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あなたはあなたではないから、あなたがあなたであることがある。「自分ってなんなの?」

行動と結果と自分らしさを
自分と切り離す大切さ
という観点からお話してきます。

あるがままのあなたとは何者なのか?


コレがこれからの時代、
あなたにしかない人生を
価値に創りあげるために必要な
考え方のひとつです。


このあるがままの自分を
明確にするためには、

・自分らしさ
・行動
・結果


この3つと区別していくことが必要不可欠です。


まずはわかりやすいところから。

結果はあなたではない。



学校教育や
社会的な承認欲求の蔓延により、
結果=あなた、
という方程式が成り立つように見えますが、
コレは間違いです。

ケーキを食べたあなたは
ケーキになりますか?


と僕はよく表現しています。

あなたが手にした結果、
例えば、
ビジネスの売上や業績、年収や
お客様の声に始まるあなたの評判評価、

あらゆる人間関係における
あなたの印象やイメージ

あなたが手に入れた資格や肩書き

学んできたこと知ったことの知識や情報

あなたの周りの人間関係すべて

あなたが所有しているブランド品や住んでいる場所、身につけているもの、

あなたが憧れなろうとしている自分像や

尊敬している人の言葉、座右の銘、

などなど、
あげたらキリがありませんが、

このどれもがあなたではありません。

人からの意見に耳を傾けるな、
という話ではなく、
一旦切り離して
自分を見ることが
大切だという話です。


次に

行動もあなたではありません。



あなたがやっていること
取り組んでいること
好きなこと
やりたいこと

あなたが何をしているか?
というのは
あるがままのあなたとは別物
なんだと
覚えておいてください。


わかりやすい例えでお話するのなら、
プロのスポーツ選手。

スポーツ選手はスポーツをしていなかったとしたら、
その人ではないということになるでしょうか?
現役を引退したら?その人はその人ではなくなるのか?

ここは特に混同しやすいため、
スポーツをしていることが自分と思い込んでいる方は、
現役引退後、精神を病んでしまう、、なんてお話はスポーツ業界に限らず、
アーティストや俳優、
職人さんだけではなく、

定年退職して家でゴロゴロしてしまうような方たちも
同じようなタイプと見ることができるでしょう。

そして、

自分らしさというのも、あるがままの自分とは、別です。


自分らしさや
なりたい自分、
理想の自分像や
自分ってこんな人なの、
っていうようなキャラクター性、
あるいは性格診断や占い、と言ったような、
「私ってこうなの!」というのも
あるがままのあなたとは別と考えてみてくださいね。

例えば、
仕事における自分らしさと
家族といる時の自分らしさ
友達といる時の自分らしさ
好きなことをしてる時の自分らしさ
誰にも見せられないような秘密の自分らしさ
などなど、

自分らしさひとつとっても
状況や環境、
誰といるか?
何をしているか?で
都度変わるタイプの人もいます。

コレがいいとか悪いとかではなく、

じゃあ、本当のところ、
あるがままのあなたってなんなの?

ここを見ていくことが大切なんです。


なりたい自分や、
理想の自分についてですが、

コレは

今のあなたは?と言う問いをしてみるといいでしょう。

なりたい自分や理想の自分を掲げることがダメということではなく、
今のあなたって誰なのか?がとても大切なんです。

今のあなたってなんなのでしょうか?


そして、診断や占いなど
「私ってこうなの!」と言ったような
あなたのキャラクター性やタイプというもの。


言ってしまえば
今あげたコレらは
あなたについてるラベル、
商品の説明欄
みたいなものです。

商品の説明欄って、
確かにその商品について教えてくれるけど、
その説明が全てとは限りませんよね?

同じ分量同じ材料で
同じ料理を作ったとしても
個人個人微妙に違うのと同じこと。


さて、ここまで読んでくださったあなたは

「じゃあ、あるがままの自分ってなんなの?」

と思っていただけているかと思います。


まず大切なのは

・自分らしさ
・行動
・結果

この3つは自分では無いとしたら、
自分って?

という問いから入ることです。


もっと言えば、

これまでの自分像を
一旦全部疑ってみること。



ここから始まるんです。


ぜひまずはここまでのことを
あなたなりに考えてみてくださいね。

紙に書き出したり、
声に出すなどして、
言葉にしていくことが大切です。

頭の中だけでやっていると、
人ってなかなか理解できない生き物なので。



ここまで考えてもらった上で、
これからお話することがとても大切になっていきます。

あるがままの自分って一体何なのか?

まずは言葉の定義を整理します。

あるがままの
「ある」というのは

あるものをあるとする、ということ。

逆で言えば、
ないものはない

もう少し言えば、

あることをないことにしてないか?
ないことをあることにしてないか?

という意味合いも含まれていきます。


分かりやすく言えば、
今の自分に何があるのか?
という言い方もできます。

ただし、ここで言う
自分に何があるのか?は
結果や行動、自分らしさではないもので、
という条件が加わります。

あと、
あるというのは、
今この瞬間にしかありません。

過去は「あった」となり、今はない。
未来は「あるだろう」となり、今はない。


この今あるという感覚がとても大事です。


そして、あるがままの「まま」とは、
儘という漢字ですね。

この場合は
「その状態に変化のないこと。それと同じ状態。」
という意味で捉えるのが良いかと思います。


なので、、、
「あるがまま」というのを平たく表現するとしたら、
あるものがあるってことがある」とでも言いましょうか。

なので、
「あるがままの自分」とは
あるものがあるってことがある自分」と見ることもできるはずです。

しかも、
結果や行動、自分らしさではないもので、
という条件で。

僕が言うここでの「あるがままの自分」を見つけるためには、
まずは、結果や行動、自分らしさを見ていくことが必要不可欠になっていきます。

結果や行動、自分らしさというのがあることをまず見る。
けど、それは自分ではないことがあるとわかるから、
自分がなんなのか?
ないことがわかるから、
あるものがあると分かる。

少しややこしい表現にはなりますが、
この感覚がとても大切なんです。


ここまで見ていって始めて、
あるがままの自分が見えてきます。

あるがままのあなたとは、
一体どんなあなたなんでしょうか?

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