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「善意の強要」により相手に罪悪感を植え付ける人の特徴と付き合い方

今回、初めて投稿します。
最初は、なぜ周りの人が言わないのか、ずっと気になっていたことを書きます。

 皆さんの周りに、善意を強要することで罪悪感を周囲の人へ植え付ける人はいないでしょうか?
 たとえば、「ベビーカーを持って階段を下りているのに、誰も手助けしてくれない、ありえない!」とか、「他の部署の人とトラブルになって困っているのになんで相手に注意してくれないんですか!」といった発言をする人に多いです。

 この時、その人が、周りの人に「すみませんが、ベビーカーを下まで運ぶのを手伝ってもらえませんか?」「トラブルになっているので申し訳ないですが相手に注意してもらえませんか?」といった依頼をしたかを聞いてみるといいでしょう。
 もし、依頼していなかったら、その人とは速やかに距離をとることをお勧めします。その方は”善意の強要”をしているので、言いがかりをつけて、たかりをしているのと何ら変わりません。

 まず、善意に基づく行為は、あくまでも各個人の主体的な判断で行うものであって、他人から強要されるものではありませんし、善意に基づく行為をしなかったからといって責められる理由にはなりません。

 彼・彼女らは、「"私"に対して自発的に善意の行為ができない人間は責められるべき」という恐ろしい発想を持っています。
 彼・彼女らにとっては、周りは自分のために存在している、という考えですので、「自分へは善意を向けるのが当然であり、周りの人間は"私のために"そうすることが正しいこと」、そして、それができない人は正しくない=悪という発想です。
 まともな人間は"良くないこと"をすると罪悪感を持ちますが、彼・彼女らは”良くないこと”の定義を書き換えて、それを悪用して周りの人間を操ろうとしているのです。

 善意を強要する人との付き合い方ですが、「距離をとる」の一択です。こんな人たちと付き合う時間は、人生の無駄になります。可能であればすぐに関係を解消することをお勧めします。
 また、距離を取りづらい関係の場合「お前の都合のいいようには動かない人間」であることをはっきりと示すことです。例えば、前出の「すみませんが、ベビーカーを下まで運ぶのを手伝ってもらえませんか?」の件では、「周りの人に手伝ってほしいと声をかけたの?」「声をかけたときに手伝うだけの余裕があるか聞いたの?」と言えば、相手は「正論で色々言ってくる面倒な奴」とあなたのことを認識するでしょう。自然と相手から離れていくと思います。

 学生の頃は、このような人が周りにほとんどいなかったか、いてもその人はハブられていたので気づけませんでしたが、社会人になると会社の中や取引先にこの類の人が多いことに気づきました。私と同じような方もいるのではないでしょうか。
 

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