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#35 伊坂幸太郎さんの『フーガはユーガ』をネタバレなしでご紹介📖

※本記事は《毎週木曜日19時~》放送中のREC.ラジオの内容を文字起こししたものです🖊

【オープニング】

 みなさん、こんばんは。好きな時間に、好きな場所で、寝転んで読書するクラブ活動、「寝読部」部長のコーギーです。
 普段からTwitterで読んだ本を紹介するツイート、いわゆる読了ツイートをしているのですが、こちらのREC.の方でも読んだ本の紹介を始めました。
 今のところ、毎週木曜日の夜7時に、僕がこれまでに読んだ本をご紹介する10分程度の音声をアップロードしていきます。

 毎回のお話の流れは、
 まず、ご紹介する作品を読もうと思ったきっかけについてお話をします。
 次に、ネタバレなしで内容のご紹介をします。こちらは裏表紙や帯に書かれている紹介文をそのまま読み上げる形をとります。
 そして最後に、僕の感想をこちらもネタバレなしでお話をします。

 今回も一発録りでお届けします。
 嚙んじゃったり、言い間違いとか、お聞き苦しい点が多くなっちゃいますが、その点はどうかご容赦ください。

 先に「寝読部」についてご紹介します。
 僕が部長を務めているTwitter上のクラブ活動、「寝読部」には、寝転んで本を読むのが好きな人であればどなたでも入部できます。
 寝読部の基本的な活動内容は、それぞれの部員さんが、好きな時間に、好きな場所で、寝転んで本を読んで、そのことをハッシュタグ寝読部をつけてツイートするだけ。Twitterで「寝読部」をハッシュタグ検索していただけましたら、部員さんたちのツイートがズラッと出てきますのでどんな感じかわかります。
 入部を希望される方は、僕のTwitterアカウントをフォローして、どれでもいいので、僕の過去のツイートへのリプライで寝読部に入部を希望する旨を知らせてください。そうしましたら、Twitterの寝読部のリストに入れさせていただきます。毎日エゴサしているんですけど、僕が気づいていない様子だったら催促してくださいね。
 ちなみにこの収録をしている時点では、寝読部員さんは部長の僕を入れて総勢197名です。200名までもう少し!ぜひ一緒に寝転んで読書、寝読をしましょう。

★Twitter:


 ここまででお気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、先週あたりから季節性のアレルギーっぽい感じで喉に違和感がありまして、声が出にくいんですよ。
 普段の放送と声が違うのはそういった事情ですので、ちょっとの間ご了承ください。もしも途中で咳込んだりしちゃったらごめんなさいね。


【本日紹介する本】

 それでは、ここから本題です。
 本日ご紹介する作品は、伊坂幸太郎さんの『フーガはユーガ』です。


【読むきっかけ】

 本作を読もうと思った理由は、本作が伊坂幸太郎さんの作品だったからです。伊坂幸太郎さんは僕にとっての安定感抜群な作家さんの一人です。
 Twitterの方を見ていただいている方にもあまり印象はないかもしれませんが、伊坂幸太郎さんはデビュー作である『オーデュボンの祈り』が文庫化されたときから追いかけている作家さんなのです。そこから何年かは伊坂幸太郎さんの文庫新刊が出ると欠かさずに買って読んでいました。
 僕にはですね、諸事情で、と言ってもただ単に勉強に集中していただけなんですけど、4、5年くらい読書をやめていた時期があったので、その間は追いかけるのをやめちゃってたんですが、諸々落ち着いて読書を復活することにしてから、一発目と二発目に読んだのも伊坂幸太郎さんの作品でした。
 それから、読書をやめていた期間に発表された作品もちょろちょろと読んだり、新しい文庫本が出ると読んだりしています。相変わらず安定感抜群ですよね。どの作品を読んでも楽しむことができています。僕はね。


