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人生の責任を取らずに逃げ続けた者の末路④



自分に嘘をつき続ける人生


前回まではこちらから…


コンテンツビジネスを作ることになったキッカケ

胸の奥に違和感を抱えながらも、二度目の骨折後もTちゃんとRとの関係を切るわけでもなく、適当に付き合い続けていた私。

今思えば、二度目の骨折で思うように動けない時は、とくに何か連絡があるわけでもなく、そんなに深い付き合いではなかった。

それが彼女らの私に対する答えだったのだが、その時の私は氣づきもしなかった。

二度目の骨折は入院することなく、程度としては一度目の骨折よりも少し軽かったのだと思う。

松葉杖が取れたのも若干早かった。

少し動けるようになるとまた頻繁に連絡がきて、神社ツアーに誘われるようになった。

もう有料ツアーには参加しなかったのだが、ある時、実費の神社参拝に参加した際の帰りの車内で、「こんな講座を作りたいんだよね」なんて夢を熱く語ったことがあった。

生きづらさを手放して自分らしく生きることができる人を一人でも多く増やしたい

これはまさに『自分の願望』そのものだった。

ここで少し、自分のことを語ってみることにする。

私は自己愛性の強い母親に人格否定をされながら育ったため、物心ついた頃から生きづらさを抱えていた。

高校を卒業すると同時に逃げるように結婚して家庭を持つために家を出たが、顔色を伺う相手が両親から夫や子どもに代わっただけで、自分の家庭でもまったく心が安らげる場所ではなかった。

自分の抱える生きづらさがどうしてなのかを追求したくて、またそんな自分を変えたくて、子育てが落ち着いた頃に心理カウンセラーの養成スクールに入った。

そのスクールには約一年ほど通い、認定の心理カウンセラーの資格を取得した。

人間の心理についての知識はある程度得ることはできたのだが、これが自分のこととなると、まったく向き合うことができなかった。


自分探しの迷走が始まりスピリチュアルに逃げた!

私にとって自分と向き合うのは本当にしんどい作業だった。

心理学や自己啓発などのいろんな講座を受けてみたり、セッションやワークをするのだが、出てくるのは感情の表面だけ。

催眠療法なら出せるかも?と、催眠療法士の資格も取得したが、自己催眠では痛みの部分は出せなかった。

自分のインナーチャイルドはなかなか根深いものがあり、クライアントとして受ける側でも、満足のいくセッションとは出会えなかった。

「潜在意識を書き換える」といった触れ込みの講座に何十万も高い受講料を払っても、『もう終わったことだし今さらね。。。』なんて悪態ついて、なかなか心の奥底の本心の部分には到達できなかった。

そんな時に前回のアセンションブームの到来。。。

2012年のことだった。

その頃から私は、なんとスピリチュアルにドハマりするのであるww

まぁ、スピに逃げればいろんな言い訳を付けることができるので…

そりゃラクだわねww

スピなら捉えようによっては自分は聖人君主にもなれるし、ネガティブを見ない言い訳はなんとでもなる。

ここでちょっと余談なのだが、Rは典型このタイプ!
自分は龍神の遣いであり、意識レベルは第11次元にいると公表している。
だからあの謎の上から目線だったんだと、あとで知ったw
デヴィット・ホーキンズ博士の意識レベル表に照らし合わせると、彼女の意識レベルは一番下17(恥)か、せいぜい16(罪悪感)といった所だろう。
だから他者を騙したり陥れたりするようなことが平気でできるのである。
この勘違いが普通に起きるのが、日本のスピリチュアルの痛い点であり、怖い点だ。

意識のレベル(デヴィット・R・ホーキンズ博士の研究より)


私自身も、元々が幼少期からエンパス体質なので、そういうスピリチュアルの世界にドハマりする要素は持っていたのだ。



そこからは、高いお金を払って何人かの霊能者に会いに行ったりした。

もともと好奇心が旺盛なので、視えない世界の探究もしたかったし、視えないけれども感じるエネルギーが何かを知りたくてたまらなかったのだ。

何人かの霊能者から素養があるとスカウトされ、弟子のようなことをしたことがある。

その時に弟子についた霊能者は、うまくお客さんの不安を煽って御祈祷やパワーストンを売りつけて、ガッポリと稼いでいた。

そんな霊感商法を横目で見て、「これ私のしたいこと?」と自問自答をした結果、私はその霊能者の弟子を辞めた。

その数年後に、弟子時代の話を知人にしたところ、例の著名な霊能者を「すごい霊能者がいるので紹介するよ」と、その場の成り行きでセッションを受けることになった。

その霊能者のセッションを受けても、正直なところ私にはそのすごさはわからなかった。

その後、その霊能者の神社ツアーに参加した際の成り行きで、なんと合宿に参加することになってしまった。

その合宿で知り合ったのがTちゃん。


知人から紹介された著名霊能者と会うことになったのも成り行き。

その後その霊能者の神社ツアーで合宿に参加することになったのも成り行き。

霊能者の合宿に参加していなかったら、その後のイベントなんて参加していなかっただろうし、おそらくRとも会っていなかった。

まぁ、いろいろと繋がるよね。

流されて、適当に返事して、誰にでもいい顔して、自分の人生に責任を取ることなく、成り行き任せで生きてきた人生の末路。。。



⑤につづく・・・


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