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自己肯定感の低かったわたしが、人生を劇的に好転させた方法②

こんにちは!

この記事は、わたし(現在30歳・女性・既婚・ライターやコンサルなどをしているフリーランス)が、自己肯定感が低かった20代前半から、今では「あなたほど自己肯定感が高い人、見たことない!」と言われるほど自己肯定感が高まり、いつも絶対的な安心感を感じながら、自分らしく日々を生きられるようになるまでの簡単なストーリーと、そこにいたるまでの具体的な行動をご紹介するnoteです。
全3本立てになっていますので、よければ最後までお目通しいただければ幸いです。
(このnoteだけ読んでも、内容はわかるようになっています。)

ちなみに、前回の記事はこちらです。

いつか、誰かが幸せを運んでくれると思っていた

自己肯定感が低かった頃のわたしは、ずっと心のどこかで、自分ではない「誰か」や「何か」が、いつかわたしを幸せにしてくれるんだと思っていました。

当時、典型的な恋愛依存症だったのですが、お付き合いする方にはいつも、「もっとわたしのことを大切にしてほしい」「もっと幸せにしてほしい」「もっと愛を注いでほしい」と、求めてばかりでした。

でも、めちゃくちゃワガママだったかといえば、多分そうでもなくて、自己肯定感が低いから、どうしてほしいとか、具体的ことはあんまり言えないんですよね。笑
だから、なんでかわからないけど突然不機嫌になったりとか、急に不安定になって泣き出したりとかしていました。

さらには、表面的には「尽くすタイプ」ではあったんですけど、それは「わたしはこんなに愛してるんだから、あなたもわたしのこと愛してよ!」という、見返りを求めた、偽りの愛情をお相手に押し付けていたのです。
こうやって書いてみても、「あ〜大変だっただろうな〜」と、元カレが不憫になってしまうくらいです。笑

ちなみに、わたしが自分の人生に対して危機感を覚えたのも、元カレとの別れが原因でした。笑
お相手のことがあるので詳しいことはさすがに書けませんが、3人くらい連続で、同じような形の残念な別れ方をしてしまったんですよね。

人を変えても同じことが起こるということは、問題は自分にあるということを突きつけられた気持ちになり、「誰かに求めるのではなく、自分で、ちゃんと自分の人生を立て直すしかないんだ」ということにようやく気づき、誰かに求めるのではなく、「自分で自分を幸せにしよう」と決心したのでした。

自分で自分を幸せにする

これって、最近は結構いろんなところで聞く言葉だと思うんですけれども、「自分を愛する」と同様に、実際に何をすれば良いの?って思いますよね。(わたしは思っていました。)

これに対する今のわたしの考え方はシンプルで、誰かにしてほしいと思うことや、大切な誰かに対して、自分がしてあげたいと思うことを、自分が、自分に対してやってあげる、ということかな、と思っています。

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なので、方法はなんでも良いのですが、ポイントは「なるべく日常的なこと」で自分を幸せにすること。

自分を幸せにすることといえば、「旅行に行く」とか「豪華ディナーを食べる」とか、そういう”ご褒美”的なことを考える方もいるかもしれないんですが、非現実的な幸せって、刺激的だし心踊る反面、刹那的で、「幸せな時」の裏側に、「幸せじゃない時」が生まれてしまうのです。
(旅行に行くのはダメだ、とか、そういうことを言っているわけではないのでご安心くださいね。)

「じゃあ、具体的に何をしたらいいんだろう?」と思われた方のために、今回は、わたしが当時やってみて、効果があったな!と思う6つのことをご紹介します。

全部をやってみていただくのももちろん良いですし、特にピンときたものを一つ選んで、自分の中で深めながらやってみていただけると、そこから見えてくるものがあるかもしれません。

ちなみに、6つとも全然やる気になれない!という時は、心や身体が疲れている可能性が高いので、「自己肯定感の低かったわたしが、人生を劇的に好転させた方法①」を読んでいただき、そちらに書いてあることからやってみてもらえるといいかと思います!
(でも、何もしない自分を受け入れるということも、時には大切だなあと思います。)

