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きしょめのやつら

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役に立たない言葉遊び、明日には読まない覚書。
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反吐食み へどばみ

反吐食み へどばみ

どうも。

自分でも少しまずくなってきたなと思う。

なにがって?
拗らせ方についての話だ。

ここ2ヶ月ほど、かなり調子のいい心地のいい波が心と脳みそを支配していた。
ところが、少しばかり疲れがでたのか、少しばかり荒っぽい波が増えてきた。
気疲れ、心労のようなものと言い換えてもいいだろう。
俺は、どうも平衡を失いつつあるのかもしれない。

ほとんど毎日酩酊しながら目を瞑って歩いているような生き方

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先に期待を後ろにゴミを

自省、自己分析、自己陶酔、なんて名前をつけてやればいいかわからない感情のコースターに乗せられて、目移りの忙しない毎日。

いつも方向性を間違える、集中力の充てどころを履き違える。
そして、どんどんと明日って呼んでるボタンをかけ違っていく。

他人と向き合うのも苦手だが、自分を正しく俯瞰することが何よりも不得手である。

易しい哲学を読み漁れど、こんな体たらくの男に寄り添ってくれるものなどなく、詩を

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もしもの話

もしもの話

時々、本当に怖くなるものがある。
認知能力とでも呼べば良いのだろうか、自分の見ている世界が本当は全く違ったもので、周りの人々から向けられる声は実は違った音色で語られているのではないだろうか。
といった具合だ。

本当に怖い、病的なほどに。
朝起きた時、昼飯を食う時、自転車で風に吹かれている時、布団に入った時。
ふとした時に、波のような圧力が来る。
「本当かい?」と。

一拍置けば、それもまた幻想だ

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薫る風に流して

薫る風に流して

蕩けるようなぬるい風に撫でられ、
沢山の昔話を思い出す日々。

風は巡り、時も進む。
兎角、否応に、是非もなく。

羽まで黒い蜻蛉が停まる姿を眺めながら、
煙を吸っては吐いてを繰り返す。

うだる暑さとこの風に乗せて、
交わってきたいくつもの刹那たちに、さよならを送ろう。
ありがとう、肥溜めの上積みの記憶たちよ。
黒い羽を広げ、飛び立つ様を見届けながら。

あとがきのようなもの

最近、詩に触れ、

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人生は思い通り

昔に書くだけ書いて、あげてなかったやつです。

会えなかった人、たくさん。
そのままにしている返事、たくさん。
時期が来ていない約束、たくさん。

とはいえ、24年は俺には少し長すぎた。
俺はアーティストじゃないらしい、あと3年も待てそうにない。
今日じゃなければいけない理由も特にはない。
でも、今まで決心しなかっただけでしかなかった。
ただ時間が過ぎるのを許していただけにすぎない。

最近、「普

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このゴミはどこに捨てればいい

元気な時期は嫌いだ。
いつなにが起きて、どういう原因でそれが崩れていくのかわからないから。

ほんの些細なことからなんだよな。
前ばかり見すぎて足元の石ころを見逃している。
そうやって気づかず蹴り飛ばした石ころが積もり積もって降りかかる。

生きているということは波を起こすことだと考えている。

凪の水面に石を投げいれるように、生きていく上で「行動」することは他のなにかに変化を加えるということだ。

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風だか雨だか知らねえが

希死念慮希死念慮は、生きたくないと考えたり、死ぬことを想像したりすることである。 自殺念慮はより積極的なものを指し、自殺の準備や計画の策定が含まれる。 本項では便宜上、希死念慮を自殺念慮も含む語とする。 希死念慮を持っているほとんどの人は自殺企図に至らないが、希死念慮は自殺のリスクファクターと考えられている。 wikipediaより

昔から胸がキシキシするときがある。
それに名前がついているのを

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ひっくり返した灰皿みたいね

前提として認識しておいてほしいことは、俺が詩人なのではなくこの世界がハードボイルドだということだ。

人生を楽しんでいるかお前ら、心底うらやましいよ。
最近の俺はすごく空虚な気持ちに苛まれて苦労している。
家族も友達もいいやつばかりだ、新しい仕事も覚えてきて悪くないはずなのになぜだか何も楽しくない。
元来後ろ向きな人間なのは理解しているがここまでくると自分でもどうしていいのかわからなくなってくる。

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子ども共どうも

今日はどうやっても眠れない日らしい。
耳の奥でねじを巻く猿が残業をしている、退社も代謝も必要らしい。
まずは代謝の手続きから進めないといけないと思い、書き出しを考えているうちに気づけば筆を走らせていた。

勢いで筆を取るときこそ、それを折るまでもまた早くなる。
作用反作用よろしく。
まだ猿はねじを巻いている、そろそろキリのいいところを見つけてくれまいかと思うが、まだ代謝が足りないのだろう。

最近

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人生は夢だらけ

朝方の胃痙攣ほどの絶望はない。
直接胃をつかまれてねじられているような痛みを、背中を丸めてただ過ぎ去るのを祈るしかない。
この酔いが醒めないまま。
風呂が溜まるのが楽しみだ
心を洗わなければ、俺は塵を吸い込みすぎた。
カーテンの隙間が白んでいる、陽の光などここでは誰も望んでいないというのに。

im still tired

どこかのデザイナーがそんなことを言っていた、もうかなり年配の方だが数々の作品を世に送り出してきた素晴らしい方だ。

もう思ったように筆が進まない、俺は疲れているのだろうか。
それすらもよくわからない、なにを書きたいのかも忘れてしまった。そもそも書きたいものなど何もなかったのかもしれない。