催涙雨から七夕豪雨へ
7月7日に降る雨のことを「催涙雨」といいます。
七夕の年に1度しかない機会に会うことが叶わない
ふたりの流す涙ともいわれています。
また、会った後に再び別れなければならない
惜別の涙とも言われます。
一方で、その涙で天の川が氾濫し渡ることが
できないために、かささぎという鳥の群れが
天の川の架け橋となり、ふたりは会うことが
できたという話もあります。
うらめしい雨もこんな風にとらえると少しばかり
心情のゆらぎがわかる気がしますね。
2年前、西日本豪雨のあった2018年、
催涙雨どころの話ではなく、七夕豪雨となり
地上は甚大な災害に見舞われました。
その時の話が「虚構新聞」に掲載されたのです。
そんな涙の溢れ方が今年は半端なく、
天帝さまは七夕の行事を中止なされたとか。
「虚構新聞」は昨夜速報で伝えました。
https://www.facebook.com/brandinglab/posts/1745697982186817
それと同じことが今年も起きました。
もともと、七夕の日が晴れる確率は低いのですが、
近年は雨どころか豪雨災害になることが多くなって
きているのではと思わずには入られません。
異常な事態ではなく、七夕豪雨が常態化してきた
ということなのかもしれません。
七夕は新暦で祝うよりも旧暦で祝う方が良いのかも
しれませんね。
今年は旧暦だと8月25日になります。
七夕は星空を眺めるいい機会になります。
星の伝説のなかでも七夕は天の川をはさんで
語られるとりわけロマンチックなお話です。
夜空を見ながら心ときめく想いを抱くのも
夏の楽しみです。
夏祭りの帰り道にふと見上げた星空を指差して、
星座をたどりながら想いを打ち明けたら…
ふたりの物語がはじまるかもしれません。
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