1、自分のやりたいこと・欲しいものを100個書き出す

白い紙とペンを用意して、なんでも良いので、思いつく限りのやりたいことや欲しいものをどんどん書いていきます。

「世界一周する」とか「宝くじで10億当てる」とか、突拍子も無いことでも良いし、「トイレットペーパー買う」とか、めちゃくちゃ現実的なことでも良いですし、叶う・叶わないとかは全然考えなくて大丈夫です。

ポイントは、なるべく「一気に100個」書くこと。

その理由は2つ。

①自分の望みを叶えてあげやすくなる
100個の中には、必ず1個や2個は「今すぐ叶えられる望み」というのが出てくると思います。
それこそ、トイレットペーパーを買う、とか、パン屋さんの焼きたてのクロワッサンを食べるとか。
どちらも500円あれば確実に叶うので、実際に買ってあげたらいいですよね。
いつも食べているクロワッサンだったとしても、「自分の望みを叶えてもらえた」というだけで、その充実度・幸福度が増していくのを感じられると思います。

②自分が「本当に望んでいること」が見えてくる
100個となるとどうしても量が多いので、内容がどんどん細分化されたり、具体的になっていったりして、よりリアルなイメージができるようになっていきます。

例えば、「世界一周する」「宝くじで10億円当てる」とかの先で、具体的にどこで、何をしたいのか。そのお金を何に使いたいのか。そういうことを考えるようになって。
そうすると、その中から少しずつ「自分が本当に望んでいること」が見えてくるようになります。

どの国に、誰と行って、そこで何をしたいのか。そこで得たいのは、どんな経験や気持ちなのか?
「未知なることにチャレンジしたい」「家族や友達と楽しい時間が過ごしたい」「心と身体を深くリラックスさせたい」・・・などなど。そういう自分の心の奥にある気持ちに気づいてあげられるのです。

当時のわたしは、そうやって、自分が本当に求めているもの、求めている暮らし、求めている感情に気づくことができるようになって。
そこに向かって一歩でも前に進むことができたら、それだけで心が充足感に満ちていく
のを感じていました。

ちなみに、やりたいことを考えた時に「とりあえず寝たい」とか「遠くに行きたい」とかが出てきて、なかなか前に進めない場合は、少しお疲れが溜まっているかと思いますので、お風呂に入ってゆっくり身体を休める&温めてあげてくださいね。

2、元気になれる、良い気持ちになれる映画を観る

20代前半のわたしの悩みの一つが「趣味がないから、一人の時間を楽しめない」ということでした。自分一人での時間があまりにも退屈で寂しいから、ついつい人を求めてしまっていたんですよね。

そんな時に見つけたのが、「映画鑑賞」という、人生で初めての趣味でした。

当時は経済的な余裕も全くなかったので、最初は、TSU●AYAにいけば旧作100円で借りられるし、確実に2時間くらいは潰れる、コスパ最強の趣味!(笑)くらいの気持ちだったのですが、
1本借りたら、返しに行くついでにまた借りて・・・と、エンドレスに映画を見続ける生活を1年くらい続けて、気づけば年間で100本以上の映画を観ていました。

その中でわかった映画の良いところは、自分とは全く別の価値観・人間性の方の人生を疑似体験できるところ。
自己肯定感が低い時って、どうしても視野が狭くなってしまって、いろんなことに対して「こうじゃないといけない」と勝手に思い込んで、自分を苦しめていたな、と思っていて。

映画を観ていると、人生には無数の選択があって、選択の一つ一つが自分の人生を作っていくんだな。
自分の人生も、これからの選択でどんな風にも変えていけるんだな、と、自然に思えるようになっていったのです。

ちなみに、元気がない時ほど暗い、ヘビーな映画を観たい気持ちになったりするんですが(笑)、そういう時ほど、なるべく明るくて元気になれる映画を選ぶと良いかと思います。

個人的なオススメは、邦画なら、「しあわせのパン」「食堂かたつむり」「阪急電車」「湯を沸かすほどの熱い愛」「横道世之介」「舟を編む」「めがね」「フィッシュストーリー」など。(パッと浮かんだものを適当に並べました。)

洋画なら「きっと、うまくいく」
この映画は本当に、笑えて泣けて元気になれる最強映画です。

3、自分の居心地の良い部屋をつくる

前回の記事でも書いたのですが、わたしが「人生このままじゃダメだ!」と気づいた時に、最初に取り組んだのが家の片付けでした。

なぜ片付けだったかというと、それまでは彼氏の家に住み着くタイプで、独り身になって久しぶりに家に帰ったら、家がとんでもないことになっていたから。笑

その時、とりあえず住める家にしよう・・・ではなく、「もうこうなったら、徹底的にこの家を自分好みの”お城”にしてやるんだ!!!」と決意したのです。
それくらいの気持ちじゃないと、自分に負けてしまいそうだったから。

そして、これからの自分の人生には必要ない!と思ったものを捨てて、そのあとに、

自分が本当にしたい生活ってどんな生活?
どんなものと一緒なら、より幸せを感じれる?

