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丁寧な暮らしは時間に追われる

丁寧に暮らす。

YouTube やネット上で拝見する、爽やかな風がこちらまでふいてきそうな心穏やかな 優しい世界。無理なの承知で、時々手を伸ばしては頓挫しては自分のダメさ加減に凹むの繰り返し。

友人から赤紫蘇の種をもらっていたので、今年は紫蘇+赤紫蘇をそれぞれプランターに植えてみました。今現在我が家のベランダは、左から ミント →ローズマリー→青紫蘇→イチゴ→赤紫蘇→ラベンダーでぎゅうぎゅう。

今年はイチゴの生息がいいようで、ニョロニョロのランナーがつぎからつぎと。


「あらま。あらま。」と取り急ぎ、植え替えて捨てる予定だったプラスチック鉢を置いてみたけど。更に子供株からニョロニョロがでて、孫株からの曾孫株から玄孫株で覆い尽くそうとしています。

ほんとは大きいプランターに植えかえたいけど、空いたプランターもない上に買い足しても置く場所既になし。紫蘇が終わったらそちらに植え替えないと!と、スケジュールおしおしです。前に書きましたが、イチゴ泥棒も虎視眈々と狙っているなか、お世話+スケジューリングでアワアワして、愛でる余裕もありません。


そして、赤紫蘇が思っていたより上手く育だったので、これは梅干し作らねば!と、丁寧な暮らしだわ~(ふふふ)なんて手を出してしまいました。


梅がないので、海外に住む方々を真似てまずはアプリコットで。
マルシェでちょっと小粒の固そうなものを見つけたので、1kgで挑戦。始めてだったので、安心安全18%塩分計算でやってみました。そして、気持ちレモン汁を多めに。


ネット情報では、1週間後に梅酢があがりきったところで、梅酢と赤紫蘇のえぐみをとってから一緒に火にかけまた梅を戻す。らしいです。
赤紫蘇ジュースも作りたかったので、ジュースとして絞りきった後の赤紫蘇をそのまま再利用できるというレシピを採用。これまた無駄なく丁寧!
が。。。急遽義実家に数日行くなど、予定していたスケジュールがごちゃごちゃに。初めての梅干しならぬアプリコット干し、スケジュール通りやりたかったと凹む。そんな状態で、義実家帰りに慌ててジュース作成+アプリコットに赤紫蘇投入。



初めてなので正解が分からず。心持ち優雅な丁寧な暮らしとは程遠い、イライラしながら時間との勝負でやる、梅ならぬアプリコット干し作り。
なんとなくできてるんじゃない?の赤紫蘇入れてからの2週間後。お調子者の私。調子乗ってマルシェで見かけたミラベル(西洋スモモ)を、またして1kg梅干し用に購入しちゃいました。作成用の容器ひとつしかなく、慌てて梅を(アプリコを)干す作業に取り掛かりつつ、あいた容器でミラベルの塩漬け開始。

今回はミラベルがかなり固めだったので、砂糖も少し加え給水率をあげるレシピ採用。毎回毎回、何かに追われるように丁寧であろうことに取り掛る自分に嫌になる。しかし、凹んでる暇もない!なぜなら1週間後バカンスで2週間家を空けるから。なんでこんなギリギリで、ミラベル干しなんかを『やろう!』とか思っちゃったかな…こんな自分が恨めしい。いまは、ただただミラベル酢が早く上まであがってくることを祈るのみ。理想はバカンス前日に、赤紫蘇ジュース作成からのミラベルに赤紫蘇投入。

私にとっての『丁寧な暮らし』は、常に時間におわれる暮らし。一手間かけるたびに軽い負荷を自分にかけている、そんな感じ。

ゆるく緩く、自分にとことん甘く。そんなわたしは、丁寧(っぽい)ぐらいにとどめておくのがちょうどいいのかも。



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