よいチームを自分でつくれたら楽しいじゃん?
bosyu Jobsという転職/採用サービスの開発チームにいる @corocn です。普段は仕様を考えたりコードを書いたり企画を考えたりしています。今日はポエムでも書きます。
bosyuチームがそうなんですが、基本的に開発チームのエンジニアやデザイナーが主体となって採用を進めていくスタイルでやっています。
いわゆる採用が強い会社は、第一線で活躍しているメンバーが採用をしているのが当然になってきていますが、なかなかこういう採用スタイルの会社って増えてこないんですよね。なぜ?
採用って人事や採用担当がやることじゃないの?
こう思ってる人が大半だからですね。Noです。
・・・と今では胸張って言えるんですけど、新卒で入った会社は採用に対しては完全に他人事でした。
人は最初に就職した会社が社会の全てだと思ってしまうようで、人事が採用してくれるから、待っていれば、私のチームに人材が来るのでは・・・と考えていた時期が私にもありました。とても受け身ですね。
その後勤務した会社で、エンジニアとしてエンジニア採用を手伝う機会がありました。最初は採用担当が困っていたので助けなきゃ〜という感覚だけで採用に関わりだしたのですが、気づいたら
「一緒に働く人を自分で探すのは当然では?」
「自分が働きたいと思った人と一緒に働けるの最高では?」
という考え方になっていました。そう考えると、自然と仕事もどんどん楽しくなってきましたね。よいチームをつくるための活動の1つなんですよ採用は。よいチームで働けたら、楽しいじゃないですか?
最近では、現場が採用に協力するのが大事だよ〜という声も聞こえてきますが、協力するんじゃなくて、自分が働きたい人を探すんやで。と声を大にして言いたいなと思います。
でも採用活動って難しいんでしょう?
ただ採用活動ってなんか難しいイメージあるんですよね。前述したような採用は人事がやるんで!を一度見てしまうと、なおさら。
まず、「採用」という言葉を聞くと、多くの人が思い浮かべる主語は「会社」なんですよ。会社が採用する。主語が会社になってしまうケースが多いんです。でも「会社」という人はいなくて、採用活動してるのは、その会社で働いている特定の人なんですよね。
そして、なぜか会社が主語になった瞬間に、やらなくてもいいことが、やらなきゃいけないように思えてきます。
例えば、会社としてやるなら「スカウトを打たなきゃ」とか「採用サイトを綺麗に整えなきゃ」とか「開発ブログ書かなきゃ」とか「構造化面接やるんや」とか。なんか手段の話ばかりでてくるんですよね。全部それなりにやったほうが良さそうに聞こえる。でも本当にそれ必要だっけ?
本来やりたいことはシンプルで、事業を進めることであり、そのために、よいチームを作ることなんですよね。私はこれが基本だと思っています。採用が解にならない場合もあります。
もしこの記事を見て、採用ちょっと手伝ってみようかな?と思った人は、採用を「手伝う」ではなく「よいチームをつくる」という観点で見るようにして、できることからやっていくといいと思います。
例えば、面談・面接に出席させてもらうことからはじめるとか。私は実際にこれからはじめたんですよね。採用しているポジションの本職の人が魅力を語るのが一番説得力があると思って。あと、単純に技術の話するの楽しいですしねw
bosyuの開発チームもそうやって採用を進めて、徐々にチームが大きくなってきたのです。
で、そんな考え方のチームが開発しているのが今のbosyu Jobsになります。ただし現実問題、採用活動って、開発で使うスイッチから、頭のスイッチを切り替えないといけないなーとは思っていたり。これが地味に大変なんですよね。
そのため、個人や小さなチームでも、より機動力を上げて採用に取り組めるように。個人が採用を進められるように、サービスとしてサポートできることを増やしていきたいなあと思っているところでした。
よかったらbosyu Jobs使ってみてくださいね!