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27歳にして初めてシェアハウスに住んでみた結果、人生の転機となった。


経緯

栃木県出身、埼玉県5年目のKOTAです。
新卒で就職してから春日部で一人暮らしを始めて5年、最初は住みやすいと感じていて、ショッピングモールはあるし、映画館もあるし、温泉も自転車で行ける距離で2箇所ある。電車に乗れば、渋谷に電車一本で行ける。
でも、何かつまらない人生だと感じていた。おそらくコロナがやってきて余計にやることがなくなったと感じたのだろう。
暇になりすぎて、SNSを始めたら、シェアハウスを運営しているという女性に出会った。

今思えば、これが、シェアハウスを知るきっかけであった。
メッセージを送ると返事が返ってきて、シェアハウスの詳細を教えてくれた。その子はニュージランドの帰国子女で、今は20歳のニュージランド人の女の子と、映画監督のカメラマンをしている30代の男性と3人で暮らしているらしい。

その話を聞いてとても面白そうと思った。そんな環境に引っ越せば、飽き飽きした一人暮らしから大きく変わるだろうと。。。
昔、FRINEDSという海外ドラマが好きでみていてシェハウスには少し憧れがあった。でもアメリカが舞台であったから、日本ではあまりないと思っていたが、憧れの生活が目の前にあったのだ。

出典:海外ドラマFRIENDS

よし!シェアハウスに引っ越してみようと行動したのだった。

引っ越し

しかし、そのシェアハウスは3人までしか住めなかったため、春日部市の近くでいいシェアハウスはないかと探してみた。シェアハウス用の不動産サイトがあると聞いて調べてみると、ひつじ不動産というサイトがおすすめだ。春日部にはシェアハウスはなかったが、周りの市にはシェアハウスがたくさんあった。

こんなことならもっと早くにシェアハウスに引っ越せばよかったと後悔しながら、色々見学してみて、とても安く、共有のキッチンが広く、ソファがたくさんあり、綺麗なシェアハウスを見つけたのでそこに引っ越すことにした。
詳細は以下の通り

  • 大きいシェアハウスで40人ほどが住むことができる。

  • 家賃25000円、共益費15000円(水道光熱費込み)

  • 駅から徒歩12分

  • 個室6畳で鉄筋コンクリート

  • トイレ、リビング、キッチンは共同

全部で月40000円。埼玉県ではかなり安く済む。そこに決めた大きな理由は、外国人が一人いるのを見たからだ。英語を教えてほしくてそこに決めた。

引っ越し初日

引っ越し初日は、ドキドキだった。全く知らない人たちがいる所にこれから一緒に住むのだから。しかも、完全アウェイ状態。最初にドアを開けて、挨拶するとみんな優しく接してくれた。そして引っ越しを手伝ってくれた。すっかり安心して、すぐ打ち解けることができた。いろんな人に挨拶するとみんな仕事を教えてくれた。

  • 不動産の営業、ベンチャー企業の社員、個人物販、カメラマン、出張料理人、コンサルやディーラーなどバリバリ稼いでる人

  • 保健所職員や公務員、学校の先生などの安定した職業の人

  • フリーターや失業手当もらってる方、職業訓練や学校に通っている人など

本当にいろんな人が住んでいた。とても刺激的だった。一番話したかった、外国人はイギリス人で、英語教師をしているらしく、シェアハウスでも週1で英語の授業をやってくれているらしい。これから刺激的なシェアハウス生活が始まるのであった。

シェアハウスに住んでみてよかったこと

  • イギリス人から英語を毎週教えてくれたこと

  • 毎日のようにボードゲームができたこと

  • フレンチシェフから料理を教えてもらえたこと

  • 一緒に登山や旅行に行ったこと

  • 誕生日を祝ってもらえたこと

  • 寂しく感じなくなったこと

  • 仕事を辞めて海外へ行く決断ができたこと←これが一番大きかった。

筆者の誕生日に帰宅したらサプライズ

一緒に住んでいた人は本当にみんな価値観が違う。ライフスタイル、仕事、恋愛、お金、人生観がまるで違った。それが自分にとって大きな学びとなった。人生において、何に重きを置いているか、すごく参考になった。

ある日、みんな貯金はどのくらいあるのかという話になった。すると、収入は自分より多いのに、貯金はないという人がほとんどだった。20代のうちはガンガン自分に投資しなきゃダメだよとルームメイトが言ってくれた。シェアハウスに引っ越してくる前の自分は、やりたいことが見つからず、ずっとお金を貯めている毎日だった。

やりたいことがもしあるなら、人生賭けてギャンブルした方がいいと言ってくれた。実は自分にはずっと海外を旅したいという夢があった。しかし、安定を手放すことに不安を感じているということを伝えると、またいつでもやり直せるから、20代のうちにチャレンジした方がいいと言ってくれた。

こうして仕事を辞めて、海外に旅に出ることを決めた。これがシェアハウスに引っ越して一番よかった出来事だった。シェアハウスに引っ越したことが自分にとって大きな転機となった。

シェアハウスに引っ越して悪かったこと


シェアハウスに7ヶ月ほど住んだのだが、悪い点も多くあった。このシェアハウスは、管理会社はあるが、管理人が住んでない。そのため、誰も対面で注意してくれる人がいなかった。夜中に騒いだり、リビングを専有したり、ルールを守らない人が結構おり、喧嘩や悪口が多く飛び交う。このせいで、英語を教えてくれたイギリス人は引っ越してしまった。また、ドロドロな恋愛関係な部分もあり、それに巻き込まれるのが嫌になり、1年住む予定を、7ヶ月で引っ越すことにした。

しかし次の引っ越し先も別のシェアハウス。またつまらない一人暮らしに戻るのはごめんだった。そこで、最初に出会ったシェアハウスを運営している方に連絡をしたのであった。

これからシェアハウスに住む方へアドバイス

これからシェアハウスに引っ越しを検討している方へ、シェアハウスはとても楽しい!イベントが多く、悩んでいることがあれば、相談に乗ってくれたりする。いろんな職業の人と出会えて、人生の道に迷っていたら、新しい道が見つかるかもしれない。ただし!シェアハウスは管理人が住んでいるところにした方がいい!


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