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『クリエイターのためのSNSブランディングのつくり方@東京』より「Twitter 虎の巻」についてのメモ。

2019年12月7日(土)、HUMANS by Next Commons Lab(原宿)にて開催された、上司ニシグチさんのセミナー『クリエイターのためのSNSブランディングのつくり方@東京』に参加してきました。

今回はその中の一部、クリエイタープロレス から上司タイガー、獣神サンダーマエダーを招いて行われたトークセッション『Twitter 虎の巻』のテーマとトークを追いつつ、私自身の解釈や感じたことを織り交ぜて記述してゆきます。単なるレポートではなく、個人の解釈も色濃いので「こんな感じだったのかな?」とゆるい感じで受け止めていただけましたら幸いです。

っていうか、純粋に登壇者の価値観や考え方に触れたい人は現場に足運んでくれ。くれぐれも、この記事を読んだだけでわかった気にはならないでください。繰り返し言いますが、以下の解釈はかなり個人の解釈が入っています。

『Twitter 虎の巻』 9つの項目と、私の解釈。

以下9つの項目はすべて「トークテーマ(タイトル)→ざっくり説明→意識するべきポイント」という形で記しています。記憶が曖昧な部分や、テキストに起こすにあたって補足した箇所なども含みますのでゆるりんと読んでくださいませ。あと、まあ、無いとは思うのですけれど、もしもご本人様からツッコミが入るようなことがあった場合にはソッコーで修正します。

では行ってみよー。

【1】ツイートの一言一句にこだわれ!

「表現者たるもの、発信の一言一句にまでこだわれ!」というお言葉。文章そのものの読みやすさ・理解のしやすさはもちろんのこと、視覚情報としてのデザインまで徹底的にこだわるべし。以下は登壇者の言葉の他に「この辺りも気をつけた方がいいかな?」という要素をピックアップ。

●読みやすい文章
●理解しやすい言葉
●視覚的に快適な表記
●「てにをは」や誤脱に注意
●表記(かな・カナ・漢字)を検討
●アキや改行など余白を効果的に使う

【2】アイコンの魅せ方をもっと上手くしろ!

「表現者たるもの、アイコンまでデザインせよ!」というお言葉。SNSのアイコンはその人の顔であり、自分を表現するためのスペースである。顔であるアイコンにこだわれないクリエイターはその程度の仕事しかできないと見なされてもやむなし。ここを上手く使えないのはとてももったいない。

●アイコンはあなたの顔である
●顔であるアイコンにこだわれないことの残念感
●アイコン=小さなスペースをデザインするということ
●アイコンで顔が見えるだけで相手に安心感を与えることができる

【3】Twitterを情報収集に使うな!

Twitterには、嘘・真実・良いこと・悪いこと、その他さまざまな情報が混じり転がっている。情報に踊らされることなく、リアルな情報を自分の目で耳で確かめてゆけ。

●Twitterばかりに頼るのは危険
●真偽が定かでない情報も多いため頼るのは危険
●信頼できるキュレーションアプリなどで情報を仕入れるが吉
●情報や人間関係に振り回されて疲弊してしまわないように注意する

【4】フォロワー数に合わせた発信をしろ!

発信するにあたっては、まず知ってもらわないと始まらない。知名度や認知度を上げなければ、どんなに良いことを言ったところで届けたいところへも届かない。届けるには届けるための環境をつくらなければならない。環境をつくるために自身のフォロワー数やリアクションのいいネタを発信してゆくことは大いに有り。アナリティクスの活用・数字を読むことも大事。

●存在を知ってもらわなければなにも始まらない
●声を届けたい場所に届けるためにどうするかを考える
●フォロワーを増やそうとすることはカッコ悪いことじゃない
●フォロワーが1000人を越えたあたりからリアクションが出てくる
●フォロバ狙いで先にフォロワー数を増やしておいて、ある程度の人数になったところで発信を洗練させてゆくという作戦も有り。

【5】ツイートの内容を限りなく前向きにしろ!

「表立ったアカウントでネガティブ発言やクライアントの悪口言うような人に依頼したいとは思わないでしょ?」という話。仕事を依頼する側・ともに制作していく側としては「愚痴られるかもしれない。トラブルになるかもしれない。地雷かもしれない。」という人は避けたいもの。「この人にならお願いできる、お願いしたい!」「ちょっと困ったことが……そうだ、あの人に相談してみよう!」と連絡をもらえるような、安心感を醸すの超大事。

●ネガティブなことは裏アカで
●RTばかりする人も警戒されがち
●過激・挑発的な発言が多い人も警戒されがち
●RT(他者の言葉)だけでなく自分の言葉でしっかり発信

【6】裏表を魅せるサブアカウントをつくれ!

