本ができるまで。
1月の雪が降る寒い日、村井製本所様のコンサルティングにお伺いしました。
みなさん、本がどんな風に出来上がっているか知っていますか?
私はあまり想像したことがありませんでした。
調べてみると、
●ジャンプなどの漫画みたいに、ノリをべったりつける:無線綴じ
●お薬手帳などによくある大きいホッチキスみたいなので留める:中綴じ
などなどがあります。(画像は村井製本所様HPよりお借りしました)
今回ご縁を賜り、工場見学動線を整え、工場見学をもっと有意義なものにするために、
整理収納の視点からアドバイスをとお声をかけて頂きました。
製本については、学んでから行ったつもりでしたが上に書いた程度の知識しかありません。
実際は、
①裁断
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②折り
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③ホッチキス
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④裁断:化粧断ち
という流れや、
①裁断
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②紙をひとまとめにする
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③のり付け
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④表紙を貼る
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⑤裁断:化粧断ち
という流れを辿るようです。
この紙を折る、とかノリでくっつける、紙を切るという工程が色々楽しくて、私一人めちゃはしゃいでいる。
折り専用の機械なんて初めて見ました!
超高速&大きな音で紙が3つ折りや4つ折りになっていく様子がめちゃくちゃかっこ良かったです!!!
バババババ!!と言ったらぺっちゃんこの紙が出てきます。(こんな解説しかできない)
(上のこの機械です。難しいモニターを社長が操作されて、紙がぺっちゃんこに113つ折りや観音折りで出てきます)
一人興奮している私を見て、村井社長より一言「今まで工場見学来た中でこんなに喜んでくれた人いない」と。
今までの見学者は主に他県から修学旅行にやってくる小学生が中心で、
ゼミで来ているであろう大学生などが多かったそうです。
工場の機械が動いている様子を見るというだけでも機械マニアや文具マニアにはすごく楽しいとは思いますが、
そこに工場の様子だけでなく、
知識:本が出来上がるまでの工程が知れる、
体験:どこかのボタンを押すことができる。
などの見て、感じて、学べて、体験するという五感が刺激されるような見学になると、
見ている子ども達も、大人も楽しいのでは?とアドバイスしました。
これは子どもの心を持ったまま大人になった私の視点が多いに役立っている。(アドバイザーとは全く関係ない笑)
工場とか来たら、何か爪痕残して帰りたくなりません?
触れたらダメ!とか危険!と言われて歩くのは窮屈な感じがします。
最後は、一つだけボタン押してええからな〜!とか言われると
どのボタンやろ?と真剣にお話が聞けそうです。
動線ももちろんですが、肝心のコンサルティングも行いました。
見学の順序を聞いてみると、見学者から事務所スペースなどが見えている状態でした。
この村井製本所が誇る目玉の機械があるのが、事務所スペースの隣です。
おそらく見学者の視線は、事務所に置いてある「魔神ブー」のフィギュアに釘付け!
機械そっちのけで、どこを見たらいいかわからなくなっています。
視線を泳がせないようにするために、看板パネルの設置やパンフレットの制作を進めて行くことになりました。
写真を撮って拡散してもらうときに、「スッキリしていて素敵な工場だな」と思ってもらえるように、
これからもお手伝いできれば嬉しく思います。
村井社長の職人技と人柄がキラリと光る工場でした。
興味のある方は、ぜひ工場見学に行ってみてくださいね〜!
村井製本所様のHPはこちら
お問い合わせより、見学のお申し込みをお願いします。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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