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思い描いたものが目に見えるものになる瞬間|CORELILYコーポレートサイト撮影

こんにちは、株式会社CORELILY プロジェクト広報担当、Webライターの山田つぐみです。CORELILYのリアルなお仕事やプロジェクトに密着し、その裏側を発信しております。

株式会社CORELILY(コアリリー)のご紹介
「5年後、10年後も選ばれ続ける "らしく"愛されるブランドを作る 」
CORELILYは、クリエイティブの力で課題解決と夢の実現をお手伝いする会社です。
ブランド戦略、クリエイティブ、コミュニケーション設計まで一気通貫で行い、会社の右腕・クリエイティブパートナーとして、ブランドを成長させていくサポートをしています。


メインビジュアルの撮影風景

CORELILYがコーポレートサイトを制作するにあたり、サイトのメインビジュアルやメンバーの撮影を行いました。今回は、撮影にも参加したライター山田が撮影日の様子をレポートいたします。

9/18に公開されたコーポレートサイトはこちら!
https://corelily.co.jp/


「個人」から「チーム」へ。時間をかけたリブランディング


リブランディング最終回の笑顔

遡ること約半年、コーポレートサイト作成の前に、CORELILYは大々的にリブランディングをしていました。リブランディングの一つの目的は、「フリーランスWebデザイナー」として活動をし続けてきた代表・泰道の"個人"から、「各分野のプロフェッショナルを極めるクリエイティブチーム」として認知していただくこと。泰道とデザイナーの木下によるミーティングは、毎週3時間の長丁場!アカデミー(My Brand Design)で配信され、3ヶ月間アカデミー生に見守られながら新生CORELILYは誕生しました。

リブランディングでは、会社として目指していく姿や未来を見つめて、何度も対話を重ねていました。完成したコーポレートサイトの節々から、リブランディングを通して定まった「会社の向かう先」や「クリエイティブへの熱意」「どんな仕事を通して社会貢献したいか」のメッセージを感じ取ることができます。


CORELILYメンバー念願の対面



当日撮影に参加したのは、こちらの7名。「クリエイティブが好き」という共通の気持ちでつながって、和気あいあいとした現場でした。現場に行く仕事では大抵、私が一番歴が浅い事が多いのでドキドキしてしまうのですが、皆さんプロフェッショナルな視点を持ちつつも優しく話しやすい方だったので、楽しみながら仕事に集中できました。

▷フォトグラファー:真央さん
▷プロジェクト撮影:藤田さん
▷プロデューサー :泰道ゆりか
▷ディレクター  :奥村麻衣
▷デザイナー   :木下舞子
▷コーダー    :水穂このみ
▷ライター    :山田つぐみ

実は、長らくWeb上で仕事を一緒にしてきたメンバー同士も、今回が初対面というペアも!私自身も、デザイナー木下(センスの塊)とは半年以上毎週画面越しに顔を合わせていたのですが、撮影日に初めてお会いできて、とても感慨深かったです。

(左から)写真を確認する木下、奥村、山田


撮影のために大阪、名古屋から集まり、感動&興奮タイムがしばらく続きました。遠く離れた所にいてもWeb上で一緒に仕事ができることの素晴らしさを改めて実感し、現代のテクノロジーの発展にも感謝を🙏

通勤圏内で仕事を探すよりも、実はWeb上の方がぴったりの仕事や同僚に出会えることもありますよね…!

荒天を感じさせない、明るい現場と完成写真


「仕事に奮闘して無造作に散らかったデスク」を演出

2023年8月は猛暑の日々…でしたが、この日は珍しく雲行き怪しくちょっと涼しい日でした。撮影途中、いきなり雷がピカッ&ドーン!えっびっくり(笑)メンバー同士で顔を見合わせました。

「せっかくの撮影なのに自然光が入らないのか..」と心配したのですが、完成した写真を見ると、そんな淀んだ天気は全く感じられない華やかで洗練されたビジュアルに。フォトグラファー真央さんが照明器具や部屋の電気を調節してくださり、理想通りの撮影ができたのでした。

部屋の電気は落とし、照明器具で照らしています。

ちなみに、普通のiPhoneで撮ると部屋はこんな明るさ。現場にいるとかなり暗く感じます!

