D2Cにおける世界観作り
おはこんばんにちは。
雪質の違いについて素朴な質問をぶつけられたため、スノーボードと水分含有量という観点で語ったら、「ほー」という明らかに温度感の違いを感じさせられる反応をされて、相手の温度感推し量ることの大切さを学んだ大箭です。
自分が熱中してればいいってものじゃない。
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今回で36投稿目。
前回の記事では「D2Cのアパレルブランド」というテーマで10YCというブランドについて、透明性の大切さを書いた。
今や日本を始めとした世界では物に溢れ、日常生活を送る上で物がないから、手に入らないから困るという事態は全くないと言っても過言ではない。
そして、ネットやSNSで情報を調べれば一瞬で世界の隅の情報まで手に入れることができてしまうことで、同じような競合商品で溢れ、物にどう差別化を図っていくのかが大切である。
つまり、服という物の人の肌を隠し、温度調節の一端を担うという本来の機能に加え、素材やデザイン、機能性という点においてまでもブランド間で差別化を図ることが難しくなっているのである。
共感される世界観作り
そこで大切なのがブランドの「世界観」
世界観とは「ユニークで心に刺さるブランドの基本方針とその実装」のことを指す。
つまりは製品自体やその機能ではなく、「製品があるライフスタイル」とその「世界観」こそが差別化に必要不可欠なのだ。
この10YCというブランドでいえば、
10年着続けられる服”をキーワードに、持続可能性・透明性・ストーリー性をコンセプトに持ったブランドです。アパレルブランドとしての商品価値に加え、生産者の想いや技術を伝え、少し高くても長く着られることの素晴らしさを伝えていくことで「服」を“ただの物”ではなく、”想いのある物”へと価値観を変えていく。
その結果、着る人も作る人も豊かになる未来のためのものづくりを実現する。
もちろん価値観とはブランドコンセプトのみで形作られるものではないが、この文章は1つの世界観を表しているのではないだろうか。
そしてその世界観に共感してくれる人が物を買う。
物を売る時代は終わりを遂げつつあり、今はコト付きの物、
すなわちストーリーがのっている物を購入しているのだ。
こうした世界観、ストーリーに共感を示してくれた人が商品を買い、そのストーリを誰かに語ることで認知の輪が広がっていく。
つまり、ついつい人に語りたくなるようなストーリー作りが大切なのかもしれないなぁと。
ふと、見ず知らずの人の工夫した結婚式のムービーを見るとつい泣いてしまって、人に言いたくなるのは何故なんでしょう。
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毎日ストーリー更新。
最後までご覧いただき、ありがとうございました!
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