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臨床心理士/公認心理師のやりがいとは?

この記事が役に立ちそうな人:臨床心理士/公認心理師の仕事に興味がある方

楽しいこともあれば大変なこともある、心理職の仕事。
心理職のやりがいとはどんな点なのでしょうか?経験をもとに考えてみます。

なお、私は医療機関での経験が多めなので、「心理職のやりがい」というより「医療領域で働く心理職のやりがい」のほうが近いかもしれません。

回復していく患者さんの姿を見られる

ロジャーズのジャガイモのエピソードを思い出す

個人的には、これが一番大きなやりがいです。

一口に心理職といっても、実際の支援対象者(クライエント、患者、児童など)と直接関わる仕事もあれば、そうでない仕事もあります。

医療領域の場合は、患者さんと直に接することが多いです。ゆえに、患者さんの変化を目の当たりにする機会もたくさんあります。

直接関わるからこそ大変なこともありますが、
「◯◯さん、一年前と全然違う。表情豊かになったなぁ」
などと気づいた瞬間の嬉しさはひとしおです。

病気やさまざまな問題がフタをしていた『本来のその人らしさ』が戻ってくると、「もともとの◯◯さんはこういう方だったんだなぁ」としみじみ嬉しい気持ちになります。

人のために働ける

私は対人援助職にしては「仕事は仕事」と割り切って考えるほうだと思いますが、それでもやはり人の役に立てると嬉しいものです。

特に医療領域では、担当する患者さんのために何ができるかをじっくり考えることができ、やりがいを感じます。
(仕事である以上、勤め先の売り上げも考慮しなければならないので、ジレンマを感じることもありますが…)

その方のために何をできるといいのか?

常に研鑽を積んでいける

心理職は資格を取ったら終わりではなく、日々勉強を続ける必要があります。

一つのことを知り、さらに関連知識を得て…と、どんどん学びを深めていけるのは、専門職ならではの喜びです。

私はもともと好きなものは極めたいタイプなので、自分にぴったりな仕事だと思っています。

休日も勉強、研究、研修会(やりすぎ注意)

このように、心理職の仕事には大きなやりがいがあります。
もちろん苦労することもありますが、こうした喜びを感じられるからこそ、続けていけるのだと思っています。

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