光の違いでガラッと変わる雰囲気

自然光、順光や逆光、ライトの当て方や作り出す雰囲気などの光の扱いはフォトグラファーさんの技術そのもの。撮了後に、真央さんが違う光を試しながら「もう一回こっちでも撮りたい!」と撮り直してみると全く違った雰囲気に。左右の写真で与える印象が大きく変わっていてびっくりしました。

1mmへのこだわりが、ときめきを作る


泰道著書の撮影

思い描いたものが、目の前に作られていく過程はとても面白いものでした。何もなかった机の上が、みるみるおしゃれな撮影現場に変わっていきます。

今回メンバーそれぞれがクリエイティブの奥深さを再確認したはず。その中で、私が気づいたことは2つあります。

イメージ通りに現場が作られていく感動


小物の微調整を重ねる泰道と木下

初めに感じた感動は、泰道と木下が、小物を配置させてイメージ通りの風景を作っていったこと。撮影した写真を見ながら更に微調整を重ねていき、「まさにラフ案が形になった!」と盛り上がりました。


撮影資料の一部

ラフ案を作成した木下が、前職でメーカーの商品企画とデザインをしていた経験を活かしながら、黙々とセッティングをしていきます。その場で写真を泰道と木下が確認して、違うパターンを試しながら、二人の感性で撮影を進めていきます。

例えば左上の書籍「Web集客」の画像は、2つ前の写真の元となった資料です。「スモールビジネス感を出す」「ペンや文具などを配置」と記載の通り、付箋に文字を書いて貼ったり、ペンを足したり、分度器の角度を変えたりして理想のイメージに近づけていきました。

撮影、確認、調整の繰り返し。周りは静かに見守りつつ、花の処理をしたり、次に使う小物を移動させたりと、それぞれができることを見つけて動いていました。

ラフ案(木下作成)と撮影した写真

左下のラフ案を元に撮影したものが右下の写真となります。まさにアイデアを実際の目に見える姿や形に、具象化しています。

完全に再現したら完璧!というわけではない、現物が放つ空気感


あーでもないこーでもない中の木下

イメージしたものが形になる面白さとは逆に、「ラフ案通りが正解」とはならないのもまた、クリエイティブの面白さだと感じました。サイトのトップに使っているメインビジュアルは特に、使った小物も多く微調整の連続。

全くのラフ案通りに配置しても「なんか違う」という違和感が続きます。「そりゃあ物の大きさとか色とか完全一致じゃないからでしょ」という声が聞こえてきそうですが、それとは少し違う気がします。

メインビジュアルのラフ案

それぞれの小物たちが持つ雰囲気や性格が、少しずつ与える印象を変えるからなのだと思います。例えば、ラフ案では右下に「配色カード」を少し見せる予定でしたが、実際やってみると木下的にはしっくりこない様子。またここもセンスが左右するのですが、私からすると、「しっくりこない」かどうかがそもそもわからない…!(全部良く見えてしまう。)泰道と木下が
付けたり外したり、試行錯誤して創造し、形になっていきました。

簡単に言葉では言い表せない微妙な違いが、人に与える印象を決めているということ。そして、クリエイティブとはその違いにとにかくこだわることだと感じました。クリエイティブ、奥深いですね。


最後に個人写真をパシャリ


キリッとかっこいい奥村

コーポレートサイトでは、”お客様に制作メンバーのことを知っていただきたい”と思い、メンバー紹介を載せております。実際にお客様とやりとりするメンバーのことを事前に知ってもらえた方が、安心感や信頼感を持っていただけると思っております。

フォトグラファー真央さんが、「今のとっても素敵!」「今度は少しキリッとした雰囲気で^^」と話しかけながら自然な表情を引き出してくださったので、リラックスした雰囲気で撮影が進みました。