ということを考えながら、一つ一つ家具を揃えていきました。

本当にお金がなくて、いろいろ揃えるのに1年くらいはかかりましたが、そのぶん、一つ一つをとにかく吟味して、何か新しいものを買うたびに、「運命の人をお迎えするような気持ち」になって、どんどん心が満たされていって。

たくさんの「なんとなく」のものに囲まれるのではなく、本当に大切な少しのものと一緒に生きていく。
そういう感覚が、とても幸せだな、と感じたのを覚えていますし、家を整えていくと、自分が元気がない時でも、家に元気をもらえるような気持ちにもなれました。

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▲20代前半の時にわたしが住んでいた部屋です。よくある1Kの古い部屋でしたが、自分にとっては世界で一番のパワースポットでした。

4、食事を大事にする

食事を大切にする、というと、「オーガニックじゃなきゃ・・・」「無添加が・・・」「栄養素は・・・」とか、そういうことをイメージされる方もいるかもしれませんが、わたしが意識していたのは、もっともっとシンプルで単純なことです。

それは、「今、自分が本当に食べたいもの」「心・身体が求めているもの」を食べること。

自分はこれが好きだから、とか、すぐ食べられて楽だから、とか、安いから、とか。そういう頭で考えたことではなくて、自分のお腹と心と相談する気持ちで、その日食べるものを決める。

場合によっては、ちょっとめんどくさいものをリクエストされてしまうこともあるんですけど(笑)、大切な人にリクエストされたと思って、自分で作ったり、足を運んで食べに行ったり。

もちろん、毎日100%リクエスト通りに用意できたわけではないんですけれども、自分が食べるものを大切に扱うことは、それを食べる自分自身を大切に扱うことと直結しているな、と感じていたので、いつもそういう意識は持つようにしていました。

普通にOLをしていたので、忙しい日はスーパーのお惣菜を食べる日もありましたが、ちゃんとお皿に並べてみたり、作ってくれたおばちゃんの顔(知らないけど笑)を想像してみたり。それだけで、あったかい気持ちで食事と向き合うことができるんですよね。

そういう風にしていると、自然な流れで、調味料とかは昔ながらの人の手の込んだ製法のものを使いたいな、と思うようになったので、結果的にオーガニックや無添加のものを揃えていますが、今でも「そうではないといけない」ということは基本的に何もないと思っています。

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▲当時自分の中で流行っていた、「自分おもてなし会」のごはん。笑
自分で作って、自分で食べていましたw

5、身体を動かす(ウォーキング・ヨガ)

物心ついた頃から運動が大の苦手だったわたしですが、心と身体は繋がっている、というのを意識するようになってから、何か運動をした方が良いんだろうな、と思いつつ。

でも、身体に負担がかかりそうなものは難しいし、始めることより続けることが大変だと思っていたので、まずは無理なくできそうな「ウォーキング」をやってみました。
ウォーキングといっても、ほとんど散歩ですけれども。笑

でも、ちょっとでも身体を動かすと、確かに意外と気持ちいい!と思って、その流れで当時流行っていた「ホットヨガ」をはじめてみました。

身体を温めることもできるし、激しい動きはあまりないし(コースにもよるけど)、ゆっくり息を吸って、ゆっくり吐くという「呼吸に意識を向ける」というのがすごく心地よくて、呼吸とともに心が整っていくのを感じました。

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▲ウォーキング用のビブラムの5本指シューズ。形から入ることで、自分を追い込むために購入しました。笑

6、お金の使い方を見直す

ここまで読んでいて、「お金がなかったというわりに、結構いろんなものにお金を使ってない?」と思った人もいるのでは?と思います。
「自己肯定感を上げるのにも、結局お金が必要なんだな」とかね。