前述の「表でネガティブなことを言わない」に続く話。とはいえ「裏アカ・サブアカならネガティブなことを言ってもいい」と肯定する意味ではない。メインアカウントとサブアカウントで用途やキャラクターを変えるということ。メインアカウントでは見せていない部分をサブアカウントを通して見せることで人間味を表現できる。また、パブリックなニュアンスが薄まることにより、本人・本質に対して興味を持ってくれるファンを把握することができる。モヤモヤするのは誰にだってあること、愚痴を吐きたくなったら表ではなく別の場所で吐き出そう。「裏表を見せる」ではなく「裏表を魅せる」というところがポイント。

●メインとサブの使い分けを徹底する
●キャラクターやジャンルを分けて運用する
●表をいかす・引き立たせるために裏を運用する
●メインとサブで運用することの有用性を意識する
●鍵をかけず運用している場合はひとつの表向きな表現である

【7】覚えやすいアカウント名にしろ!

「SNSって、おしゃんなアカウント名の人もたくさんいるよね!読めないけどね!」読みにくい・何と読むかわからない名前はかなり損をしている。せっかくなら個人の活動や役割に紐付きイメージを膨らませるようなアカウント名がいいね。

●わかりやすさ大事!
●絶対に読めた方がいい!
●名前から人や行動を想像しやすいこと
●自分のキャラクターにマッチした名前に
●文字・視覚情報として接した時の印象を意識
●声に出した(名前を呼んだ)ときの音や響きの印象を意識

【8】ツイートの先にいるターゲットを決めろ!

的がないところへ投げても届かない、仕方ない。自分は誰に対してどんなことを発信するのかを決め、そこへ向けて届くような発信をすることが重要。たとえば「初心者」「中級者」「上級者」あるいは「これから始める人」など。ターゲットによって使う言葉や発信の内容、表現方法など様々なことが変わってくる。実際の自分と乖離が生じてくるとしんどくなるから離れすぎない程度に。キャラクターとして演じてもよし、自然体でもよし、いずれにせよターゲットは設定しよう。

●ターゲットやキャラクターを設定
●運用する中で軌道修正を重ねてよし
●レスポンスを見ながらスタイルを探る
●どのあたりの人に届けたいのかを考える
●実物と乖離がありすぎるとしんどくなるから注意

【9】フォロワー数が多い=スゴイ わけではない!

「偉い人=人格者かというと必ずしもそうじゃないよね」というのと同じ。フォロワー数が多い=人格者というワケでもないし、=支持者が多いというワケでもない。フォロワーが多く、影響力があるスゴい人のように見えても、よくよく見ると胡散臭かったり信用し難い者もいる。世の中には群れることなく素晴らしい活動をしている人だってたくさんいるよ。数字に踊らされず、しっかり見極めること。

●大切なのは人間性!
●フォロワーの数に騙されるな
●見極める目を養うように意識する

さいごに

トークを聞きながらノートに殴り書き、キーワードを拾っては自分で理解しやすい言葉に変換しまとめたものであるので、この記事の通りかと問わればそれは自信がありません。そりゃもうまったくありません。ありませんありません。そんなものありません。微塵もなっ!

ウソ!微塵もないっていう、それは嘘!
って、自身のキャラクター見失い始めたあたりでホイ!

真面目な話、すべてはリアル・ライブの醍醐味。参加したものにしかわからないモノって絶対にある。行動したその先でしか見られないもの、見られない景色がある。セミナーもイベントも、すべてのクリエイティブも。やっぱりライブはいいね。大好き。セミナーだってイベントだってけして一方的ではなく、その時の自分の振る舞いと使い方とでコミュニケーションとしてしっかり機能するのだぜ。交流会だって後に大発展させることができるのだぜ!ってね。そのあたりはまたの機会に。

そしてまた、わたくし、最近の「ネットである程度補完できちゃう」という風潮が嫌いなのです。足運んで、声あげて、言葉交わして、コミュニケーションとってこそ!と思ってる。だから、今回の記事もそれなりに丁寧にまとめつつ肝心なところは言語化していないワケです。登壇者から語られた、所謂ハウツーとかノウハウの類しか書いていない。実際はそこに至るまでの思考・考え方などがもっとも大切だったりしますし。ただ、行間読める人ならある程度アタリはつけられると思う。そういう意味ですんごく意地悪だなと思うのですけれど。

しかしまあ、実際行く気はあったけれどどうしても行けなかったという方もいらっしゃるでしょうし、そこのフォローとシェアはして悪いことじゃないだろうなという判断。なのでおすそ分け程度ですが、記事にしました。クリエイティブに携わる一人でも多くの人のTwitterライフが快適で魅力にあふれたものになりますように!という願いを込めて。

さて、私は次、どんなふうに動こうかなあ。


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