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【part2】自分で飲食店を開業するまでにした事(したほうがいいと思った事)

こんばんは
オリハです。

今回は私が飲食店を開業するまでにした事(したほうがいいと思う事)
part2
でございます。

前回は開業するまでの下準備の下準備の段階をお伝えさせていただきました。
記事はコチラ↓↓↓

今回はついにサラリーマンから一歩踏み出した行動をすることになります。

4.物件探し
5.厨房機器や内装業者さんに図面を持っていき相談する
6.調理器具、食器、備品を洗い出し、業者さんから見積をもらう
7.必要資金と自己資金のギャップの現状把握をして決断する

お楽しみに♪


4.物件探し

見も蓋もないことを先に申し上げると、お金がいくらでもあれば全て思い通りに叶えることが可能です。
駅近大通り一等地を所有して、望みの大きさの建物を建設できる財力があります…!!

という方はそもそも読んでいないと思いますので割愛いたします…(汗

一般的な物件を探して賃貸契約をする
…という方向で進めさせていただきます。

まず物件の探し方ですが、
・ネットで探す
・不動産屋さんに出向く
・誰かに紹介してもらう
が考えられます。

そして考慮すべき点は大まかに

A.出店場所(地域)
B.必要な広さ
C.スケルトンか居抜か(テナントか)

A.出店場所(地域)
まずは、どこの地域で出店するのかを決める必要があります。
都心なのか地方なのか

愛知県には有名な政令指定都市である「名古屋市」があります。
名古屋市と一言にいっても、名古屋駅や金山駅周辺の都会、錦のような飲み屋街、郊外などがあるわけです。
地域や特色の数だけ戦い方も千差万別になってくると思います。

都心などになってくると、人の往来が多い分、家賃も相応に高くなってくる。それを稼ぐために高単価にするのか、低単価で客数をまわすのか。そもそも飲食店が乱立しているので競争率も高いです。

郊外だと家賃も競争率も抑えられる傾向にありますが、そもそも人が来れるような立地なのか?最寄り駅は?駐車場は?

B.必要な広さ
アナタの思い描くお店は、どんなお店ですか?
ラーメン屋ですか?和食ですか?カフェですか?居酒屋ですか?
どれくらいの客数を入れたいと考えていますか?席数は?ターゲット層は?

さらには基本的には厨房が必要ですから、冷蔵庫が何台必要とか、コンロ、フライヤーなど必要機器の洗い出してスペースを確保する必要があります。
業者に事前に相談すれば、厨房スペースはどれくらい必要かは教えてくれると思いますよ。

こういったことを具体的にしていくと必要なキャパが浮き彫りになってきます。(ちなみに私は当時ここまで考えていませんでしたが…)
家賃にも直結しますので、少なくとも探すときに対象となる物件が絞れるようになってくると思います。

C.スケルトンか居抜か

C1.スケルトン
メリット…自由に作ることが出来る。
デメリット…全て自前のため、多額のお金を必要とする。

メリットは説明不要かと思いますが、
デメリット部分…全て自分で購入するなどして用意しなくてはなりません。
厨房機器、調理器具、客席、冷暖房など
排水の設備がない場合は工事が必要です。
照明がない場合は電気工事です。

C2.居抜
メリット…費用が抑えれる、自由度が高すぎない
デメリット…コレだ!!という物件に出会えるかは運、自由度が高くない、

居抜の場合ですと、圧倒的なメリットは費用が抑えられる点です。
例えば、自分がイタリアンを開業予定の場合、イタリアンの居抜がみつかれば…そこまで上手くいかなくても、設備などは引継ぐことが出来ます。
「造作買取」と別費用で買取となることが多いですが、全部自前より圧倒的に低コストです!!

また自由度が高すぎないというのも個人的にメリットだと感じていまして、レイアウトなど細部の一つ一つまでこだわることは素晴らしいですが、もっと他にやるべきこと、考えるべきことが山ほどあると思います。
原型が既にあって、マイナーチェンジしていくくらいが1店舗目ではちょうどいいのではないでしょうか?
特に初めての場合は、過剰な費用をかけた設備投資をしがちでもありますので。

デメリットは…
全てこだわりたい派のオーナー様とっては、上にあげた逆の意味で自由度が高くないということ。
それと運命の物件と出会えるかは誰にも予想できません。
今日見つかるかもしれないし、一生出てこないかもしれません。

しかし!!
運命を感じたとしても、少し待ってください!!

次の項にもつながりますが、まずは図面を不動産屋さんや大家さんから取り寄せて、それを持って厨房機器の業者さんに相談をしてみてください。
即決・即契約したい気持ちは抑えてください!!

5.厨房機器や内装業者さんに図面を持っていき相談する

コレだ!!
と感じた物件で間取りなどの図面を手に、専門業者さんに相談してください。
必要な厨房機器、工事にいくら費用がかかるかを把握しましょう!!
そして、工事や設置予定の機器などを記載した図面をもらっておきましょう。
これは保健所からの営業許可証取得のために必要となります。

もしツテがなくてどの業者に頼めばいいか困った場合、開業支援の集団グループみたいなのがありますので、調べて連絡をしてみてください。
厨房機器や工事だけでなく、材料や備品の業者さん…なんならオープンに必要な業者さんを網羅して紹介いただけるはずです。

6.調理器具、食器、備品を洗い出し、業者から見積をもらう

店があるだけでは飲食店は成立しません。
調理に使うフライパン、お客様に提供するための食器、おしぼり
などかなり多岐にわたって用意しなくてはならないはずです。
思いつく限り書き出して、該当業者さんに見積を出してもらいましょう。

もちろん、ネットや店頭などで調べてもいいと思いますよ。
ちなみに100円ショップは強力な味方です。

7.必要資金と自己資金のギャップの現状把握をして決断する

上記を踏まえた上で、今の手持ちの資金と見比べてください。
思った以上に貯まりましたか?足りませんか?

不足していたとしても起業できないわけではありません。
政策金融公庫や銀行から融資を受けることで賄えるかもしれません。

焦る必要はありません。
この段階では、まだ大してリスクを負っていませんから。
もっと自己資金を貯めるもよし、起業せずに就職する道もあります。

しかし一番よくないのは目標・目的もなく決断を先延ばしにすることです。
やるorやらない
どちらかに決めることによって、その後の行動が決まるのです。
もし決断が出来ないようであれば、残念ですが経営者には向いていません。

私の場合は、5年工場で働き(当時32歳)、株式投資で予定資金の半分が消えた状態でしたが、ここでやると決めなければ一生起業できないだろうなと思い、退職をして、融資の申請、物件の契約、必要物品の調達へと動いていったのでした。
…さすがにちょっと無謀な決断だったかなとは思いますが。(笑)

今回は以上となります。

何か得るものはあったでしょうか?
少しでもお役に立てましたら幸いです。

ご拝読ありがとうございました。







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