【part1】自分で飲食店を開業するまでにした事(したほうがいいと思った事)
初めまして。
私は飲食店【レストラン】を運営しています、
オリハと申します。
よくお客様に
「どうやったら店をオープン出来るのですか?」
と聞かれるのですが、
突き詰めれば、
【起業の意志】と【お金】があれば誰でも可能です。
私の場合は、起業の意志を持ち続け、お金は少額しか持っていないという状態でスタートすることになりました。
これを読んでくださって、飲食店をオープンさせたい方にとって少しでもお役に立てるようなことを、実体験の中から発信していきます。
ちなみに私が起業したいな思って行動し始めた時点では
「コミュ障25歳ニート、大学中退後まともな職歴なし」
という有様でした…
ちなみにこの時点では、起業したいとの想いはあるものの、何を起業するのか、どうやって達成するのか全く定まっておらず、
更には、親元で暮らすことがほどなくして不可となったたため、借金してアパートで生活を始めました。
そして、流れで過去にバイトしていた飲食店に再度バイトとして雇ってもらったことから、自分の飲食店を持ちたいとの決意に至りました。
今思えば、これが本当に自立した瞬間でした。
語っていて恥ずかしいことこの上ないですが、
だからこそ、誰にでも開業は不可能でないとお伝えすることが出来ます。
ちなみに大前提となる大切なことを最初に…
お店をオープンすると決めたその日から、どんなお店を作っていくのか、常にアンテナを張り、勉強し、構想を練り続ける必要があります。
(どんな料理を出す?コンセプトは?など)
それを踏まえた上で進んでいきます。
今回は
1.実際に飲食店で働いてみる
2.お金を貯める
3.積極的に人に発信する
の3本立てです。
主に開業するまでに必要な「自分自身の準備」といった内容ですね。
それではツテ無しコミュ障25歳が開業まで何を行動したか(したほうがよかっと思ったこと含む)を書いていきます。
1.実際に飲食店で働いてみる
何事もそうですが、実際に環境に身を投じなければ何も分からないままです。飲食店とは営業中、どんな動きをしていくのかを知るところから始まります。
大切なのは、将来どんな飲食店を作り上げていくか、その像に近いところで働いてみることです。
イタリアンの店を開きたいのに、チェーンのコーヒーショップで働いてもパスタを作れるようにはなりません。
手作りの料理を提供したいのに、既製品を温めて提供するお店で働いても、腕は上達しません。
個人的には、調理、接客、管理すべてに携わることになるだろう個人店をおススメします。
そして、雇われ店長でなく経営者が運営する所がベターだと思います。
老舗のようなお店で長年勤め、その後に独立…という流れが結果的に最短であるような気もしますが、厳しい修行のようなことは耐えられそうになかったので、私の場合はいくつもの個人店を掛け持ちしたりして働かせていただくというスタイルでした。
大切なのは、どんな過程であれ、現場を肌で感じて、自分なりにノウハウを蓄積していくことです。
ただ、長時間労働に休みはなく生活は乱れに乱れ、金銭面も安定しませんでしたので相応の覚悟と忍耐は必要です。
そして隙間時間は、ひたすら将来のためのアイディアをずっと考え続けてください!
勤続年数にこだわる必要はありません。必要なスキルを習得したと感じたらそれでOKです。
2.お金を貯める
これもまた当然ですが、お金がなくては店を持つことは不可能です。
かといって、たった数年、個人店で働きながら開業までの資金を貯めることは、厳しいかと思います。
私の場合は、30代前半で…との目標がありました。
それを達成するためには、このままではムリだと感じたので、高給の異業種に転職しました。
幸い愛知県は天下のトヨタ自動車のお膝元ですので、期間工の募集が日々あります。
どの会社を選ぶかにもよりますが、残業や夜勤で手取り30万以上はいくと思います。
大した職歴無しでもこの待遇は本当にありがたかったです。
それでいて土日、長期連休などまとまった休みがとれることも大きなメリットです。
ただ貯金するだけではもったいないので、株式投資も始めました。
大切なのは、投機ではなく、貯金代わりに投資することだと思います。
私は貯めた大切なお金を投機で半分失いましたので…
そして重要なことは、【〇〇年で○○円貯める】と決めることです。この時はまだ根拠のない概算で構いません。ダラダラと年数を重ねるだけなのは一番やってはいけません。
私の場合は【3年で500万貯める】というような感じでした。
3.積極的に人に発信する
何かを成そうという時に、本当に自分一人では無力だと思います。
発信するといっても、むやみやたらに周囲に漏らせばいいというわけではなく、何か知っていたり、今後に広がりがありそうな人にそれとなく伝えてみることです。
今だとSNSで発信するのも手段だと思います。
私の場合は、別案件で来訪した銀行の営業マンに
「実は私…将来飲食店を開きたいと思ってまして…」
と伝えたことをきっかけに、開業支援のコミュニティを紹介していただいたということがあります。
大半の人が
「何言ってるのコイツ…」
みたいな返答ばかりだったので、もう周囲には言わないと意固地になりかけた時期もありましたが、ちゃんと相手を選んで伝えれば道はひらけていくものだと思います。
周囲と違うことをやろうとしているので、反発も受けますが、恥ずかしがらず積極的に発信してみましょう。
以上
part1はここまでとなります。
長文になりましたが、まだこれら1~3は下準備の段階に過ぎません。
当たり前ではありますが、しかし非常に大切な要素となります。
少しでもお役に立てたら幸いです。
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