🎥 映像制作を始めた切欠。
映像業界の話、撮影/編集の秘話・スタジオ・ロケ現場で起きた怖い話など、これまでの体験を少しずつですが書いていきたいと思います。
🎥 [映像の世界に入る切欠]
こんちは、わさびございます。
10代から30代 約20年間の映像屋/制作の世界にどっぷりつかっていた頃の事でございます。
その後は現在まで間接的に動画製作に携わっております。
中継のアシスタント
映像の世界に入った切欠は、 時給1500円の値段につられた
野球中継のケーブルをさばくアルバイトでございました。
当時のケーブルは今と違って、
むちゃくちゃ重いCA(Camera Assistant)100~500mケーブルを引き回す仕事で、ございました。
一本、二本、三本
と増えていくと・・・かなりの重さに!
カメ足(カメラアシスタント)に コキ使われる仕事で、ございます。
甘く見ていると死にます・・・で、ございます。
ちなみにケーブルには、
カメラのケーブル、
照明のケーブル、
音響のケーブル
と様々なケーブルがあるため
間違えよう物なら罵声を浴びせられるので、ございます。
この業界ではパワハラ、セクハラは通用しない世界なので、ございます。
ケーブルは束ねていくと どんどん重くなり
自分の体重以上になることもあるケーブルを
引き回していく仕事でございます。
甘く見なくても死ぬので、ございます。
ケーブルがきれいに整理されていないと大事故につながるため
厳しく注意されるので、ございます。
まずは、「8の字」に巻いてカメラが動く範囲でケーブルを出したり巻いたりする作業になるので、ございます。
・・・
野球中継 イベント コンサートと
何度かバイト繰り返すと少しずつ慣れていき最終的には、コキ使う側のカメ足と呼ばれるアシスタントになれたので、ございました。
ハンディーカメラマンのアシスタントで、ございます。
やっと、コキ使われるポジションから解放され使う側へ・・・
甘かったで、ございます。
コキ使う側のカメ足もいままで以上にカメラマンに
コキ使かわれで、ございます。
中継のアシスタントから現場のアシスタントへ
ハンディカメラは肩に担いで撮影するカメラマンで、ございます。
技術がいるカメラマンなので、ございます。
撮影範囲が広がれば広がるほど
結構な重さの機材の移動があるので、ございます。
これまでは、ケーブルの整理 移動をすることが仕事でございました。
カメ足はケーブル 三脚 カメラ モニターを管理・移動する仕事、
カメラマンが次の撮影ポイントを探している間に機材を移動させることが仕事なので、ございます。
時給は据え置き、
これまでの4倍の仕事量で、ございます。
この仕事は必ず死にます、でございます。
山や川のロケは即死で、ございます。
機材の移動だけではないのでございます。
撮影が始まると!
片手にケーブルを持ち、肩には三脚、もう一方の手に台本を持ち、ついでにモニターを持ち、ケーブルを持ち、手がもう1本ほしいぐらいで、ございます。
カメラマンの後ろから補佐をしつつ、足場を確認しつつ、進行状況を確認しつつ、ケーブルをさばきつつ、カメラマンの安全を確保しつつ、自分の安全も確保しつつ 蚊 ヒル 蛇 イノシシ 熊 サソリ 寅 毒キノコなど、あらゆる危険物にと戦いつつ つ つ・・・つ
撮影補佐をしなければならないのでございます。
カメラマンはファインダーを覗いているため、カメ足がカメラマンのもう一つの目にならなければならないので、ございます。
海での撮影は、
気持ちよくていいなーーーーーーー。
とお思いでしょうが!!
大間違い!で、ございます。
機材は水に弱いのでございます、
間違って水に落とそうものなら・・・
殺されまする!でございます。
砂浜は、機材の移動は全てが手で運ぶので、ございます。
それも移動距離は半端ではございません。
砂浜は・・・
砂浜は・・・
台車なんて使えないので、ございます!!!!!!!!!
あ~んもう何が何だか分からないまま
怒鳴られつつ進んで行くのでございます。
カメ足は・・
機材の移動やアシスタント業務などで、
カメラマン以上に行ったり、きたり、していても・・・
カメ足は・・・
カメラマンから!「今どこのシーン?」と聞かれたら、
自分でおぼえとけよ!・・・と口が裂けても言えず、
台本を見せてココ! で ご・ざ・い・ま・す 。
と即答できなければならないので、ございます。
番組って、こんな感じで出来ていくんだ~❤
あ~~~~~
ホント・・・
楽し~~~~
壊れてきたは・・・
これは死んで当然!
業界の人手が足りないって分かるな~でございます。
けど!
面白い職業だな~で、ございます。
と他人事のように感じていた次第でございました。
つづく・・・
ご観覧いただきましてありがとうございます。 コメントなど頂けますと継続していく励みになります、 サポートいただきました ご支援は制作のための設備に使わせていただきますのでよろしくお願い致します。 今後ともよろしくお願い致します。