見出し画像

夫婦で育児のいいところ。ママが怒れば、パパが聴き役になってくれる

ママがカッとなって怒ったとき、パパが子どもの聴き役に。

パパと一緒に子育てしてよかったなと一番思うとき。それは自分の心に余裕がなく、つい子どもに怒鳴ってしまう時に二人で育てる素晴らしさを感じます。親も人間ですから、ついカッとなって怒ってしまうことありますよね。でも、怒鳴っても大抵のことは解決しない。子どもは、ギャン泣きしてますます収拾つかない状態になるのがオチです。そんな時、パパが冷静になって子どもの話や言い分を聴いてくれる役に回ってくれると場が一気に変わります。子どもは泣くのを止めて、一生懸命自分の気持ちや考えをパパに話してくれます。その間、私は少し一人になる時間をもらえるので冷静になれるのです。

パパだって怒る時あるよね。そんな時はママが聴き役に

これは、逆のケースでもあり得ます。先日、息子がおままごとのお皿をグネグネに曲げて遊んでいました。その1時間前にパパさんから「おもちゃは大切にして遊ぶんだよ」と注意されたばかりにも関わらずです。怒られると思った息子はパパに「お皿を曲げてない」と咄嗟に嘘をついてしまいました。しかし嘘はすぐにバレてパパさんは激怒。パパさんは私のように怒鳴ったりはしない。冷静に怒るのでむしろ私より怖い!!息子は大号泣でした。

子どもは言い分を聴いてもらえると親の話に耳を傾けてくれる

泣きながらママに救いの手を求めてきた息子をみて、ひとまず息子の話を聞くことにしました。「どうしてお皿を曲げたの?」と聞いたら「曲がるのか気になって、実験してみたかった」と息子が答えました。「そうか、実験したかったんだね」と私が話を聞いてあげたら、息子の涙は止まりました。そして、ママの話を聞いてくれる余裕が生まれました。「パパは約束を守ってくれなかったのが悲しかったんだよ。分かる?」と聞いたら「うん」とうなずきました。そして、しばらくすると、パパに謝りに行きました。

子どもも一人の人間。話を聴いてもらえると人として尊重されてると安心する

子どもの面倒を見る大人が複数いる良さはいろいろありますよね。遊び相手が増えるとか。家事する時間が増えるとか。その中でも、私が最もありがたいと感じるのは、自分に余裕がない時に別の大人が子どもの話をちゃんと聴いてくれることです。私も幾度となくパパさんに助けられています。子どもにも子どもなりの言い分や理由があります。それを聴かずに頭ごなしに怒っても、子どもは納得がいかない。別の大人が子どもの話を聴いてくれることで子どもは自分の尊厳を守られていると感じます。

大人げない私の行動をいつも人生教訓までに昇華して頂き誠にありがとうございます

子どもの話を聴いてあげるだけでなく、怒った大人の気持ちを冷静に教えてあげたり、「これからは実験していいか事前に聞いてね」と対処法を教えたりすることで子どもの成長にもつながります。ただのガミガミババアからガミガミが子どもの人生勉強になるまで昇華させてくれるパパさんに感謝でございます。



この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?