報の収集提供を行う図書・情報サービス機能(万葉図書・情報室)を併せ持つとともに、事前の発掘調査で明らかにされた文化財についても、その保存に努めるとともに、復原展示などで創造的に活用することにより、遺跡と共存する総合文化施設をめざしています。

本施設では、毎年「 にぎわいフェスタ万葉 」と称して、秋に様々なイベントを開催しています。
今年は令和元年9月14日(土)~11月27日(水)に開催中。イベントカレンダーを確認して、ぜひ興味のあるイベントに行ってみてはいかがでしょうか。

奈良県立万葉文化館
◆開館時間:10:00〜17:30(最終入館時刻 17:00)
◆休館日:毎週月曜日(月曜日が祝日の場合は翌日の平日)、年末年始、展示振替
◆入館料:無料(一般展示室・特別展示室)
◆常設展観覧料:一般600円、高校・大学生500円、小・中学生300円、小学生未満無料
◆施設所在地:〒634-0103 奈良県高市郡明日香村飛鳥10


おわりに


いかがでしたか?

美術館や博物館には、日常とは一味違う「遊びのきっかけ」がたくさん仕掛けられています。

ただ見るだけに終わるのではなく、自ら芸術を作り遊ぶところにより一層の面白さがあるのかもしれませんね。

この秋、ぜひ芸術の秋を楽しんでみてください!


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