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意志の力よりも強い「○○の力」で乗り切る!

こんにちは!

こしあんです。

あなたは意志力がとても強い人ですか?

それとも割と誘惑に負けてしまいますか?

何か目標を立てたとき、最後までやりきることができるタイプでしょうか。

私は子供の頃、夏休みの計画を立てるのが上手いと言われたことがあります。(実行できたとは言ってない。笑)

しかし、そんな私でも長く続けられる方法があります。

それは「条件の力」です。


目標を達成するために意志力ではなく条件の力に頼ります。

でも、「条件の力」って何?と思うかもしれません。

たとえば、あなたがダイエット中だとします。
甘いものは避けるようにしていますが、たま~に「どうしても食べたい!」という衝動に駆られるときもあるでしょう。

多くの人は自分の意志力を総動員して「誘惑」と闘い始めます。
でも、大抵負けてしまいますよね。笑
「意志が弱いからだ」と言われそうですが、人間は自分の目標に反する行動を取ってしまうことがあるという事をまず知ってほしいと思います。

その上でどうやっていくのか?

そこで、意志力に頼るのではなく、「もしデザートが食べたくなったらナッツを食べる」といった条件を自分に課します。
運動不足を感じているなら、「トイレに行くたびにスクワットを10回する」といった感じです。

この「○○したら✖✖する」というやり方は「if-thenプランニング」と呼ばれています。

単純ですが非常に強力です。

そして、事前に「いつ」「何を」やるかをハッキリと決めておくと、実行できる確率が2倍から3倍も高くなるそうです。
ある研究では「運動を習慣化したい」という目標を持つ人が被験者となり、その半分がif-thenプランニングを使った実験をしています。

そのとき、

(if) もし、月曜日、水曜日、金曜日になったら

(then) 仕事の前に1時間ジムで汗を流す

といった目標を立てました。

残りの半分はif-thenプランニングのテクニックは教えず、普通に目標を立ててもらいます。

その結果、if-thenプランニングのテクニックを利用した被験者の91%が運動を習慣化することに成功しました。
それに比べ、普通の目標設定をした被験者は31%が成功したに過ぎなかったんです。

このように、事前にするべきことをハッキリさせておけば、意識しなくても行動すべきときに自動的に行動できるようになります。
あなたも「出社前に運動をする」と決めていれば、「運動しようかな~、どうしようかな~」と迷う事は少なくなりますよね。

私もよく買った本を読まずにどんどん積み重ねる時期がありました。
しかし、このif-thenプランニングのテクニックを使い始め、本を読まない日はありません。
もう2年以上続けられているので効果はあると思います。

ただ、いきなりハードな目標にはしないでください。
体を壊したり、やる気がなくなってしまいます。
まずは小さな習慣から始めるといいかもしれません。

私の場合、”朝起きたら指定した本を10ページ読む”という所からスタートしました。(本によっては最初から順番に読む必要はありません)
しばらくやってみて、物足りないと思えば増やせばいいんです。

あと、モチベーションを保つためにチェックリストも作りました。
読んだ日にチェックを入れたり、読み終わった本はリストを塗りつぶしたりして、視覚的に進捗状況がわかるようにしています。

私たちは習慣によって今の自分があります。
何十年も染み付いた習慣を意志の力だけでどうにかしようとするのは間違いです。
それができれば、あなたはとっくにやっているはずです。

習慣には新しい習慣で対応するのが近道なのかもしれませんね。


今回はここまで

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それではまた次回お会いしましょう。

※この記事は主に私のアウトプットを目的に書いているものです。
参考にした資料(主に読んだ本)をもとに考察したもので、私の主観が多分に含まれています。
そのため、参考にした論文とは結論が異なる場合があります。
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