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【COVID-19】情報を収集し、翻訳するボランティアを募集(締め切りました)

私たちの活動について

我々「COVID-19 多言語支援プロジェクト」は、東京外国語大学の学生と卒業生を中心として、2020年4月に結成されたボランティア団体です。


私たちはCOVID-19の感染が拡大した2020年4月に、主に首都圏で日本語での情報取得が難しい方々に向けて、多言語での情報発信を行うウェブサイト「COVID-19 多言語情報ポータル」を立ち上げました。立ち上げ後は、SNSや人脈を通じた呼びかけに80名以上の有志が応え、さらに、2020年6月には株式会社 アークコミュニケーションズからネパール語翻訳の提供を受けたことで、合計16言語の情報を精力的に発信することができました。
このように、当プロジェクトは、活動趣旨に共感くださった個人や多文化共生に関わるコミュニティが協働する場となってきました。
第二期の発足時より、第二期では2021年7月までと期間を設定して活動してまいりましたが、チーム内での話し合いの結果、2022年3月まで活動を継続することが決定いたしました。

ウェブサイトは、ウイルスの感染拡大に伴う生活環境の変化、行政機関からの要請・支援制度について、在留外国人の方々が必要としている情報を多言語に翻訳し、迅速に届けることを目的としています。またウェブサイトを見た在留外国人の方々が、日本での生活を続けるための行動を、自力でとれるような形態の情報発信を目指しています。
情報発信の対象は首都圏に限定していますが、それでも情報量が多く、また翻訳する必要のある言語も多岐に渡ります。

そこで、政府や自治体・メディアから発信される情報を多言語に翻訳する作業に携わっていただく、ボランティアスタッフを募集します。
ボランティアですので報酬は出ませんが、日本人ですら生活環境の変化による戸惑いや苦難を感じている方が少なくない今、言語や文化の壁によって正確な情報が手に入らない在留外国人の方々を助けるため、自分にできることをやってみたいという方を探しています。

我々がどのような問題に取り組もうとしているのか、何を目指しているのか、目標のために具体的にはどんな活動を行うのか、活動を通じてどのような価値観を大事にするのかは、以下の記事にまとめています。是非一読の上、共感いただける方にご応募いただけると幸いです。

募集するスタッフと作業内容

①インプットチーム(2名) 
政府や自治体、メディアの発信する情報の中で、外国人の方々が日々の生活で必要なものを収集・整理し、ウェブサイトに記載する記事の元となる日本語原稿を作成していただきます。

➁アウトプットチーム 原稿翻訳担当
ブラジルポルトガル語(2名以上)、ウルドゥー語、ベトナム語(1名以上)、繫体字、スペイン語、フランス語(1名)
同じくボランティアで構成される「インプットチーム」が作成した日本語原稿を、担当する外国語に翻訳していただきます。必要に応じて、ウェブサイトへの記事投稿、SNS拡散用の文章作成等も行っていただきます。

※9/10追記 英語の翻訳担当の募集を締め切りました。

「やさしい日本語」(※)
同じくボランティアで構成される「インプットチーム」が作成した日本語原稿の内容を、「やさしい日本語」に書き換えた記事を作成いただきます。必要に応じて、ウェブサイトへの記事投稿、SNS拡散用の文章作成等も行っていただきます。
※「やさしい日本語」について、より詳しくお知りになりたい場合はこちら(「在留支援のためのやさしい日本語ガイドライン」出入国在留管理庁、文化庁)をご覧ください。

③アウトプットチーム 原稿チェック担当
ブラジルポルトガル語(2名以上)、タガログ語(1名以上)、ベトナム語、韓国語、繫体字(1名以上)、スペイン語、フランス語、アラビア語

主に翻訳された原稿が内容・表現共に正しいかどうかをチェックしていただきます。必要に応じて、上記「原稿翻訳担当」記載の翻訳業務、ウェブサイトへの記事投稿、SNS拡散用の文章作成等も行っていただきます。

※9/10追記 韓国語のチェック担当の募集を締め切りました。
※また、運営チームの広報・ウェブサイト担当のポストも現在1名募集中です!詳細は別のnote記事をご覧ください。

求めるスキル


作業は全てリモートで行います。そのため、Googleドライブなどのオンラインツールやドキュメントファイルの作成など、基本的なPCスキルが必要です。具体的には、翻訳記事作成・ウェブサイトへの記事投稿にあたっていただきます。また、細かい作業をミスせず綺麗にこなせる方を歓迎します。

①インプットチーム
ネット上で素早くリサーチして、複数の情報源から要点をもらさずに簡潔かつ正確にまとめるのが得意な方。
情報の信頼度や正誤を見分ける力がある方。

➁アウトプットチーム 原稿翻訳担当
CEFR B2相当以上で、翻訳記事作成・ウェブサイトへの記事投稿・SNS投稿文の作成にあたってくださる方。

※8/14追記 英語の翻訳担当の募集を締め切りました。

「やさしい日本語」
以下のいずれかに当てはまる方。
・大学(院)で、「やさしい日本語」について学んだ経験がある
・日本語から「やさしい日本語」への翻訳経験がある
・「やさしい日本語」の指導者養成講座や研修会を修了している
・日本語教師養成講座などを終了し、非日本語話者への日本語教育に携わった経験がある
・「やさしい日本語」について教えた経験がある

③アウトプットチーム 原稿チェック担当
ブラジルポルトガル語、タガログ語、ベトナム語、韓国語、繫体字、スペイン語、フランス語、アラビア語

翻訳言語の母語話者またはCEFR C1相当以上かつ、日本語能力検定(JLPT)N2レベルの日本語読解力があり(留学生の方など歓迎します)、翻訳の間違いを指摘して翻訳言語での自然な表現に修正できる方。

※韓国語のチェック担当の募集を締め切りました。

その他

2022年3月ごろまで、作業は週1~3回(1回平均2時間程度)、ご都合の良いタイミングで行っていただくことを想定しています。
プロジェクト加入後は、まずマニュアルを見ながら作業の内容を覚えていただきます。チーム毎にリーダーがいますので、その指示に従って作業にあたっていただきます。質問などは気軽にしていただけます(リーダーもボランティアですので、対応に時間がかかる場合があります)。


応募方法

応募いただける場合には、以下のGoogle フォームに回答をお願いいたします(※)。数日程度で、ご返信差し上げます。
たくさんのご応募を、お待ちしています!
https://forms.gle/8LC9HXbaPRpC8Wz79

※ボランティアをしてみたいが不安なことがある、どんな作業なのかもっと詳しく知りたいなど、聞いてみたいことがありましたら以下のお問い合わせ先までお気軽にご連絡ください。
COVID-19 多言語支援プロジェクト スタッフ担当
メール:covid19.multilingual.jp@gmail.com


完全ボランティアワークですが、ウェブサイトの運営に少額ながらかかる費用を賄うため、ほんの少しだけご支援いただけますと幸いです。首都圏に住む外国人の方が周囲にいらっしゃれば、ウェブサイトやTwitter、Facebookを拡散いただけるだけでも大きな助けになります。