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とあるスタートアップCOOの業務月報 (22年5月分)「反省」

こんにちは。株式会社コーピー(Corpy) のKTこと竹下です。

突然なのですが、毎月の業務の振り返りをNoteで行ってみるという試みを始めます。

あえて公開する目的としては、

  1. 自分へプレッシャーをかける

  2. 他人の目を意識することで振り返りの質を上げる

  3. ジョインを検討している人に対して、コーピーがどんな会社が分かるようにしたいといったところでしょうか。

といったところでしょうか。

※もちろん秘密情報は書きませんし、個別のお客様の名前も出しません。
なので、よく分からない事もあるかと思いますが何卒ご容赦ください。

それでは早速、始めていこうと思います。

・全体概要
3月後半から4月は人材不足で採用活動をかなり強化していました。

そのため4月はひたすらスカウトや面談に時間を割いていたのですが、ある程度の目標数に達したことから、GWぐらいからだいぶ落ち着いてきました。
並行して、事務作業についての自動化と効率化も進め、プロダクトのブラッシュアップやセールスへのフォーカスを上げられる準備も進めました。

・採用について
4月〜5月は、単位月あたりで、弊社の歴史上、過去最大級で採用メンバーが増えた期間でした。
(といっても私がジョインしたのは比較的最近なので、以前のことを体感として知っている訳ではありません。)
Wantedlyでのスカウト数も相当な数になりました。
おかげさまで、優秀で尖ったメンバーが集まったと思います。

もちろん、採用ができなかった方もいますが、こういったことはタイミングの問題もありますので、そんな方ともまたどこかで出会えればと思います。
今後、このチームに最大限に力を発揮して頂けるように、業務環境の整備、オンボーディングやコミュニケーションを強化していきたいと考えています。
※特にリモートワークでのコミュニケーションは重要だと思っています。

・業務効率化について
単に事務処理で時間とエネルギーを使ってしまう仕事について、改善を始めました。

特に最も時間をかけていた採用活動に関連する事務作業について書くと、
外部の無料日程調整サービスとGAS(Google App Script)で、関係者への自動ミーティング招集、面談リスト作成、議事録準備(テンプレートに必要な情報を自動入力)、提出書類をSlackに自動転送できるようにしました。

これで、(一番重要な)面談そのものにより集中できるようになりました。
ぶっちゃけGASを初めて使いましたがホント便利ですね!
Google Workspaceバンザイ。

人材採用については、色々な先駆者の考えも参考にしたり、自社独自できることや、外部サービスの活用など、継続してブラッシュアップをして行きたいと思います。

またその他の事務作業も少しづつ効率化を進めています。
・Slackと勤怠管理システム、Googleカレンダー連携
・SlackとGitlabの連携
・日報フォーム作成(これまで集計しづらかったものをGoogleフォームに変えました)
といった感じです
API連携と簡単なGASだけで、かなり効率化できる部分が多く、便利な世の中になったもんだなぁと思います。

弊社はAI企業としてお客様の効率化を推進する立場でもあるので、今後も自社の業務を積極的に効率化していきたいですね。

そして自分で効率化していてよく思うのが、効率化の効果は単純な時間換算だけではないということですね。
例えばAの帳簿とBの帳簿で二重管理をしているデータがあると、時間だけでなく、余計な頭のエネルギーを使ってしまいます。

多少の事前コストは必要だったとしても無駄な作業をなくすと、毎日、他の業務に使える頭のエネルギーが増えて良い感じです。

・プロダクトについて
採用目標についてある程度目標に達したのと業務効率化のおかげで、自分にとっても会社にとっても最も重要な、プロダクトのブラッシュアップにかける時間を確保できるようになってきました。
やっとここに着手できるようになり、仕組みづくりも出来始めたというところです。

・営業活動について
今回、最も反省しなければいけないですね。
あるプレゼンで、自分でもちょっとびっくりするレベルで失敗しました。

ざっくり書くと、

  1.  プレゼン後の質疑応答で、自分からの回答に対してお客様に「分からない」という顔を明確にされる

  2.  さらに複雑な説明をしようとしてしまう

ということを一つのミーティング(プレゼン)の中で繰り返していました。
自分でも、やばいと分かっているのになぜかミーティング中に負のループから抜け出せなくなっていて、後ほど一人反省会をして分析しました。

その結果、このミーティングだけが特別なんじゃなくて、自分の癖のようなものなのかもしれないという考えに至りました。

無意識のうちに
「相手が理解できていないのは、自分の回答が正確じゃないからだ」
「だからより正確な回答をしなければいけない」
という思考に陥ってしまっている事があるのかもしれません。

そもそも何かを聞き直されると、(相手がそれを求めていない場合でも)、より細かい回答をしようとする癖があるかもしれません。

(ちなみに、もしかしたら、自分だけじゃなくて理系の人間に多い癖かも?)

また、ある分野に対して知識レベルが全く異なったり出身分野が違うと、会話をしていても、お互いにぜんぜん違うことを考えている可能性が結構高いような気がします。
特に、全く意図が分からない質問をされたときは、変に勝手に頑張って解釈しようとせずに、素直に「意図が分からない」と聞き直すべきと言うのいうのが一番大きな教訓です。

このミーティングは、自社メンバーとお客様社内の担当者に助けられて、結果的には契約を頂けたのですが、自分としては反省点が多い(その分学びも多い)ものとなりました。
本当にありがとうございました。

来週は引き続きプロダクトの優先度を高めたまま、セールスへの優先比率を上げていきたいと思います。

それではまた来月!

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