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料理天国は調味料天国の上にある

あえて公言していない趣味がある。
プロフィールに追加するほどのものでもない。でも、今日はあえて言わせていただきたい。

趣味:調味料

国内、海外、カルディ、スーパー等、至るところで”発掘”したお宝調味料を手に入れ、調理をする趣味である。

今日はその調味料とその使い方をご紹介したい。

以前、私はチャツネを紹介する記事を書いた。

私は上白糖を使わないので主に甘味はチャツネか蜂蜜、たまにきび砂糖を使用している。チャツネは肉料理、蜂蜜は甘しょっぱい味を引き出したい時、きび砂糖は時間がない時、というふうに使い分けている。きっと全然参考にならない。

ちなみに、私が使っているのはこの蜂蜜。

蜂蜜は少量ですぐに甘い味がつけられる

例えば、きんぴらのような甘辛い炒めものや味噌炒めにほんの少し入れるといい感じに旨味が引き立つ。

そうそう。ちょっとピリ辛にしたい時なんかにはこれを使う。

中華だけに使うのはもったいない

私はこれをイタリアンにも和食にも使う。例えば、

醤油、白だし、蜂蜜、朝天辣椒の味付けで、ナスもピーマンもキャベツも、それぞれ単品を炒めるだけでたちまち美味しいおつまみになる。こうなってくるとにんにくも欲しいではないか。でも、にんにくを剥くのは面倒だ。そんな時はこれ。

左がKALDI、右が業務スーパーの品物

以前はKIRKLANDのガーリックパウダーを使っていたのだが、やっぱりドライじゃない方が断然美味しい。これにツナでも入れてしまえば、例の”無限”シリーズが簡単に作れてしまう。

やっぱ肉だね!という時にはこれ。

アップルソース!これすごい

チャツネで肉を揉み込むと、どんなに安いお肉でもしっとり柔らかになるのはチャツネの記事で述べた通り。アップルソースでも肉は柔らかくなるが、甘味はほぼ付かない。でも、これを肉に揉み込んでから炒めると洋食屋さんの味になる。あと、醤油にアップルソースを入れてスパイスを加えるとウスターソースの味になる。簡単ハンバーグソースを作る時にも重宝している。

豚肉でも、牛肉でも、鶏肉でも、とにかくアップルソースを揉み込んで炒め、醤油で味付けをする。そして、ここで忘れてはならないスパイスがある。それがこれ。

なんでも喫茶店の味になる魔法の粉

肉を炒めている時に、ほんの少しだけセロリパウダーを振りかける。アップルソースとセロリパウダーのタッグは最強に喫茶店だ。ちょっと意味がわからないかもしれないが、これほど喫茶店感を醸し出すタッグはないのではないだろうか。セロリパウダーはナポリタンを作る時に入れてもよし、トマト系の煮込み料理に入れてもよし、マヨネーズ系のサラダに入れてもよし、なんならブラッディマリーのカクテルに入れてもよし。とにかく使える。私は築地で買ったけど、amazonでももちろん購入できる。

肉+アップルソース+セロリパウダー=喫茶店

である。いつもとは様子の違う肉料理をちゃっと作ってシュッと飲む。完全無欠のオヌヌメロックンローラーである。

ちなみに、トマト味にする時に私が時短で使うのがこれ。

これなら煮詰める時間が短縮できる

ケチャップだと甘すぎる。もっと大人のナポリタンにしたいのよ!って人には少量のケチャップとトマトペーストを混ぜて炒めればいい。トマト味の炒めものを作る時、トマト缶では水分量が多すぎる。しかしトマトペーストなら最初から煮詰まってる(?)ので逆に水を追加して火を通せばいい。トマトにはたくさんの旨味成分が含まれているので、トマトペーストを入れればうま味調味料なんて必要ない。ちょっとトマト味にしたい。でも、ケチャップ味じゃないという時にはぜひ使ってもらいたい。

ところで、私は普段から冷蔵庫にドレッシングを5種類ほどストックしていて、気分によって味を変えるのだが、それでもちょっと違う味付けが食べたいなぁという時は自分で作るようにしている。

「でも、ドレッシング作るのって面倒じゃない?」

と思っているのなら、手作りドレッシングが死ぬほど簡単に作れる調味料を紹介したい。それがこれ。

これマジで重宝するから

まずコップに白キムチ浅漬けの素を大さじ1。これで4人分のドレッシングが作れると思っていい。私はもっと少量で作っているが、そのへんは自由にやってほしい。浅漬けの素2に対して、酢1、油1をグラスに合わせ、撹拌する。その時、私はこれを使っている。

なければフォークで十分かと思う

チャーッとかき回すとものの20秒もしないうちに油が乳化する。

素2:酢1:油:1

を基本形とし、酢をレモンにしてみたりバルサミコ酢に、あるいは油をごま油やオリーブオイルに変えることで国が変わる。中華風ならゴマを入れたり、イタリアンならオレガノを入れても美味しい。先程紹介した天朝辣椒をちょびっと入れれば辛いドレッシングになるし、あらびきの胡椒をたくさん入れてもいい。とにかくバリエーションは自分次第。

このドレッシングできゅうりを和えたり、レタスを和えたり、カブを和えたりしても立派なつまみになる。しかも簡単ですぐ出来る。

今日、私はこのドレッシングにクルミを入れて春菊と和えてみた。

今日は米油で作ってみた

ちなみに、春菊を茹がくのは熱湯の中にくぐらせるだけでいい。もともと生でも食べられる野菜だ。あまり茹でると苦くなる。

おかしい。まだ半分以上も紹介したい調味料があるのに2,000文字に達してしまった。

最後に、これだけは紹介させて欲しい。
キャンベルのクラムチャウダー缶で作ったウニグラタンだ。

冷凍エビのストックがなくてベーコンを使用

キャンベルのクラムチャウダーとビヨンド・ザ・うにのタッグを本日ついに実験。これがもう「あ、これウニだわ。どう考えてもウニだわ」ってくらい本物に近づいた。これを食べたらもう「本物をくれ!」なんて言葉は出て来ないと思う。だってこれ、本物だよ。あ、豆腐か。これ豆腐だったわ。

作り方は簡単。材料は以下の通り。
キャンベルクラムチャウダー1缶、牛乳大さじ1、うにのようなビヨンドとうふ1パック、じゃがいも、ベーコン(理想はエビ。冷凍のやつを解凍しておく)

じゃがいもは予めレンチンでも茹でてもいいから火を通しておく。
ボウルにベーコンとじゃがいも以外の材料を入れ、まぜまぜする。
グラタン容器に火を通したじゃがいも(一口大にカット)を入れ、その上にボウルの中身をドバー。トップにベーコンを散らす(解凍エビもこのタイミングで)
200℃に熱したオーブンで10分。

既にクラムチャウダーやビヨンドうにに味がついているので塩などの調味料は必要ないと思う。食べる直前に黒胡椒を挽くとアクセントになる。

全てを紹介しきれず無念。
またの機会に粉的な調味料や醤的な調味料を紹介させていただきたい。

#ちょっと興奮気味に書いた #推しの調味料
#おうち居酒屋やってみた #うにのようなビヨンドとうふ


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