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エッセイ的なものと趣味丸出しのマガジン

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いつもの心理学などの話ではなく、好き勝手書いた話を置いています。
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#エッセイ

創作大賞に応募しました!

こんにちは! こしあんです。 エッセイ部門に2作品応募させていただきました。 良かったら読んでね。

だから僕はゆっくり階段を下りる

出先から家に帰るために駅に向かう 時刻表を見ると5分もしないうちに電車がくる。 「急げば間に合いそうだ」 小走りに通いなれた通路を抜け、改札口へと向かう。 「それにしても観光客が多いな」 行き交う人の多さにうんざりしながら、もう何度もその言葉を口にしているような錯覚に陥る。 改札を抜けホームに向かうために通路を曲がり階段を下りる。 割と狭い階段で二人分の幅しかない。 普段から利用者が少ないのか人は疎らだ。 ただ、その日は先客がいた。 左側の手すりにはそれをし

踏切に殴られる

連日、35度を超える暑さが続いている。 コンビニから外に出た瞬間、 むわっとする空気に体当たりをされ、思わずしかめっ面になる。 わたしのフィジカルはそんなに強くない。 その帰り道、駅近くの踏切につかまってしまった。 日光を避ける場所などない。 ジリジリと皮膚を焦がすような感覚が腕や首の後ろから襲ってくる。 「あつい」 と隣にいた老婆から聞こえてきた。 「そうですね」と心の中で返事をする。 停車していた電車がゆっくりと走り出す。 遮断機の矢印も消えた。 もうすぐ開

 おにぎりとわたし

人は記憶を掘り起こす度に 自分の都合の良いように改ざんしていく だからこれはフィクションでもあり、ノンフィクションでもある。 ただ、私の中に確かにあるもの それだけは間違いない。 人は生まれてくるとき、誰もが祝福されて生まれてくるわけではない。 なぜかって? 私は”身をもって”それを経験してきたからだ。 そんな私でも、赤ん坊のときの写真は意外にも多い。 それなりに愛されていたのだろうか? それとも記録に残すことが”親らしい”ことだと考えていたのだろうか。

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「得意がわからない」

誰もが一度はそう思うかもしれない。 得意って何だろう? 何となく上手くできることが 得意なことだと思ってたけど どうやら違うらしい。 調べると「志しを得て満足感にあふれること」とある。 上手いか下手かは関係ない。 じゃあ、志しってなんだ? 「こうしようと決めたこと」とある。 だったら、自分の心で決めて満足感があれば それがあなたの「得意」になる。 こしあん ▼こしあんのkindle本 ▼こしあんのグッズ

「こしあん」という私ができるまで。

こんにちは! こしあんです。 美味しい餡子を作るためにまず乾燥した小豆を用意します。 この小豆は水で洗い、しっかりと水気を切っておきましょう。 鍋に小豆の量の1.5倍の水を入れて火にかけ鍋が沸騰するのを待ちます。 ということで、ボケるのまでにはここまでにしておきます。 先日、子どもの卒業式に参加してきました。 そこで校長先生の話を聞きながらふと、わたくし「こしあん」という生き物が誕生したきっかけ、私の原点となった「想い」というものを思い出したのでここに記します。

承認欲求とさまよう心

私の好きな事ってなんだ? とよく考える。 誰に見せるわけでもなく、 聞かせるわけでもなく、 承認欲求というものをマルっと無視してでも私が行動を起こすものって何なんだろう。 書くことは嫌いではない。 ただ、誰にも読まれないのに書き続けるのかと聞かれれば「わからない」というのが答えだ。 好きなことをするために才能は必要だろうか? でも、才能があるから書いているわけでもない。 好きな事をするのに才能はいらない。 そもそも、才能のあるなしが行動の基準ではないはずだ。

これが私!?(自己紹介です。)

こんにちは。 note5年目に突入したこしあんと申します。 今更ですがちゃんと自己紹介したことがなかったので「ここいらで一発かましとくか!」と、突然思いつき書き始めています。 ・生態見ての通りアザラシです。 オスです。 「昭和の時代ならモテたね」と言われたことがあります。 (もう、時代遅れなのか?) 中身は”こしあん”でできています。 粒あんも好きですが、こしあんが大好物です。 現在の生息地は玄界灘付近。 仕事で、東京、千葉、愛知、静岡にいたこともあります。

それでも前に進もうとしているキミへ

人生に悩んでいるとき、不安を感じているとき、「どうにかしたい」と考えながらも、もがき苦しみそれでも少しずつ前に進んできたアザラシが狭い世界から脱け出すために綴った言葉。 でも、読まれない方が平和な世の中なのかもしれない。 1.【漠然とした不安】 不安は誰にでもある。 「あんな風になったらどうしよう」 と考えたりする。 でも答えが見つかることはない。 漠然としたものに しっかりした答えなんてあるはずない。 そういった悩みや不安は 考えても仕方のないこと。 2

反骨心

「言うとおりにやれ!」 「ルールを守れ!」 と言われて 抵抗を覚えたものが 表現したいもの なのかもしれない。 こしあん ▼こしあんのkindle本