逆に、「なんだかひもじい生活してるな〜」と思った方もいるかもしれません。

ちなみに、わたしの当時の会社員としての給与は、確か手取りで17万円くらいで、一人暮らしをしていたのと、月1万円超の奨学金の返済もあったので、金銭的な余裕は本当に全然ありませんでした。
食費にかけられるお金は月2万くらいだったと思いますし、ホットヨガのお金は月8000円で、泣くほど痛い出費だったのを覚えています。笑

余談ですが、わたしは高校3年間のアルバイトで200万円を貯めて、卒業と同時に一人暮らしをはじめ、貯金と、アルバイト代と奨学金を駆使して、家賃や生活費、短大の学費まで、すべて自分でやりくりしていた過去があります。

なので、高校生くらいから、いつも口癖のように「お金がない」と言っていましたし、常にお金に追われて苦しい思いをしていました。
それに、心のどこかで「お金がないうちは本当の幸せにはなれないんだろう」とも思っていました。

社会に出てからも、お金がないことは大きな悩みの一つだったのですが、今振り返ってみると、あの頃お金がなかったのは本当によかったな、と思っていて。

それは、一つ一つの選択に対して、いつも真剣になることができていたから。

たった100円のものを買うときでも、それは、自分の生活や人生を、本当に豊かにしてくれるものなのか?というのを本気で考えることができたし、お金を払ったものに対する「責任感」も人一倍強くなるので、なんとしてでも、そこから感じられるもの・得られるものはすべて吸収しよう!という気持ちになれたのだと思っています。

もちろん、日本社会において、最低限の生活が維持できるお金は必要だと思いますが、それ以降は、お金の多い・少ないよりも、自分のことをよく知り、本当に必要なもの、大切だと思うことを真剣に考えて、自分の生活や人生がより豊かになることに、ちゃんとお金を使えることの方が、「自分を幸せにする」ことに繋がっているように思います。

だから、今お金に困っているという方も、困っていないという方も、今一度自分の出費を見直して、自分の人生を豊かにするお金の使い方ができているか?というのを、見直してみると良いかもしれません。

いま、目の前にある幸せに目を向ける

自己肯定感が低かった頃のわたしは、いつも、自分には「あれもない」「これもない」と、自分に足りないものばかりを数えては、「だからわたしは幸せにはなれないんだ」と思っていました。

でも、実際に自分を自分で幸せにしよう、と思った日から、幸せは日常のいたるところにあって、それを自分が受け取るか、受け取らないかが分かれ道になっている、ということに気づいたのでした。

雨風を凌げる家があることも、毎日を健康に過ごせることも、一緒に働く仲間がいることも、蛇口をひねれば水が出ることさえも、何一つ当たり前なことではなく、自分の知らない、どこかの誰かの努力によって成り立っていること。

当時のわたしは、時々そういうことを紙に書いては、すでに与えられている・受け取っていることや、感謝できることを思い出して、とてもありがたく、満たされた気持ちを感じていました。

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あ、でも、安心してください。心が元気がない時は、こういうのをいくら書き連ねても、逆にどんどんスレていく時もありましたよ。笑
「わたしよりもっと与えられる人もいるし!」とか、「どうせわたしは、まともに感謝もできないやつですよー・・・」とか。そんなことを考えてしまう日もたくさんありました。

そういう時ほど、お風呂に入ったり、丁寧にごはんを食べたり、空の下を歩いたり。できそうなところから、疲れをとったり、自分を自分で幸せにすることを意識してやるようにしていました。

それに、自分が感謝できないその瞬間でさえも、本当はずっと与え続けられているものなので、どこかのタイミングで積み重なったものが溢れて、「ありがたいな」と思える瞬間が、いつも必ずありました。

だから、もし今、「全然そう思えないな・・・」思ったとしても、焦らなくて大丈夫です。
それでも、きっと明るい未来があるんだろうな、と、信じる気持ちだけは、どうか忘れないでいてほしいな、と思います。

次の記事はこちら

今日もまた、長い文章を読んでいただき、ありがとうございました。

続きはこちらです。(次が最後です。)
自分で自分を幸せにできるようになったわたしが抱えていた悩みと、そこから抜け出すまでのストーリーをご紹介しています。



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