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この時代に書くことの意味

5月の声を聴いて早や20日。
あいかわらず自粛生活の中にいる。
と言っても、不要不急の外出を控えているだけで
特別なことはしていない。
ただ時代の転換期における変化を見ているだけだ。

自分もこの変化の中にいるのだけれど、
TVなどの報道で見る世界には
どこか違和感を感じている。
TV報道だから偏った映像を見せられている
ということも何割かはあるだろう。

だけども、政府の対応や国会審議のやり取りに
不毛さを感じることもある。
その一方で、自治体の中にはこの時代に必要な
政治家がいたことを知ることもできた。

残酷なものである。
有事は人を選別する。

それも立場ある人の選別を明確に見せてくれる。
われわれ国民はそのことを見ておかねばならない。
忘れてはいけない。

われわれの税金がどのような使われ方をするのか、
国民が望む優先順位を政治家が汲み取っているのか。
苦しい時期は時代に転換期の初期に現れるもの。
今はその時だろうと思う。

これほど大きな転換期は一生のうちに
そう何度も起きるものではない。
これまでの文脈ではない新しい文脈がはじまる
その予兆なのだ。

物書きにとって、この時代に書くことを
選んだ者として、しっかりと見ておこうと思う。
そして書き留めておこうと思う。
それが意味あることだと思うからである。


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