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相談する場所がない

日本では有名人の自殺が続いていてSNSではその出来事に対してショックだという投稿をたくさん見かける。竹内結子さん、藤木孝さん、芦名星さん、三浦春馬さんと続いている。家人が好きなドラマに出ていた俳優さんだったのでよく見ていたからとても悲しい。

根性論を撲滅したい

どこかに相談しても日本は困ったことに「根性論」が幅を利かせているから、例えばブラック企業のような仕事の仕方をして倒れても「根性がないから働けなくなるのだ」と言われたり、子育てでを連日の夜泣きで睡眠時間3時間しかないフラフラの母親に向かって「睡眠不足で倒れるのは根性がない」とか言い出す年寄りが山のようにいる。ウチの親戚の年寄りにもいる。

人間は動きすぎると疲れるのだ、ねじを取り換えて終了のロボットではないのだ、という事が理解できない年寄りがあまりに多すぎる。最近は日本はこの年代の年寄りが全員、鬼籍に入らないと改善しないんじゃないかと思っている。

オランダのドラマを見て衝撃を受ける

このドラマのあらすじを超端折って説明すると「自殺した友人の恨みを晴らしに死んだ友人に成りすまして友人の村に復讐に行く」という話。過去に起きた事件の殺人犯を捕まえる警官の妻は「産後鬱」という設定。

で、びっくりしたのが産後鬱の妻にヘルパーが付いて毎日自宅に家事や赤ん坊の世話をしに来るところ。日本だと産後鬱のママは根性なしって言われて自殺したりするのに。オランダは産後鬱の女性にヘルパーが付くのか?オランダは産後鬱の女性にヘルパーが付くのよ?すごくない?

ドラマの中の若干無理なストーリー設定よりそっちが気になってしまった。

なんだこの違いは?

で、保険料っていくらで消費税とかいくら?って気になってググってみた。保険料は100ユーロ、消費税は19%、はぁ?19?

いやでも…でもだ、産後鬱の女性にヘルパーが毎日付くなら保険料も税金も安いんじゃないか?鬱で自殺されるくらいなら払った方がいいんじゃないか?

海外ドラマだと普通にカウンセラーが出て相談するシーンがある

海外ドラマが好きですごく見る。とても多いのが夫婦仲が不安定になるとカウンセラー、仕事でトラウマを抱えているとカウンセラー、こんなそれこそ根性論だけで出来ているように見える屈強な男性までカウンセラーへ相談に行くシーンがよく出てくる。

相談の挙句に事件に巻き込まれて殺されちゃうカウンセラーまでいる。

日本もこれくらい、カウンセラーがなじみのあるものになればいいのに。

人間は動きすぎても考えすぎても疲れる、だから休むし相談にも行ったりするのだ。相談はやはり専門家にする方が良いと思う。素人が無責任に思い付きで言った言葉で追い詰められたり自殺されてはたまらないからね。

プロに話を聞いてもらう習慣が出来たらいいのに。

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