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「推しが尊い!」は英語で何と言う? アニメ語りの発信力フレーズ10選 【後編】

この記事では、自分が推しているアニメやキャラクターを語る際に使える英語フレーズを10個、厳選して紹介します。ぜひ「推しトーク」をする際の参考にしてみてください。解説/藤代あゆみ○Co-founder, THE YURI TIMES
(前半はコチラ

推しを見つけた

推しを見つけた。→ I met my waifu.
I finally met my waifu in this anime...
このアニメで、ついに推しを見つけてしまった……。

そのアニメの作画もストーリーもキャラクターもみんな好き。だけど、狂おしいほどに推せる人を見つけてしまったときに使えるこのフレーズ。waifuというのは、妻の英語であるwifeをわざとカタカナ読みして、さらにローマ字表記にした、日本語由来のオタク英語です。女性や、女性性の強いキャラクターが推しの場合に使える単語で、男性/男性性の強いキャラクターの場合は、夫(husband)の英語をカタカナにしたhasubandoという単語もあります。

推しが尊い

推しが尊い。→ My waifu is precious to me.
My waifu is preciousss to me!
推しが尊いぃぃぃ!

「推し」に込められた想いを語るだけでも2万年くらいかかりますが、その推しが「尊い(とうとい)」ということを言葉にするには、480億年あっても足りないですね。ここでは、スペースの関係上、推しの存在が「大切で尊い」という意味にさせていただきました。ちなみに、わざとスペルミスをすることで、想いがあふれてしまっているのを表現することもできますよ。例えば、preciousをpreciousssやpreeeciousなど、単語を重ねると意味もわかりつつ、熱い想いを表現できます!

推ししか勝たん

推ししか勝たん。→ My waifu is the best.
MY WAIFU IS THE BEST.
推ししか勝たん。

「○○しか勝たん」とはつまり、「○○が最高」という意味。自分の推しがこの世界で一番である、そんな強い想いをbestに込めています。便宜上、先ほどからwaifuを使っていますが、推しへの感情がいろいろある中でも、waifuはガチ恋(恋愛的な気持ち)のときに使われがちな単語です。ですから、あなたが発信したいときは、waifuの代わりに推しの名前や、推しアニメのタイトルをそのまま入れて叫ぶというのがシンプルでわかりやすいかもしれませんね!

周回しなきゃ

周回しなきゃ。→ I need to rewatch.
I need to rewatch this anime.
このアニメ周回しなきゃ。

最高すぎるアニメに出会うと、何度も観たくなるものです。何度も観ることを日本語では「周回」といって、2回観ていれば2周した、3回観ていれば3周した……のように言うこともあります。それを英語にしたのがrewatchです。例えば、あなたの推しアニメを観るのが5回目ならば、It is my fifth time to rewatch this anime.と言えますよ。

待ちきれない!


待ちきれない!→ I can’t wait!
I can’t wait for the next episode!
次の話(の放送)が待ちきれない!

アニメの放送は週に一度。続きのエピソードが放送される次の週まで、楽しみで待ちきれませんね! また、どんなアニメも、最終回がつきものです。推しアニメが終わると思うと、絶望的な気持ちになります。しかし、2期(シーズン2)がつくられると信じ、願いたい。そんなときには、I can’t wait for the next season!と、そのアニメを推していることをSNSなどで発信して、応援するのはいかがでしょうか。

(下記をクリックすると、今回取り上げた英語音声が流れます♪)

藤代あゆみ(ふじしろ あゆみ)
世界に16人しかいない国際唎酒師(ききさけし)・日本酒学講師・酒匠という資格を活かし、「日本酒オタクのあゆみせんせい」として活動。シンガポールを中心に、世界20カ国以上の人に向けて、日本酒を広める企画に従事。そんな中、平尾アウリ先生の『推しが武道館いってくれたら死ぬ』(徳間書店)と出会い、沼に落ち、人生が変わる。最近では、叩き上げの英語力を活かして“推し事”とお仕事をしている。ENGLISH JOURNAL ONLINEで「オタクなあゆみ先生の『推し英語』の世界へようこそ!」ほか6本連

今回の記事は下記の雑誌でも掲載。特集テーマは「推しのアニメを英語で語ろう!」です。「進撃の巨人」や「鬼滅の刃」、「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」の英語レビュー(日本語訳付き)なども紹介しています。今回の記事は下記の雑誌でも掲載。特集テーマは「推しのアニメを英語で語ろう!」です。「進撃の巨人」や「鬼滅の刃」、「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」の英語レビュー(日本語訳付き)なども紹介しています。


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