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日常を改めて感じることで学ぶこと

こんにちは*
京都・滋賀のちいさな写真屋 cotonowaのyuniです。

関西も昨日からついに梅雨入り!
気象病持ちとしてはかなりきつい季節の始まりです。
(でも終われば夏。日光アレルギーなのでこちらも厳しい季節の始まり。爆)

今日はシャキッと気分を上げたくて、いつもはインスタントでぱぱっと済ませちゃうことが多いのだけれど、自分のためにゆっくり珈琲を淹れてみました◎
雨の日は普段ズボラなのに、ていねいに生きたくなる不思議*

さて、今日は昨日改めて「日常写真」について思い巡ったことを残しておこうと思います。


「母としての自分」「亡くなった母」。母を感じる時間の記録

昨日の日常撮影は、日常ではあるけれど
ママにとっては特別な日である
お母さまの命日当日の日常撮影でした。

「命日は悲しい日だけれど、母としての自分も残してもらい、亡くなった母をより感じる1日にできたらと思っています」
とご依頼くださり、ご自宅にお伺いしました。
お写真はまだ現像できていないので全部を載せて紹介は
後日ゆっくりさせていただこうと思うのですが
お散歩のときはお地蔵さまに手をあわせ
公園遊びをしてからおうちに帰って
お母さまが生前お好きだった餃子を作り
みんなで美味しいねぇと食べて
お腹抱えて笑って、おだやかでしあわせで
愛で溢れた時間をご一緒させてもらえたこと
本当に嬉しく思います。

Instagramのリールで少し紹介させていただいているので、もしよろしければ*(こちら

忙しなく生きるなかで蔑ろにしてしまうことも多い
子どもとの時間。家族との時間。
日常撮影というのは、その時間と改めてきちんと向き合い、愛を振り返る時間なのだと、昨日深く感じたのでした。

当たり前のように過ごしている今は、今だけのもので
時間の流れとともに全て変わりゆくものだから。

わたしは日常撮影をさせていただくと
お客様の姿を見て、わたし自身、子どもとちゃんともっと向き合おうと、毎回思わせていただいています。
もちろん、うまくできなくて怒りっぱなしの日もあるけれど笑、昨日は子を抱きしめて眠りにつきました*

わたしは撮影させていただく立場でありながら
お客様からたくさんの愛を教わっています。
本当に、ありがとうございます**


心寄り添い、寄り添われ生きていく

自分がどういう立ち位置で写真を撮らせていただくか、実は毎回めちゃくちゃ考えます。
撮影までに色々やり取りさせていただく中で、お客様がどういう形の撮影を求めておられるかを考えつつ、あとは当日お会いして空気を感じながら撮影させていただくのですが、この人一緒にいて心地よかったな、と思ってもらえたら嬉しいなと、こっそり思っています。

撮影にあたり、不安になるママさんも、絶対いると思うのですが、気軽にご相談くださいね*

昨日の撮影時、紫陽花を見ると少し悲しい気持ちになる、とママがおっしゃっていたのですが、「最後撮っておきたいものありますか」と伺うと「紫陽花と撮りたい」とお伝えくださり、わたし自身兄が亡くなって苦手な季節・見ると寂しくなる花があったこともあり、ぜひ!と雨の中みんなでお外へ*

「雨の中、雨傘と、笑顔と、まさに今の自分の気持ちにぴったり」と、お写真を見てママが感想をくださったのですが、少しでもママの気持ちに寄り添えたなら、嬉しい限りです。

「日常写真」を撮ってもらうって、「日常」だからこそ
いつ撮ってもらうのかを悩む方も多いかと思います。
ちなみにわたしは長女のイヤイヤ爆発期に撮ってもらいました。
可愛いと思えない。毎日怒ってばかりで自己嫌悪。
苦しい。悲しい。そんな時でした。

撮ってもらったわたしは思っていたよりママをしていて
なんというか、
自分を見つけてもらえた、認めてもらえた
そんな感覚を味わったのでした。

日常写真は
・何かが終わる、始まる節目
・客観的に自分と子どもを見つめたい時
が個人的にお勧めかもしれません。


お天気といっしょで人生ハレだけじゃないけれど
今日も一つ何か楽しいことがありますように*


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