【ネタバレなしの内容紹介】

 そして、この『フーガはユーガ』がどんな作品かといいますと、裏表紙に書かれている紹介文をそのまま読み上げさせていただきます。

~紹介文の読み上げ~

 ということで、本作は、僕にはあまり馴染みがないんですけど、あの「2019年本屋大賞」にもノミネートされた、ある特殊な能力を持つ双子の兄弟の物語です。


【ネタバレなしの感想】

 続きましては、この作品を読んだ僕の感想をネタバレなしでお話しします。
 具体的な内容はもちろん、主人公の双子の兄弟が持つ特殊能力についての説明もここではお話ししません。
 じゃあ何を話すのかというと、本作を読んで僕がもっともすごいと感じたこと、にします。
 本作のすごさ、それは、伏線の張り方と回収の仕方、です。ホントに見事すぎる。もともと伊坂幸太郎さんの作品は伏線回収がうまいと思っていたんですけど、本作ではより強く感じました。
 数々の伏線が張りめぐらされているので、読者はですね、というか僕はですね、伏線だと思われる箇所が出てくる度に反応してしまって、緊張するわけです。ただ、一口に伏線といってもレベル感はまちまちなんですよ。緩急って言うんですか、濃淡って言うんですか、とりあえずふり幅がえげつないです。読んでいる間、自分の感情がずっと動いている感じ。小刻みに動いていて、時折ギュイーンと激しく動く。もう参りました。

 ちなみに、実業之日本社さんから伊坂幸太郎さんの小説が刊行されるのは『砂漠』という作品以来になります。
 さっき触れましたが、僕は一度読書をやめて、5年くらいのインターバルを経て、伊坂幸太郎さんの作品で読書を再開したという経験があるんですけど、実はですね、その再開後一発目に読んだ作品がこの『砂漠』でした。思い入れのある大好きな作品です。
 なんでこんなことを言っているのかというと、『砂漠』を読んだことがある人であれば、今回ご紹介している『フーガはユーガ』、ほんのちょっぴりだけ割増しで楽しむことができるからです。
 ぜひ二つの作品を合わせて読んでみてください。きっととてもいい読書時間を過ごすことができると思います。


【エンディング】

 というわけで、本日ご紹介したのは、伊坂幸太郎さんの『フーガはユーガ』でした。
 それなりの数を読んでいる伊坂幸太郎さんの作品の中でもかなり好みの作品です。僕が読んだ文庫版には作者の伊坂幸太郎さんによる文庫版あとがきが新たに収録されていますので、そちらも含めてチェックしてみてください。

 さて、最後は少しだけご案内です。
 今お聴きいただいているこちらのREC.に、フォロー、いいねをしていただけたらとっても励みになります。
 REC.のいいねは、放送を聴きながら、何回でもできますので、僕への応援を兼ねてポチポチお願いします。これまでのいくつかの放送で、いただいたいいねの数が大爆発しています。本当にありがとうございます。
 たくさんいいねしても、どなたがどれだけいいねしてくださったかは僕にもわかりませんので、どうぞ遠慮なさらず心ゆくまで、いいねの連打をお願いします。

★REC.:


 そして、REC.でお話した本の紹介を文字に起こして投稿するnoteもやってます。こちらはブログみたいなやつですね。
 noteは、毎週木曜日に公開したREC.ラジオのお話を、次の週の水曜日に文字起こしして投稿していきます。文字の方がいいよーという方は毎週水曜日更新のnoteをご覧ください。
 noteも、フォロー、スキをしていただけたらうれしいです。noteのいいね的なやつであるスキは、noteのアカウントお持ちでなくてもできますので、読んだよサインの代わりにポチっとお願いします。

 ちなみに、Twitter、REC.、noteのアカウント名は全部同じにしてありまして、「コーギー・オータ@寝読部部長📖ヾ(:3 」∠ )_」です。
 どのSNSでも、カタカナで「コーギー・オータ」と検索していただけましたら出てくると思います。それぞれフォローしていただけましたら、僕がしっぽ振ってなつきます。

 さて、今回も最後までお聴きいただき、ありがとうございました。次回もまたお聴きいただけたらとってもうれしいです。
 それではみなさん、良い寝読ライフをお過ごしくださいね。
 寝読部部長、コーギーでした。それでは、またねー。


※音声で聴きたい方はこちらから☟

#35 伊坂幸太郎さんの『フーガはユーガ』をネタバレなしでご紹介📖 - REC


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