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だったらいっそのことやめちゃえば?

半沢直樹も終わりめっきり秋を感じる季節になりましたね。というか寒いですよね。最近。寒がりの私には厳しい季節の始まりです。

半沢直樹では多くの格言・名言が生まれましたよね。

「やられたらやり返す。倍・・いや、三人まとめて1000倍返しだ!」(第九話)

「大事なのは感謝と恩返しだ。その2つを忘れた未来は、ただの独りよがりの絵空事だ」(第三話)

インパクト絶大は大和田取締役。名言・格言の製造機でしたね。さすが、香川照之さんですたね。

「施されたら施し返す・・・・・・・・・恩返しです!」(第一話)

「君はもう、おしまいです。お・し・ま・い・DEATH!」(第二話)

「銀行沈没!・・・・・頭取もチンヴォッツ!!(沈没)」(第六話)

でも、半沢直樹の妻である花さんの言葉には涙が出ました。
同じツボにハマった方も多いのでは。

「だったらいっそのことやめちゃえば?  」 最終回

夫のただならぬ雰囲気を察して
妻の花さんが「なんかあった?」と尋ねた。
夫の半沢直樹はうつむきながらうなずく
妻の花さん明るく「また出向…的な?」と尋ねると。
夫の半沢直樹は「出向どころじゃすまないかもしれない…ごめん」と謝った。
シーン

●まずは、夫のただらぬ雰囲気を察したところ。
無関心夫婦であれば夫の感情の変化や心の動揺を気づかないですよね。日頃から夫に興味があるからこそちょっとした変化を気づけたのでしょう。

●次に、明るく尋ねるところ。
この先に何が起こるか見えないので不安もあるのでしょうが、先のことにフォーカスせずまずは明るく声を心がけていて習慣化しているからできるのでしょう。

●最後に「また出向・・・的な?」と想定するところ。 
日常からコミュニケーションがはれていないと、何も思い浮かばないですよね。夫のことを仕事も含めてよく知っていたのでしょう。


妻の花さんは、夫の半沢直樹に「だったらいっそのことやめちゃえば」と明るく言い放った。「銀行員だけが仕事じゃない。再就職なんて簡単にできないかもしれないけど。その間、私が稼ぐから。もう頑張らなくていいよ。これまで十分すぎるくらい頑張った」「今まで必死に尽くしてきた銀行にそれでも『お前はもういらない』って言われんならこっちから辞表を叩きつけてやんなさいよ。サラリーマンの最後の武器でしょ」と笑顔で。

妻の立場でなかなか言えないですよね。
夫が一流企業でそれなりに給料をもらっていて、再就職も難しい年齢になっていて。自分の不安よりも夫を奮い立たたせて。

●このメッセージも、明るく・前向きで、なんとかなるよと心の深さを感じさせましたよね。この、「なんとかなるよ」や「まっいいか」という気持ちは夫婦の関係に必要な、許るというゆとりのココロですよね。


その上で妻の花さんは

「仕事なんてなくなったって、生きていれば何とかなる。生きていればね・・・・なんとかね」

状況は違っても、今のコロナ禍の世の中とリンクしますよね。
長引くコロナ渦で仕事が無くなり不安で苦しんでいる人へのメッセージとも聞こえましたよね。


さんまさんの名言にも通じるところがありますよね。

生きてるだけでまるもうけ。

私たち夫婦も、それぞれが過去に大きな苦境を体験しましたが、今となってはすべてが糧になっています。そんな苦境をお互いが乗り越えてから夫婦になったので、夫婦という人間関係を持つための基礎ができていたと感じています。

夫婦になってからも山あり谷ありジェットコースターのようですが、「夫婦」というカタチや見ているところがブレていないのでなんとか乗り越えています。

人生は山あり谷ありがあって当然で、自然的なことですよね。またいろんなことが起こるほうが刺激的だし、そのほうが成長できますよね。

結局、ひとは乗り越えることができない壁は無いということになるのでしょう。
ひとりでは、不安で潰れそうなときでも、夫婦ふたりで力を合わし助け合って乗り越えることができる関係でありたいですよね。夫婦は幸せの数より、苦境を乗り越えた数だけ絆が深まることもあるのでしょう。

夫婦のチカラを最大限に発揮できるように、日常から夫婦という人間関係の信頼構築が必要なのです。

数多くある人間関係。
親兄弟との人間関係、友人との人間関係、仕事仲間との人間関係、ご近所さんとの人間関係、趣味仲間、ママ友・・・・・・・・。
一番大切な人間関係が夫婦であることは間違いないですよね。親子関係は別領域ですね。

人間の悩みや問題は、突き詰めるとすべて人間関係に行き着く

アドラーが言っています。

われわれのまわりには他者がいる。そしてわれわれは他者と結びついて生きている。人間は、個人としては弱く限界があるので、一人では自分の目標を達成することはできない。もしも一人で生き、問題に一人で対処しようとすれば、滅びてしまうだろう。自分自身の生を続けることもできないし、人類の生も続けることはできないだろう。そこで、人は、弱さ、欠点、限界のために、いつも他者と結びついているのである。自分自身の幸福と人類の幸福のためにもっとも貢献するのは共同体感覚である。


夫婦という人間関係をもっともっと深め、パートナーとふたりで人として成長しよう!と、半沢直樹最終回の花さんメッセージを受け取りました!

おわり。

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