薫る風に流して
蕩けるようなぬるい風に撫でられ、
沢山の昔話を思い出す日々。
風は巡り、時も進む。
兎角、否応に、是非もなく。
羽まで黒い蜻蛉が停まる姿を眺めながら、
煙を吸っては吐いてを繰り返す。
うだる暑さとこの風に乗せて、
交わってきたいくつもの刹那たちに、さよならを送ろう。
ありがとう、肥溜めの上積みの記憶たちよ。
黒い羽を広げ、飛び立つ様を見届けながら。
あとがきのようなもの
最近、詩に触れ、詩を書けと言われ、ひとまず見よう見まねで書いては見たが、どこか小っ恥ずかしい。
小銭にもならないから、好きに書いてはいくつもりだ。
また、気が向いたら。
またね〜
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?