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【レポート】カラータイツはいつ流行るのか

はじめに

ご存知の通り、私はカラータイツが好きなんです。でも!カラータイツを履いてる人を一切見ない!そもそも靴下屋やtutuannaでも色が少ない!これは私にとっては由々しき事態で、カラータイツが手に入りにくいんです。社会的にもう少し流行ればもっと種類が出ていいのに、と思って今回の調査をしました。

カラータイツの歴史

まず、カラータイツの歴史、というよりタイツの歴史について紹介します。
細かいことはハンドアウトの1番にかいてありますので、大雑把に言えばそもそもタイツは黒じゃなかったのです。


19世紀のフランスで舞台衣装として発明されたものが現代にも伝わっているわけですが、バレエの衣装でタイツと言えばパッと浮かぶのは白タイツではありませんか?男性のものだと確かに黒はあるけど……でも、白の方がイメージが強いと思うのです。


また、もっと遡ると中世のヨーロッパで男性用衣装として使われていました。これがその様を描いた絵画なのですが、そう、派手なんです!黒を履いてる人なんて滅多に居ない。むしろ現代より派手で片足で2色に分かれているものが流行っていたようです。家のカラーを身にまとっているとか。

この事例からもタイツと言えばもともとは黒ではなく、色のあるものだったことがわかります。だから、主流はカラータイツであるべきなんです。

Twitterでのアンケート

ここで、一般的なカラータイツについてのアンケートを見てみましょう。
これは私がTwitterで取っただけなので、統計学としては正しい効果が見えるものではありませんが、軽い意識調査にはなっていると思います。

まず、1つ目の質問。

「カラータイツを持っているか」これがいちばん回答数が多くて、340票のうち41パーセントが所持している現状があります。もっと少ないと思ったんですが、意外な結果ですね。黒以外、としているのでグレーなどの無色彩に近いものも含まれているからかもしれません。

次に「カラータイツを履きたいと思うか」という問いには半数以上が思うと答えています!これは私にとっては嬉しいことです。意識としてカラータイツ悪いものじゃないな?って思ってる人が少しづつ増えていると捉えてもいいのかもしれません。


次に直接の関係は無いかもしれないですが、「服装のタイプ」を尋ねましたところ、やはりモノクロ勢が多い。うちの大学でも多くの学生が白と黒の服装が多い気がします。街を歩いていてもそうなので、色を使うことに対してのハードルをみんな感じているのかと考察できます。

そして、「なぜ履かない?」という問いに関しては「コーディネートが分からないから」という回答が多数派をしめました。ズボンがいい、という回答が2番目に多いというのも重要なポイントだと思えます。
また、これに関しては個別の回答があり、「カラータイツは破れやすい」「足の太さが気になるので、着圧効果のないカラータイツは履きにくい」「毛玉がつきやすい」といったカラータイツのものとしての弱さが弱点になっていることが分かるので、本当に製造会社にはもっと頑張って欲しいですね。私も着圧がいいです。


そして、そもそもカラータイツが流行っていたことはあるのか?ということについても聞いてみました。すると意外と2010年代に流行っていたと認知している人が多いようです。これは私のフォロワーさんが若い世代が多いからという理由があるのですが、投票数も少ないため「流行っていた」ということを理解してる人だけが投票しているように思えますので、実際に2010年代は流行っていたのでしょう。
また、1980年の方が1990年より票が入ってることから80年代は流行っていた事実がありそうです。


最後に黒タイツを履く人はやはり少なくありません。ここをカラータイツにする、ためにはブームメントが必要になりそうです。

ツイッギーの存在

では、過去にカラータイツが流行った事例を見ていきましょう。
ツイッギーってご存知でしょうか?
多分知らないと思うのですが、1960年代にミニスカートの女王として日本で大人気モデルとなった方です。
この人、168cmで41kgみたいなガリッガリのスタイルのよすぎるモデルさんでした。この人の経済効果がえぐくて、日本が建て直したみたいな話もあります。

この人、写真を見てもわかるようにミニスカートとカラータイツを合わせるスタイルなんです。
このタイミングでマイクロミニスカートが流行り、カラータイツも流行したのではないかと思います。

ルーズソックスとの比較

次にカラータイツと比較するために、類似の品である靴下、そのなかでもルーズソックスについて考えてみます。ハンドアウトの4番を見てください。

これ、最近また流行ってるらしいですよ。電車とかで本当に見るし、服屋とかでみますよね。

ルーズソックスが流行った後に、紺ハイソックスがはやり、そして短いのが流行りと流行の流れというものは制服と靴下の合わせが中心にあるのではないでしょうか。

そして、この文化で靴下、しかも短いものが流行することによって、タイツはダサいという風潮があるように思います。肌出せる人がカースト上位みたいな感じありますよね。

姫カットの逆輸入?

次に今年はやってるとされているものである姫カットをとりあげたいとおもいます。
これ韓国からの逆輸入みたいな特集を組まれて炎上したんですけど、
これはアニメでも重宝されてるけど、1970年に麻丘めぐみさんによって大流行したんですって。

ミニスカの再流行

また、ミニスカが今年は流行っているようです。ハイブランドのランウェイでも多く採用されてて、今年は確実にミニスカが来るなんて言われています。

これ、さっき出てきたツイッギーの時代も流行ってましたし、1997年にまた流行したそうです。



この事例からもわかる通り、ファッションは一定の周期で回っているんです!
ミニスカだけでなく、へそ出し厚底、ワイドパンツなども同じアイテムが何度も何度も流行しています。


また、最近のアイドルも少し昔の服装を現代風にアレンジしたニュートロスタイルの服装を着ています!TWICEの衣装もツイッギーオマージュとされてます。SnowManの衣装もレトロな形のスーツを来ています。


ファッションは反逆の証拠

少し話は切り替わり、ファッションって反逆の証拠なのではないでしょうか?

ギャッツビーのCMなんですが、ここではカッコイイを作るのは誰かの変わりたいというチカラだ、というコピーがついています。
ファッションは社会への反逆心を出してると言えるのではないでしょうか?

そこで、アンケートにもあった2010年あたりの話に移行します!

きゃりーぱみゅぱみゅが流行ったのが2012年なんですが、カラータイツを履いてますね。みなさんも記憶にあると思うのですが、この時代から個性派というものが流行りました。
2012年と言ったら、東日本大震災の次の年です。
カラーがこのタイミングで流行ったのは、社会の暗い雰囲気を打破したいという思いがあったからでは無いでしょうか。

無彩色が好まれる

コロナ禍の今、その前からかもですが、モノトーンコーデが流行っています。
ファッションで調べるとこんな感じに色が少ないファッションが多いです。

今までを見るとバブル期は色が多く、経済が傾いてからは色が少ない傾向があります。
安室奈美恵や浜崎あゆみあたりまでそこまで色がない感じで、平成13年になって読モが流行るようになって色が多くなっています!

結論

カラータイツはそろそろ流行るのではないでしょうか!

ミニスカなどの派手なものが流行り始めて、韓国系も60年代などの雰囲気のあるものが流行っています。
そして、今コロナが開け始め、自由がある気がします。まだ少し暗い社会の雰囲気を唾棄する為に色彩から明るくしていくのでは無いでしょうか。
ミニスカが完全に流行りきるまえに冬が来て「生足はさすがに寒いし、黒タイツだと芸がないから、ツイッギーに戻ってみるか」となるのでは無いかと思っています!


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