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【考え方】<主体性を問う>4人の物語(Everybody,Somebody,Anybody and Nobody)

短い文章ですが、色々と考えることができる文章です。


<4人の人の物語>
(Everybody,Somebody,Anybody and Nobody)

みなでやらなければならない重要な仕事があった。
誰かがきっとやるだろう、とみなが思った。
誰でもやることができただろうに、誰もやらなかった。
みなの仕事なのに、と誰かが腹を立てた。
誰でもやれることだとみなが思った。
しかし誰もやらないだろうとは、誰も気付かなかった。
誰かに頼んだ人は、誰もいなかったのに、
最後には、みなが誰かのせいにした。


<所感>

・一人一人に主体性があれば、こんなことにはならない。「誰かがやるだろう」ではなく「自分がやろう」と思える人は少ない。だからこそそのような人は貴重だと思う。

・4人が同じ立場であれば、みんな責任は同じだが、リーダーなど上の立場の人がいる場合は、リーダーの責任だと思う。誰に任せるか、役割分担をするのはリーダーの仕事。

・当たり前のことですが、コミュニケーション、ちょっとした会話があれば防げたはず。「誰かこの仕事やりました?」「誰かこの仕事やってくれませんか?」と誰かが言えば良かっただけなのに。

・自分のことは当然、家族や身近な友人のためなら主体性を持って動きやすい。
会社のことになるとどうだろうか?任された仕事はやるが、それ以外はどうだろう?
地域のことになるとどうだろう?
国のことになるとどうだろう?

私も「誰かがやってくれる」と思っていることが多いなと思った。
自分の生まれた国、自分の住んでいる地域、自分が所属している会社。
全てに主体性を持って行動・貢献したい。
行動していないのに、批判だけをする人間にはなりたくないと思う。