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Sounding Building(サウンディング ビルディング)

未来社会を描いたSF映画には、しばしば眼鏡やコンタクトレンズ型のデバイスが登場します。話している相手の顔に名前・年齢・肩書きがオーバーラップしたり、商品の上に価格や産地が表示されたり。そんなウエアラブルデバイスの普及はまだ少し先になりそうですが、Sounding Buildingは、5Gテクノロジーによって夢の未来社会を先取りする、ワクワクする体験型展示です。

お持ちのスマートフォンでQRコードを読み込んだら、西新宿に立ち並ぶビルを眺めてみてください。すぐさま「住友生命ビル」「東京都庁」など個々のビルが識別され、各ビルに割り当てられていた音楽が鳴り始めます。例えば、このビルはピアノ。あのビルはリズム。そして周囲を見渡せば、全てのビルが一斉に、オーケストラのように演奏を始めます。

Sounding Buildingのビル検出技術は、GPSなどの衛星測位システムとコンパスを使って実装されており、ユーザの現在地と向きにリアルタイムに反応します。ビルを眺めながら通りを歩けば、次々と新たなビルが歌い出しては、後ろへ過ぎ去っていく様子が楽しめるでしょう。近い未来、VRやXRが標準化した社会のビジョンを皆様にいち早くご体験いただくことで、新たなビジネスやサービスが創出される機会となることを願っています。

この展示は、5G社会の可能性を体験いただくだけではなく、音によって西新宿の魅力を伝えるミッションも持っています。個性的なビルが立ち並ぶ街並みは西新宿のトレードマーク。日々の中では見落としがちですが、建築デザイナーたちの創意が込められたユニークなフォルムの数々を、街の財産として楽しく再発見したいという思いから、ビルが歌い出すというコンセプトが生まれました。

音とテクノロジーの掛け合わせによって、普段の生活で見過ごされていたり、過剰な広告の中に埋もれてしまいがちな、その土地・地域の持つ魅力を再発見することができるとcotonは考えています。

本展示ではビルが歌い出しますが、もちろん音声情報でナビゲーションしたり、インフォメーションを提供することも可能です。例えば名所をスマホで写すと、その歴史を教えてくれる仕組み。ポスターやサイネージで景観を汚すことなく、観光客に情報提供することができます。地方創生や町おこしの課題を、音を使って解決するソリューションをご提案いたします。
(お問合せはこちら

株式会社coton WEBサイト
https://coton.jp/

株式会社coton 会社概要
会社名:株式会社coton(カブシキガイシャコトン)
所在地:東京都港区六本木5丁目17番6-201号
設立:2019年7月1日
役員:代表取締役 松尾謙二郎
資本金:400万円
事業内容
 音とテクノロジーに関するソリューションの提供
 音・音楽の活用に関する調査・開発
 新しいニーズに応じた技術開発・サービスの提供

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