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シェアハウスのほう🏘 全⑤回 ①

さて、そんなこんなで
まだ前職に在職中の身でありながら、
貸別荘をオープンする事が出来ました。

次なるは地域の空き家対策。
何とかイイ事例を、前例となる実績を
皆さんに公表していきたい。

この地域の法人へ在籍して10年弱。
日々送迎や契約・担当者会議などで市内を回り
増えてきた空き家を目にしながら考えてきた。
火事でも出たら…
変な人が住み着いたら…
などの住民のご不安も伺ってきていた。

在宅サービスを支えながら
あと一歩、あと一声あれば・・・と、
沢山悔しい涙を流してきて辿り着いたのは
シェアハウス。

住み慣れた地域で、多少の不本意は織り込んでも
(もちろん自宅でそのままが出来るならソレ)
本人が納得して寄り添って暮らす事で
その限界を高められないか。

食事の準備や健康維持、
火の始末・施錠・受診・買い物・金銭管理(防犯含む)

この辺りを補い合いながら
やれる事を大切に
自己で選択してお引越し感覚で
暮らしを再構築出来るような"家"

そんな感じがいいな。

暮らしの中に旅があり
旅があるから日々がある。

ざっくり、そんな感じで。

物件との出会いは今から3年前ちょっと前の秋

たくさんの物件を探し回っている中
コレだ!!
に出会いました。

元々の持ち主さん(実は会った事があった)が、
老後不自由になっても両親と暮らせるようにと
ほぼ理想的な形態に仕上げておられたオウチでした。

すぐに内見。
平家、バリアフリー、床暖房、玄関までのスロープ。

何とまぁ理想的✨

細かいところは少しのリフォームでいけそう。

なんかいい風吹いてきたっぽい?

内見しながら
賃貸用途上の消防法✔︎
人数に対しての浄化槽パワーとか耐震基準✔︎
介護保険上の運用となる場合に転用出来そうか✔︎
各種資料を見ながら
賃貸として運用するにあたり借地借家法の要点✔︎
屋内のリフォーム箇所✔︎

物件の条件としていた、
建物延床面積200平方メートル以下✔︎
一階建✔︎
有料やサ高住だーって言われないように、
健康管理・食事の提供・入浴や排泄支援などの介護
これらを実施事業者自ら行わず
介護保険でカバーしきれない部分を補う✔︎

シェアハウスの運用についての
こんな資料も見たりして↓


ご家族の支援が望める方はその範囲を把握
そしてある程度のお膳立てがしてあれば
やりたい人が誰でも出来るような
そんな運用形態がいい。

あ、補助金は使えないのかな?

セーフティーネット住宅改修補助なら使えそ〜✨

という事で
お問い合わせ。

なんと、頑張り次第で

ギリ間に合うらしい。

期間は2カ月くらい。
見積もりをとりながら、銀行と交渉しながら
土木事務所と消防と県介護高齢課と住宅政策課
市のなんかそういう関係の部署。

あっちこっちに行ったり来たり。
(もちろん通常勤め人職務は並行)

周りには誰もこの運用を知る者はなく
そもそもまだ融資決定してないし、
もちろん引渡しもまだまだ先w
しかし通す。必ず通す!

その間に数十枚にも及ぶ
補助金の申請書を埋めてゆく。

改修前申請、申請後着工の証拠写真として
撮った日付の新聞を入れて📰
この時の見出しが「志村けん」さんの、
あの訃報・・・忘れ難い。

時代は新型コロナ時代に突入
でも感染症対策上もこの作りならイケる。


リフォーム前


リフォーム図面

なんだかんだで融資も通り
引き渡しの儀も終えて
またもや抵当権や所有権の移転登記も自己作成w

担当の方のパッションに救われて
年度末ギリギリ3/31で
補助金の申請を通させて頂きました🙇‍♂️💦
(正式名称:住宅確保要配慮者専用住宅改修事業)

申請書の束を握りしめてグッタリした。

ギリギリセーフ。
セーフティーネット住宅だけに。。。

着工証拠写真

という事で
進み始めたシェアハウスの方。
また少しずつ書いていきます。

ご興味のある方がおられましたら
どうぞ読んでやってください٩(๑❛ᴗ❛๑)۶

《続く》


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