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自分の苦手なことがみんな出来てるから自分も出来ないと!

とはならなくていい。


受験生時代までは苦手教科もある程度できるようになる必要がある。しかし、大学・社会人以降は、
「苦手だから絶対克服しないと!」
という強迫観念を必ずしも持たなくていいのではと思うようになってきた。


それ以上にその苦手をカバーしてくれる人と上手くやっていけるか、見つけられるか、頼み上手になれるかの方が重要に感じる。
ずる賢いとも捉えられるが、要領よく回していくことが最優先で
そこそこ自信が持てるようになってからやるのでは遅すぎる。



自分でやった方が確実、進み具合が分かるなど
どこか他人を信用できない心理を背景に
『苦手なことも出来るようにならないと』となる。



ただ、苦手なこと全てに対して
他人に放り投げるのは迷惑になるため
あくまで身体能力的にや、修正困難な生まれ持った性格上不利なもの、
活字/数学アレルギーなど見るだけで頭がムカムカする、
反吐が出そうなくらい受け付けないものであれば
無理する必要はないということだ。


英語が、プログラミングが必要になると言われても
脳がスキル習得を拒めば意味がなく、
どれだけ体を鍛えても筋力がつきにくいならば
男性であっても力仕事は他の人にお願いしていい。
スピードばかり求められている繊細さんも
速さを克服しようとすればせっかくの持ち味が打ち消され、
自分が自分でなくなってしまう。


私自身も、食関連の分野を学んでいるのに調理技術はイマイチだから「本当に身になっているの?w」と言われるが
食科学やマーケティングでは周りよりもいい視点を持っているんじゃないかと自負している。



ジグソーパズルのピースのようにみんな何かが欠けていて
その穴を自分一人で埋めるのはほぼ不可能だ。
たまに角4つみたいに凹が少ない人もいるかもしれないけど。

突出した凸のスキルや性格があれば凹が埋められる。
逆に凸ばかりだと凹を埋めるだけの都合のいいピースになるかもしれない。



自分の弱みを晒して他人に頼ることは恥ずかしいかもしれないが、
頑張って頑張って頑張っても結果が出ずに
後ろ指差されて悪い意味で自分を追い込んでしまう姿の方が
情けなく自分にとっても不健康だ。


「個」の能力が大事になるといわれるも、
人と協力することには変わりない。
今持つ何か1つでも突き抜けさせることで誰かが助かり
自分の存在価値にもつながる。


*素敵な画像ありがとうございます。


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