マインドフルネス日記 | ストレスマネジメント×マインドフルネス瞑想
先日ストレスマネジメントの講座に参加しました!
オンライン化が進んだので、いろんな講座に気軽に参加できるのがとても嬉しいです。
この講座は、わたしが参加したマインドフルネスの先生が参加するということで見てみることにしました。
つまり、マインドフルネス瞑想を用いたストレスの低減する方法を勉強することができました。
ストレスはいいもの?悪いもの?
ストレスの研究をしたアメリカのウィスコンシン大学では、ストレスを悪いものと思った人よりも、いいものと捉えた人のほうが結果的に長生きするという結果が出たそうです。
物は考えようとも言いますが、どんなストレスなのかを理解することで対処の初動が早くなりそうな感じがしました。
怖いことだとは思いますが、まずはストレスを感じていることを認めることが必要なのかもしれません。
そして、そのプレッシャーや不安をエネルギーに変えることで、より前向きになれるのではないか、ということでした。
ストレスには種類がある
ストレスと一言でくくってもいくつか種類があるようです。
なにか不安を感じると、とうそう(逃走・闘争)反応が現れます。身に危険を感じたときに感じるストレス反応のようです。
そして、もうふたつはチャレンジ反応と思いやり反応だそうです。
前者は人前で話すなど、何かチャレンジをしているときに現れる反応で心臓がバクバクしたり、手汗をかいたりします。
後者は家族や大切な人を守りたい!と思ったときに出る反応だそうで、行き過ぎると共感疲労となってしまい、自分自身が疲弊してしまうようです。
よくよく見ると悪いストレスではないですよね。
というのもそれぞれ、必要なホルモンが分泌され、チャレンジ反応であれば集中力が高まったり、積極的になったり、後者であれば絆が強くなったり、思いやり、勇気といったものが出てくるということでした。
どう対処するか
それぞれ悪いストレスではないものの、ドキドキしてしまってさらに緊張したり、嫌だなと感じたりするので、悪いものと考えそうになります。
でも、特にチャレンジ反応は、何かにむかって挑戦しようとしているので身体がウォーミングアップをしているから、ドキドキしたり手に汗をかいたりするんだそうです。
このようなストレスを対処するときに瞑想を行うのですが、プラクティスでは嫌なものや緊張するものを思い浮かべて、そのときに行う身体の反応を観察し、その反応に対して準備してくれてありがとうと心の中でつぶやくというものでした。
個人的には結構衝撃的でした。
このドキドキするものに対してありがとうか…
わたしは英語でコーチングをするときに緊張してしまうので、そのことを思い出すと胸が締め付けられるようでした。そして、そのプラクティスを行ったら、気持ちが落ち着いたので特に働くみなさんにぴったりなものだと思いした。時計は見ていませんでしたが、5-10分くらいだったと思います。
トイレの中でもできそうです。
さて後者の思いやり反応はとっても優しい反応なのですが、行き過ぎると共感疲労となって自分が疲れてしまいます。他人の苦しみをわかろうとするあまりに、相手のネガティブな感情を同じように吸い取ってしまうようです。
共感のしすぎはときに自分を傷つけて、そして大切な人を助けられなくなってしまうのです。
最近コンパッション(思いやり)という言葉を目にしますが、このコンパッションの主人公は私ではなくあなたが苦しみから救われることを願っているので、いわゆる線引きが必要になります。共感だけでは助けられないようです。線を引くことで落ち着きが出て、本当に必要なことを相手にしてあげられるようです。
コンパッションでは、知ったつもりにならないこと、そして自分が感じる苦しみをそのまま受け入れてあげるということでした。
それが感じられたとき心拍数もゆっくりになり、幸せホルモンが分泌されるというおもしろい話を聞くことができました。
ナイチンゲールとかまさにこれができていたのかな…と単純ながら思ってしまいました。
手放す勇気
それでもどうしても起こるつらいことや悲しいことがあったら…
それがもし自分でコントロールできないものならば手放してしまうというのもひとつの方法です。
手放す(Let go)は、もしかしたら諦めることかもしれないし、認めることかもしれない…と聞いて感激しました。手放したうえで自分が何ができるかを改めて考えることできるようです。
たしかにこのコロナも自分たちではコントロールできないものです。
ニュースを見ては一喜一憂して、簡単に家族や友達・お付き合いしている人に会えなかったり、リモートも人によっては合わなくて仕事でやりにくさを感じることもあるでしょう。
でもコントロールできないものは、手放して次に何ができるかを考えるほうがおもしろいんだと思います。
あ、なんかこれって起きてしまったことはしょうがないから次気を付けよう~みたいなマインドと似てますね。いちいち細かいことを気にして疲れるようり、起こってしまったら次にフォーカスすればいい外国風の考え方かもしれません。
とてもおもしろかった!
1時間ほどの講座だったのですが、瞑想のプラクティスも交えながらだったのでとてもおもしろい時間になりました!
ほんの5分、10分程度の瞑想でも頭がすっきりしたり、心がとてもリラックスします。
あーこんな優しい世の中で溢れたらいいのにーー!と思います。
終了していますが、この講座でした!
また参加してたいです。
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