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農を生活の一部にー「コトモ上級者コース」にチャレンジ

コトモファーム会員
上級者コース9期生 村嶋さん 東京都杉並区在住 50代

誕生日に、畑との出会い

2年前の8月19日に契約をしました。なんで覚えてるかっていうと、私の誕生日だったから。バースデー契約なんです。
誕生日の日に休みを取って何かしようかなと思ってたら、友達がすごい好きそうな農園があるから見に行ってみないって言ってくれて。
もともと、藤沢とか鎌倉が大好きで、いつかこの辺住みたいなってずっと思ってて。友達が藤沢に住んでるから、よくこの辺遊びに来て、2人で遊んでたんですよ。
藤沢にそういう農園があるよって言われて、最初聞いた時は、遠いから無理だよって言ったんです。でも見に行くだけ行ってみようってなって、誕生日だし。それで来てみたら私がすごい気に入ってしまって、もう即決だったんですよ。

どこかで自分で育てて、自分で作物を作るっていうか、農業やってみたいなって漠然とした憧れはずっとあったんですけど。なんとなく、ここだなっていうところがあんまり見つからなくて。
コトモファームで野菜づくりを始めるきっかけも正直コロナ前ってすごい忙しかったんで、とてもそんな時間もないし。コロナでこう色んな予定ってなくなったじゃないですか。友達と遊びにも行けないし、旅行にも行けないし。リモートワークになったから割と体も楽だし。
だから全てのことが重なって、今ならできるかもしれないと思って。
やるなら自然栽培をやってみたかったのと、ここの農園って、休憩スペースがあって緑があって、そこも結構気に入ったんですよね。


自分の中で眠ってた感覚が思い出された

住んでるのが杉並なので、電車とバスで来るのに1時間半くらいなんですけど、そのこと自体に対しては全然大変っていうのがなくて。ここで友達と一緒にわいわい話をしながら、草刈ったりとかいろんなもの植えたりっていうのが、やっぱりすごい楽しくて。大体ランチをみんなで作ってきて持ち寄って食べるんですよ。
それだけじゃなくて、やっぱり自分で植えたものが大きくなって実がつくので、作業してる時もいろんな虫がいたりするじゃないですか。そういうのと触れ合うこと自体もなんかすごい楽しくて。
なんか眠ってた感覚が思い出されるなっていうのはありますよね。
細かいことはあまりこだわらない方なんですけど、ますます良い意味でこだわらなくなったというか、そうですね。
あと、やっぱり寝てる間にも微生物、土の中で動いてるわけじゃないですか。こう、何らかの活動をして、なんか、それってすごいなって思ったんですよね。
知らないところで微生物とかいろんなものが頑張ってくれて、それで野菜は伸びてて実になるって、そのことって忘れちゃってたんですけどすごいことだなと思います。


コトモ上級者コースでトラクターを運転!現役農家の現場を見学

ちょうど1年ぐらい経ってから、コトモファーム上級者コースに申し込みました。
農業ってやっぱりずっとやっていけるっていうのもあって、もう生活の一部にしたいなっていうのを考えてたので。どういう形であれば、農業を自分の生活の中に取り入れていけるかなって思ったんです。
農業1本で生活っていうのはもちろんあるでしょうし、それができるかなっていうのも、ちょっと知りたかったっていうのもあります。
もちろん小島さんや日置さんがやってらっしゃることなので、ここであれば本当に楽しく学べるだろうなっていうのもあったんですよね。
本当は春のコースに行きたかったんですけど、やっぱりちょっと忙しくなってきちゃったりして、無理かなと思ってたんです。でも秋コース始まるっていう時に、今ここでやらないとコロナも落ち着いてきちゃってるから、自分のことが多分忙しくなるだろうし、もうここが最後のチャンスだと思って申し込みました。

講座は全てが面白かったのもありますし、トラクターに乗って畑を耕したりっていうのはすごい楽しかったですね。
あと、やっぱり色んな農家さんの実際の話を聞いて正直、農業だけで食べてくってすごい大変だなっていう、現実の厳しさみたいなところも知りましたし。
だから専業ですぐっていうのは正直私は厳しいなっていうのは思って。
それであれば、他の方法でしっかり自分で働いて、収入はそっちで確保しながら、農業を続けられる規模で続けていくっていう形が、多分1番いいのかなとは思いました。

あとは畑で取れたものを、やっぱり自分が作った新鮮な野菜なんで、それをなんか美味しく食べてあげなきゃって、気持ちがすごいふつふつと湧いてきて、すごい料理するようになったんですよ。
元々料理好きだったんですけど、ここの野菜でしたら美味しいものができるので、家族にも友達にも喜んでもらえますし。私カレーを作るのが好きなので、畑でカレーの材料を作って、それをカレーにして売るっていうのが最終的な夢です。
上級者コースのプレゼンでもそれは言ったんです、ちょっとどういう形になるかわからないけど、野望としてありますね。


畑がたくさんの人を元気にする場になれば

当分はやっぱり自分の仕事をしっかりしながら、こういう形でコトモファームに居させていただいて。
畑でこうやって友達と一緒に野菜作って、ここでの関係もすごく私には心地がいいものなので、どんどんここでの仲間も増えていけばいいなっていう風に思ってます。
結構話してみると、農に興味があって畑行ってみたいっていう人もいるし、やっぱりコロナでちょっと精神的に疲れちゃった人も多いので、そういう人に気軽に来てもらって、ここで一緒に楽しく作業して元気になってもらえれば嬉しいかなって。新鮮な野菜を使って、美味しく料理して、こういう気持ちのいい場所で食べる。みんなでわいわいご飯を食べるって、すごく人が元気になる事だと思うので。

小島さんもスタッフの方たちも、とてもよくサポートして下さって、一から全部教えていただけますし。私は第3農園が1番おすすめですけど、すごく環境的にも気持ちがいいので、野菜作りだけでなくて、ちょっとこうリラックスしに来るとか、そういう目的でもいいので、とりあえず始めてみたらいいかな。何もしなくても全然ね。お友達が欲しければ、声をかけていただければいつでもウエルカムですね。ここでの良い輪も広がっていけばいいな。

(2022年7月30日)

体験農園コトモファームのHPはこちらからご覧になれます。

https://www.eto-na-en.com/cotomo-farm/

お問合せ先 TEL:070-6556-5300
      メール:cotomofarm@eto-na-en.com

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