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次世代コミュニケーションアプリ『kre:doo(クリドゥ)』のご紹介

作品中、主人公、望月響たち高校生が熱中しているコミュニケーションアプリとして『kre:doo(クリドゥ)』というアプリが登場します。(タイトルだけで訪問された方、ごめんなさい、、これは架空のアプリです)

このアプリは設定上、今のSNS(X(Twittter)やInstagram、Tiktok、LINEなど)の次に流行するコミュニケーションアプリという設定で作られています。

響がはじめて東京に行く時に、kre:doo(クリドゥ)内でよくcolabo(コラボ)している東京の友だちに会いに行く時に送ったメッセージです。

すこしkre:doo(クリドゥ)の特徴について書いてみたいと思います。

(1) メタバース空間内でのコミュニケーションがベース

クリドゥ内では、ユーザーは自身のアバターを生成して活動します。

メタバースなので体験するにはヘッドセットが前提となりますが、学校にヘッドセットを持ち込んで楽しむという時代が来るにはまだ少し時間がかかりそうなので(ほんとにくるかな?)スマホというアイテムは残しています。

あと、ヘッドセットやスマートグラスが普及してもしばらくはスマホはスマホで存在価値を持ちそうな気がしますので、スマホでメタバース空間を楽しむという設定にしています。(スマートグラス普及したらみんなメガネかけるの?)

自宅ではヘッドセットでメタバース空間を楽しみ、学校ではスマホで友達のアバターとコミュニケーションを取ったり、音楽や動画の作品を楽しんだりという感じです。

(2) コラボレーション(創作)をコンセプトとしている

では、クリドゥ内で響たちはなにに熱中しているのでしょうか。

それはずばり創作活動です。

イラスト、音楽、動画、3D作品、わかりやすくいうとアートの制作です。

単に作品を発表するだけでなく、メタバース空間内での友だち(顔見知りもいればバーチャルでしか会ったことのない人もいる)と一緒に作品を創作していく、これが響たちを熱中させているポイントです。

FORTNITEやROBLOXなどで、すでにその兆しは見えはじめていますが、作品中で描かれる世界はメタバースの本格的な普及期のあとという設定です。

(3)AIによるクリエイティブ支援

AIがどんどん進化してきていますが、AIが進化することにより創作のためのハードルが下がっていくと思います。絵が描けない人でも気軽にきれいなイラストが描けたり。

かならずしも特殊な技術を持っている人でなくてもクリエイターとして活動し、気軽にコラボして作品を制作できるようになったことがメタバースの普及を一気に後押ししたという設定にしています。

(4)Web3 / NFT的 経済活動(経済圏)

クリドゥ内では独自の通貨が発行され、経済活動が行われています。

ユーザーはメタバース空間内で通貨を利用して買い物をすることもできますしコンテンツを販売して通貨を稼ぐこともできます。

また、共通通貨とは別にプロジェクトごとの独自通貨の発行もできます。

通貨自体が株式のような価値を持ち、参加したり創造したプロジェクトや作品(創作物)の価値が高まれば、コミュニティに参加する(通貨を持っている)ユーザーも経済的メリットが得られるという設定です。

(5)現実世界とのリンク

Youtuberやインフルエンサーもすでに企業とタイアップして世の中のトレンドに影響を与えています。

メタバース空間内でのクリエイターはすでに一定のファンコミュニティを得ているので、現実世界でライブ活動やグッズ販売を行ったりしてもすぐに現実世界でも稼ぐことができます。

メタバース空間内だけで活動するクリエイターと、積極的に現実世界でも活動するクリエイターに分かれていきます。

(6)Sync(シンク)という機能

クリドゥ内にはSync(シンク)という機能があります。

これはユーザーの性格や趣味、指向性をもとにマッチングしてくれるという機能です。AIがこのユーザーとこのユーザーがコラボレーションすれば、よりユニークなもの(つまりヒット作品)ができあがるという観点でマッチングをしてくれます。

Sync機能によって、次々とヒット作が生み出されてそれが話題を呼びユーザーが増え、アプリも普及していきました。

クリドゥを生み出した企業はこのアルゴリズムを開発し特許化することで一気に全世界に広がるアプリを開発できたという設定です。

でも、現実世界でもこのようなアルゴリズムは可能なのでしょうか。(アルゴリズムはトレンドを生み出すことができるのかという問い?)

と、架空のコミュニケーションアプリ、クリドゥの設定をご紹介してきましたが、メタバース空間内での響たちの活動は「現実世界」「古代世界」とは別のもう一つの世界として物語の中でも大切な役割をはたしていきます。

きょうはここまで

ヘッダーの画像はKakkoさん(https://note.com/kakowara/)の素敵なイラストをお借りしました。これもAIで創作したそうです。かっこいいですね。

みなさまと一緒にワクワクしながら、この不思議な旅を楽しんでいきたいと思います。


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