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ASD”伝えるチカラ”が弱い困っていることが伝えられない


『誰か教えて!!伝え方のコツ』


こんにちは。
今朝はお腹が空いて午前2時に目が覚めてしまいましたが、淡い朝焼けが綺麗な朝でした。

目が冴えた夜中にやることもなく昔の事を思い出していたら、昔から自分が困っていることを伝えるのが苦手だったのを思い出したのでその話をしようと思います。

塾を辞めたくても辞められなかった話し

私は子供の頃、いくつかの塾に通ったことがありましたが1番初めに行った塾は環境が良くありませんでした。

そこの塾には3人の先生がいましたが、そのうちの1人の先生が人間性に問題のある人で、話し方や教え方がヒステリックで少しでもわからない問題があると怒鳴ったり威圧的な態度をとったりして私を始めとする生徒はみんな恐怖を感じたり、萎縮したりしていました。
また、障害のある生徒に対して叩いたり、指を指して他の先生と笑うなどといった問題のある言動も見られたりして私は次第にその塾に通うことが苦痛に感じるようになりました。

私はその先生や塾という閉鎖空間に強い恐怖心を抱き、週2回その塾で過ごす時間がとても辛かった為、親に辞めたい旨を話しました。
その時の私はこんな風に話しました。

「先生があんまり教えてくれない。怒る。」
「学校が疲れるから塾に行けない。」

だから辞めたいと。

でもこの言い分では親は辞めることを了承してはくれませんでした。

辞める事が出来たのはそれから2年後の事でした。親がたまたま塾の前を通って先生の理不尽な物言いや、ただならぬヒステリックな怒鳴り声を聞いた事がきっかけでした。
親は先生の正気の沙汰ではない様子にとても衝撃を受けたようですぐに辞めることを承諾してくれて、その後は他の塾に通い良い先生や塾に出会い学力も伸ばす事が出来ました。

なぜ伝える事が苦手なのか

今もそうですが、昔から私は人に自分の意思や困っていることを正しく伝える事が苦手で、上手く伝えられなかったり、とても困っていてもそんなに困っているように見られないことが多くありました。

正しく伝えられない原因は自分の感情や困っている事を正しく認識出来ないことと、単純にコミニュケーションを取ることが苦手な事にあると考えています。

ただ同じ「伝えること」でも自分が困っていない状況下で周りの状況を伝える事や文章で伝える事は比較的得意なので、伝えることが苦手という事が周りから理解されづらいのがまた厄介な所です。
こういう凸凹があるのも発達障害の特性かなと思います。

今では、自分が何に困っていて何が辛いのかきちんと理解していないと相手に伝える事は困難だと気づくことができたので、自分の心の声に耳を傾けるようにしています。

今回の話しにも出てきた
「困っているのに困っている様に見えない話し」はまた改めて詳しくお話ししたいと思っています。

長文を最後までお読み頂きありがとうございました。

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