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急に連絡が取れなくなる人の心理と対処法

一昔前はメールやSNSなどなく、手紙や固定電話が主な連絡手段でしたが、今はいつでもどこでも取りたいときに連絡が取れ、会いたいときに会うことができます。

しかしそう簡単に繋がれる時代だからこそ、関係を断つことも簡単になってきている気がします。

それは恋愛でも顕著ですよね。

今は出会いの幅も広がり、昔よりはるかに多くの人と関わることができる時代になりました。

マッチングアプリなんかで仲良くなった人と関係が切れたとしても、すぐに新しい人を探すことができます。

ですが、だからこそ起きるトラブルというのもあります。

その代表的なものが、「せっかく仲良くなったのに急に連絡が来なくなる」というものです。

皆さんはこのような経験はありませんか?

こちらが結構いい感じだなと思っていた人なのに、突然連絡が取れなくなると、大きな心配や不安に襲われてしまいますよね。

今回はそういった行動をとる人にフォーカスを当て、どのような心理で行うのか、そしてその対策などをご紹介しようと思います。

良い関係に訪れる突然の変化

あなたは過去に、気になっていた人からこのようなことをされた経験はいませんか?

・結構いい感じだったのに急にパッタリ返信が来なくなった

・これまでやり取りが続いていたのに、ある日突然連絡が取れなくなった

思い当たることもなく突然連絡が途絶えると、それをされた側は『何か気に障ることでもしたのだろうか』『どの行動がいけなかったのだろうか』などと、あらゆることが頭に巡りパニックになることもあります。

その状況を例えるなら、たとえば遊園地に遊びに来てワクワクしていたのに、急に電気が消され何が起きているのかもわからず、ただ真っ暗闇に自分が放り投げられたような、そんな感覚に似ています。

様々な考えが頭の中に渦巻き、その思考の渦の中に完全に迷い込んでしまうのです。

状況の変化は思ったより人の心をかき乱します。

さらに少しでも関係を持っていた人からそのような仕打ちを受けるとなおさらです。

それでは、ここまで相手に大きなダメージを与えてしまうこの行為を行う人の心理とはいったいどのようなものでしょうか。

次に見ていきましょう。

突然連絡が取れなくなる人の心理

まず質問です。

あなたは、「恋愛とは何か」という質問に、どのような回答をしますか?

『王子様を見つけるため』『共に成長していくパートナー探し』『ゲーム』

いろいろな考えがあると思います。

今頭に浮かんだその考えを覚えておいてください。

話は戻りますが、急に連絡が来なくなったり関係を遮断する行為のことを『ゴースティング』と言います。

幽霊のようにパッといなくなるイメージからこのように名付けられたそうです。

そこであるメンタリストさんが言ってたのですが、こういう人には恋愛の考え方において高い割合である共通点があるそうです。

皆さん、何だと思いますか?

それは、恋愛を『運命の人を探す行為』だと考えている割合の高さです。

先の質問のあなたの回答はどうでしたでしょうか。

つまりゴースティングをする人は、理想が高いゆえに自分の理想の相手ではないと判断した相手との関係を容赦なく切ってしまう傾向があるのです。

あなたがゴースティングされた経験があるのであれば、その人がどのような人だったか思い出してみてください。

その人は、ずいぶんと理想が高い人ではありませんでしたか?

ゴースティングする人が抱える問題

運命の人を探そうとするのは全く悪いことではありませんが、あまりにその度合いが強すぎると恋愛をするうえで様々な支障が出てきます。

たとえば、

・理想が高すぎて自分に合う人がなかなか見つけられない

・恋人を取っ替え引っ替えする

・何度もお見合いを繰り返す

・婚活パーティーが趣味のようになってしまう

・いくら頑張っても理想の人が見つけられず自暴自棄、鬱状態になってしまう

このように悪い状況が生まれてしまうこともあります。

それが癖のようになってしまうと、何度も繰り返し気が付くと婚期を逃してしまう・・なんてことも少なくありません。

自分に自信を無くしてしまうこともあるでしょう。

また自分に対する影響だけでなく、周囲の目がきつくなったり世間から冷ややかな目で見られることも稀にあります。

ゴースティングをする人は運命の人という理想を求めすぎるがゆえすぐに関係を断ちますが、それは時にこのような悪い影響を生み出すことがあるのです。

ゴースティングをやめたい人への対処法

『わかっているけどやめられない』

気持ちはわかります。

しかし現実では、ドラマの中に現れるような”王子様”に出会う確率はとても低いのだと理解する必要があります。

育ってきた環境や立場も違う人間の中から、自分の理想に全くぴったり合う運命の相手は何人いるでしょうか?