CORELILYメンバーとの撮影日を通して



相変わらずデザイナー木下はセンスの塊でした。何もないテーブルの上に、ささっと手を動かして小物をセッティングしていくと、「そうそう、おしゃれな宣材写真ってこんな感じだよね」という景色に。ただ、「ささっと」に見える裏にはたくさん考えて色々試して準備されてきたそう。これまでのお仕事を拝見していた時も、1つの提案に対するアイデアの深さ、緻密さがとてつもない方。クリエイティブに対して静かに燃えている人だと私は思っています。

奥村は明るくて安心感があって今回のコーポレートサイトの頼れるディレクター。初対面の瞬間、「絶対仕事できる人だ!」と漠然と思いました。やり取りを拝見しても、圧倒的な経験値と相談しやすい快活な人柄舵取り上手な信頼感が抜群で、その存在にたくさんの方が助けられています。

コーダーの水穂は癒しの雰囲気満載ですが、バリバリのコーダー兼エンジニアです。水穂が書いた撮影レポートの記事には、「自分はクリエティブなのか?」という記載があるのですが、私は間違いなくクリエティブだ!と感じています。なぜなら、デザイナーが作ったデザインをWeb上で見える形に落とし込む作業には、デザインの意図を理解し、人に届く形に再度表現するセンスが必要だからです。(例えばゴッホの絵を見ながら描いたとして、絵を理解するセンスと描く技術が両方ないと模倣はできない、みたいなイメージ)


その日、代表の泰道からは「結局最後はセンスなんだな」と感じさせられました。限りある時間の中で「これがいい」「なんか違う」を判断するのは、プロデューサーであって、その感性やセンスを信じてクライアントさんは依頼をしてくださるからです。そして、泰道の発信や仕事への姿勢を見ていると、センスとは元々持ち合わせているものもあるけれど、「クリエティブを楽しみながら磨いていくことができる」と教えられます。

また、プロデューサーとしてのセンスは、チーム作りにも関わります。スキルと人柄を兼ね備えた素敵なクリエイティブチームに直接会えたことで、改めて泰道の人脈や人を惹きつける魅力を実感しました。

今回のサイトには、そんなメンバー達のプロフェッショナルな仕事ぶりが詰まっていているので、ぜひご覧ください。

配達業者さんに嫌な顔をされながらも届けてもらったお花。笑

かくいう山田は何をしていたかというと、タイミング悪く再配達になってしまったお花をなんとか撮影時間に間に合わせるよう配達業者に鬼電したり、バレエ経験を活かしてメインビジュアルにハンドモデルとして使っていただきました。(多少でも役に立てて良かったです。)

最後に


(左から)奥村、木下、泰道、水穂、山田、真央さん

とにかくクリエイティブにどっぷり浸かった撮影に参加できたこと、プロフェッショナルな皆さんとご一緒できたことが何より嬉しい時間でした。コーポレートサイトの中には、今回撮影した写真がたくさん使われていますので、ぜひご覧になりながら、撮影の背景を思い描いてもらえると嬉しいです。

最後に、CORELILYは、クリエイティブの力で課題解決と夢の実現をお手伝いする会社です。このレポートが、CORELILYのメンバーと夢へ伴走したいと感じるきっかけになれば幸いです。また、一緒にチームを盛り上げてくれるメンバーの応募もお待ちしております。


My Brand Designアカデミーでは、CORELILYのリブランディングからコーポレートサイト制作の過程と裏側を全て公開してきましたが、アカデミー生にとても喜んでいただける企画となりました^^

また10月から、新たなプロジェクトが始動!新生CORELILYとしてこれからもたくさんチャレンジしていきますので、是非楽しみにしていてください^^




取材・執筆:山田つぐみ (tsugumi_writer)

#フリーランス #デザイナー #プロジェクト #プロデューサー #ブランディング #ブランドプロデュース


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