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同棲開始。そして、私が思うことは。

「note最近更新しないね〜」と方々からお声をいただいており、たくさんの人に関心を持っていただいているのだなと改めて思う今日この頃です。

実は、3月下旬より、正式に同棲しはじめました。パートナーが転勤で2年と少し東京に住んでいたため、遠距離生活が続いていたのですが、この度関西に帰ってくることになり、ついに一緒に住むことになりました。

2月の休みはひたすら住居探しをしていたのですが、条件に合う物件探しは難航。大変でした。「まあ、もうここでいいか」と物件探しに疲れているのが見え見えの決め方で、住処を選んでしまいました。

ちなみに、パートナーは戸籍上は女性のため、不動産屋への説明が大変なので私の名前で契約をすることに。(住民票を取るだけでもパートナーは普通の人よりずいぶんと時間がかかります。窓口で何度も確認されるのです。)

プロポーズを受けたことを親に報告した段階で、(結婚を認めてくれるどころか会うことすら拒まれていたにも関わらず)一緒に住むのは構わないと言われていたので、今回も同棲はあっさり承諾。

緊張しながら「保証人になってほしい」と父親に電話すると「はいはい、お安い御用で。」とあまりに軽い口調で言うので、こっちが拍子抜けしそうになりました。

一緒に住むことへのハードルは随分と低いけど、結婚は高すぎる塗り壁のようなハードルがあるんだなと思わざるを得ませんでした。(我が家だけなのかもしれませんが…)

そういえば最近、結婚式に参列したのですが、「結婚」というか「家族を拡張していくという行為」はとても尊くて美しいと改めて感じました。

その一方でLGBTとか関係なくパートナーとの在り方は、「結婚するしない」や「できるできない」だけでなく、もっとスライムみたいに自由で良いんじゃないかなあとも思いました。

誤解されると嫌なので、あえて書きますが、結婚という行為を否定したいわけではないのです。誰の結婚式に行っても「結婚っていいなあ、幸せだなあ」と毎度思わされます。先日幸せの鱗粉を振りまいてくれた新郎新婦のおかげで、たくさんの幸せを今もなお頂けているなと感じています。

ただ、籍を入れることだけが重要なわけではなくて、二人がどんなプロセスを経て互いに納得できる答えを導き出すかが重要なのではないかなと。その結果が結婚となる人もいれば、事実婚の人もいるし、違う選択肢をつくる人もいるのだと、ただそう思ったのです。

言わないだけで意外と「理由があってパートナーと結婚ができない」と悩んでいる人が多いことは、noteの反響の多さから気づかざるを得ないわけで。私も綴っている通り毎日のように悩んでいるので、偉そうなことは何一つ言えません。

でも、がんじがらめに思い詰めなくても、実はすべての人には、選択肢が見えていないだけでいっぱいあるんじゃないかなとふんわり思う日々です。



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