シオン賢者からの手紙とイスラエル・ロビー ~ にこねこ vol.20
先週記事にした、ジェフリー・サックス博士の動画は100万回再生を超えました。別のポッドキャストに出演したサックス博士は、ゼレンスキーはNATOを全面戦争に巻き込もうとしていること、ウクライナはロシア領土内を攻撃をしており、ますます核の緊張が高まっているのに、アメリカにはジョン・ケネディのように外交努力で解決しようとする、本物の政治家(Statesman)がいないと,怒りをあらわに話していました。
今週のタッカー・カールソンのポッドキャストは、下院議員のトーマス・マッシー との対談でした。議員が誰も話したことがなかったイスラエル・ロビー AIPAC(アメリカ・イスラエル公共問題委員会)の真実が語られています。
アメリカが世界最大のリスク
アメリカは敵対国(ロシア、中国、イラン)を軍事力で弱体化させようとしています。一方、NATOや東アジアの同盟国はアメリカのせいで経済力の弱体化が進んでいます。そしてアメリカ自体も内在する問題で弱体化が著しい。腐敗したアメリカを立て直す次期大統領として、ロバート・ケネディ・ジュニアが望ましいと思いますが、日々生命の危険を感じるような脅迫を受けながら、選挙戦を戦っています。バイデンの対立候補は生命を狙われるなんて、暗黒の時代だわ~😬
トロイの木馬
巧妙に政治を操る手法について、20世紀初頭に出版された「シオン賢者の議定書」に記載があります。この冊子の前文に、15世紀に原型となる「シオン賢者からの手紙」が存在したということが書かれていました。
歴史的にも学術的にも虚偽で、反シオニズムを煽る文書と非難されており、「シオン賢者からの手紙」なるものが存在したかどうかは不明です。しかし、シオン賢者の6つのアドバイスは、従順で無害を装いながら、自分の利益を追求したり内部崩壊を意図する「トロイの木馬」戦略で、国際政治の現況と比較・評価することも大事ではないかと感じさせる内容です。
前回に引き続き、和訳と歴史的背景について解説した記事をまとめました。
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