ロンドンに住むピーター・バッカスという大学生が出した『運命の人に出会える確率』は驚くべき数字でした。

彼は天文学者のドレイクが”地球人と出会う可能性がある地球外文明の数”を調べるために編み出した方程式を恋愛に置きかえて、運命の人に出会える確率を算出しました。

すると、なんと運命の人に会える確率は35億分の1だったそうです。

気が遠くなりますよね。

ですので、そうなると少し自分の考え方を変えてみるのはいかがでしょうか。

そのあるメンタリストさんも言っていましたが、恋愛は『相手とともに成長していく行為』と考えるほうが良いそうです。

恋愛とは赤の他人同士が出会うわけですから、もちろん生活スタイルも違いますし考え方の違いがあるのは当たり前です。

相手にちょっと合わない部分があるなと感じたとき、一回そこで立ち止まってこのように考えてみるとよいでしょう。

「これはお互いが成長できるチャンスかもしれない」

「さらに良い関係になるための試練かもしれない」

そう考えると、二人の関係に少し希望が見えてきませんか?

もしあなたが気になる相手にたくさん良い部分があるのに、ある一部分が気に入らず関係を遮断をしようと考えている場合は、上の思考の変換を試してみてください。

少し意見のすり合わせをすれば、もっと良い関係に発展できるチャンスかもしれません。

人は変わるものですから、変化が起きて良い方向に進むともしかしたらそれが運命の相手となる可能性だってあるのです。

ゴースティング常習犯を避ける方法

ゴースティングをする人はする人で苦労をしているものですが、改善の余地がないゴースティンガーとは関わらないほうが無難な場合もあります。

その場合の方法をいくつかご紹介します。

1.ゴースティングに否定的な人を見つける

実は、ゴースティングに否定的な考えを持っている人も中にはいます。

先ほど、恋愛は『相手とともに成長していく行為』と考えるほうが良いとお伝えしましたが、実はそう思っている人ほどゴースティングを否定する傾向が高いそうです。

ですのでゴースティングにトラウマのある方は、少々心理作戦のようになってしまいますが、気になる相手にこのような質問を投げかけてみてください。

「あなたにとって恋愛とは一言でいうと何ですか?」

そうです。これは私が最初に投げかけた質問です。

この回答が『相手とともに成長していく行為』という回答に近いほどゴースティングをする確率が低い可能性があります。

回答でずばり『運命の人を探すため』と答える人は恥ずかしさもあってなかなかいないかもしれませんが、その場合には話を多く聞き出してその傾向があるかどうか見極めていくのがいいでしょう。

2.過去の恋愛遍歴を聞く

過去に恋愛を多くしている人ほど、ゴースティングをする人である可能性が高くなります。

なぜなら理想が高ければその理想の人に出会うまで何度も出会いと別れを繰り返す傾向があるからです。

また恋愛経験が多いと比較対象も多いため、これまで出会った人とすぐに比べられてしまうでしょう。

よってお目に適わなかったら即座に切られてしまう・・なんてことにもなりかねません。

結婚生活の幸福度も、恋愛経験が少ない人同士が結婚したほうが幸福度が高いという統計もあるくらいですから、将来的に幸福度を求めるのなら恋愛経験が少ない人を選ぶほうが良いでしょう。

もちろん、多く恋愛をしていても人間的に素敵な方は私の周りにたくさんいますしこれは統計的な考えなので、参考程度に捉えてくださいね。

3.相手の許せない部分を聞いてみる

理想が高い人ほど相手に対して求めることが多くなります。

運命の人を強く求めている理想主義者の中には、あれをしない人、これを言わない人など、あれこれと注意書きのようなものが出来上がっています。

それをうまい具合に聞き出すのです。

たとえば「恋人で許せない行為は何?」という切り口から始めると、そういう人はずらずらと項目が出てくるでしょう。

より細かく具体的な話が出てくる人ほどその傾向が高いと言って良いと思います。

以上、ゴースティングする人全てにこれが当てはまるというわけではありませんが、傾向としての例を挙げてみました。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

良い相手に出会うためには慎重になりがちですが、あまりに度が強すぎると本当の運命の相手までも逃してしまう可能性があります。

時にはある程度の柔軟性と寛容な気持ちが大事になってくるでしょう。

人との関わりは全て自分のためだけに起きていることではなく、相手もあってのことなのです。

相手の気持ちや生き方を尊重しつつ素敵なパートナーと出会い、共に成長していくことでより豊かな人生を歩んでいけるはずです。

よろしければぜひ参考になさってみてください。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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