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なぜコーヒーは大人の飲み物なのか

ブラックでもカフェオレでも
コーヒーを飲んでいると「いいな~大人っぽい」
と言われたりすることが多い。

なんでコーヒー=大人の味って思われるのだろう。
誰が言い出したんだろう。


苦めの味だから?
香ばしい香りだから?カフェイン多めだから?
朝の目覚めの一杯や夜更かしするための飲み物のイメージだから?


私が思うに、単純に人間の味覚として
苦味は体に毒だと先天的に避ける傾向があるからということと、
オレンジジュースとは違う黒くて少し不気味なかっこいい飲み物は
小さい頃のちょっとした憧れの様に感じるからだと思う。


でも、一番納得するのはカフェインの作用と効能。
大人には嬉しい集中力向上や覚醒作用は
子供にとっては十分足りているから
カフェインの過剰摂取はよくないとされていると思う。



特に10~12歳の頃は85mg/日がカフェインの摂取目安量で
睡眠不足を促進し成長を妨げ
利尿作用で脱水症状を起こす可能性があるため
あまり好まれない。


コーヒー100mlで60mg、カップ一杯が200~250mlだったとすると
120~150mgとかなりの過剰摂取になる。

栄養学的、生理学的にみると確かにコーヒーは大人の飲み物だと言われて納得する。

でも、カフェインはコーヒーだけじゃなく
紅茶や玉露などにも含まれている。むしろ玉露の方が多く存在している。

コーヒーは60mg/100ml、玉露では160mg/100mlと
約2.5倍!意外過ぎる結果で驚いた。

※玉露は緑茶の一種で「玉露、煎茶⊂緑茶」の包含関係



お茶は年齢問わずみんな飲んでいるのに
何もとがめられない謎のカフェイン理論。


お茶類とコーヒーではカフェインの種類が違うのか
子どもの方が敏感な味覚と嗅覚を持っているからなのか
それとも「コーヒーは大人だけの特権だ!」と
しょうもないエゴの一種なのか。

何にせよ、デカフェなどいつか子どもも大人と同じ目線で
カフェでコーヒーを頼んで話している
少し変わった光景をみてみたいな。



*マックコーヒーを寝る1時間前に飲むと朝方まで余裕で目がさえたのでそれ以来、夜のマックコーヒーは避けています。

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